二日目の宿は長良川温泉のホテルでした。
長良川温泉、実は去年も行ってます。
前回は老舗の鵜匠の宿(旅館)に泊まったのですが、今回は大きなホテルでした。
着いて直ぐにお風呂(大浴場)に入ったのですが、長良川温泉、茶色の湯色の筈なのに普通のお湯っぽい。
本当に温泉? と疑ってしまった(前回の宿は茶色かった)。
温泉でサッパリしたところで夕食です。
連れて行かれたお部屋。
薬膳料理で、料理人の方が前で一つ一つ効能を解説してくれました。
箱入り御膳です。
薬膳スープ
水物
一つ一つの材料を取り上げ、薬膳としての説明を受けましたが覚えられる筈もありません。
献立表の一部です。
また、当然のこととして、一度このような料理を食べたからといって体の調子が直ぐに良くなるわけでもないとのこと。
こういう料理もあると納得しました。
お味も良かったです。
食後の予定は屋形船に乗って長良川で鵜飼いの見学でした。
ところがツアー参加者7名中4名がキャンセルすると言いだしました。
理由は天気で、雨が降り、雷が鳴りだしたのでした。
テレビの天気予報では竜巻の注意報も出てました。
それと長良川の鵜飼い、数日前に座礁事故を起こして怪我人が出ていたからです。
私は鍾乳洞に入れなかったし、去年は川岸からの見学だったし、参加することにしました。
ホテル前からタクシーに乗って屋形船の船着場まで行ったのですが天気は悪化する一方。
雷で何度も夜空が白くなります。
私、雷に打たれて今日を最後に死ぬのかなと思ったりもして。
雷があまりにも酷いので、鵜飼い見学は中止になるのではと思ったのですが中止にはならず、屋形船に乗り込みました。
屋形船は20人乗りなのですがツアーの貸し切りで添乗員さんを入れて客は4人。
(元々このツアーは定員14名だったのが7名で催行されてました。)
余裕あり過ぎ。船が軽すぎて、それはそれで恐い。
実際、船頭さんをはじめスタッフの人達は互いに注意し合い、鋭い声を投げ合ってかなりの緊張状態。
船頭さん曰く、屋形船は屋根のある構造上風に弱い。
(先日の事故も突風にあおられての事だったらしい。)
普段は鵜飼の舟と並行させて見学するのですが、今日は風が強いので屋形船は一箇所に係留させて、その替わり鵜飼いの舟を近くで走らせて見学してもらうとのことでした。
見ていると、係留も、もう一艘の屋形船との間に小さな舟を挟み、3艘の舟をくくりつけて転覆しないようにしてました。
その間も雷は鳴り続け、強風が吹いている・・。
その様子を見てて、私は長良川で溺れ死ぬのかなって思いました。
一応、救命着の付け方を聞いたりしました。
そうこうしているうちに鵜飼いの始まりです。
鵜匠さん達はさすがにプロで、雷も風も気にせずお仕事してました。
鵜飼いの間、船頭さんが長良川の鵜飼いについて説明してくれました。
長良川の鵜飼いでは女性の鵜匠はいないんだそうです。
それは長良川の鵜飼いが宮内庁の式部職鵜匠という役職だからで、鵜匠になれるのは特定の家だけなんだそうです。
それも直系男子しか鵜匠になれないとのこと。
私が去年泊まった鵜匠の宿では東大を出て鵜匠をされているらしい。
跡継ぎ確保のため女の子ばかり3人産んで4人目でやっと男の子が生まれた家もあるらしいです。
ほとんど天皇家のようなこだわりですが、そんなんでよく1300年続いたなと思います。
直系男子の伝統がいつまで続くか分からないけれど、今のところそうなんだそうです。
鵜飼いが終わった頃から雨脚が激しくなり、船着場からタクシーに乗り込むまで、また恐い思いをしました。
というのも、私が持っていた傘は先端が金属製で、雷が鳴っている間差すにはちょっと恐い。
かといって傘を差さないでいられる状況でもない。
最後の最後まで自分の命の心配をしなくてはなりませんでした。
しかしそれも良い思い出として長良川の夜は更けたのでした。
長良川温泉、実は去年も行ってます。
前回は老舗の鵜匠の宿(旅館)に泊まったのですが、今回は大きなホテルでした。
着いて直ぐにお風呂(大浴場)に入ったのですが、長良川温泉、茶色の湯色の筈なのに普通のお湯っぽい。
本当に温泉? と疑ってしまった(前回の宿は茶色かった)。
温泉でサッパリしたところで夕食です。
連れて行かれたお部屋。
薬膳料理で、料理人の方が前で一つ一つ効能を解説してくれました。
箱入り御膳です。
薬膳スープ
水物
一つ一つの材料を取り上げ、薬膳としての説明を受けましたが覚えられる筈もありません。
献立表の一部です。
また、当然のこととして、一度このような料理を食べたからといって体の調子が直ぐに良くなるわけでもないとのこと。
こういう料理もあると納得しました。
お味も良かったです。
食後の予定は屋形船に乗って長良川で鵜飼いの見学でした。
ところがツアー参加者7名中4名がキャンセルすると言いだしました。
理由は天気で、雨が降り、雷が鳴りだしたのでした。
テレビの天気予報では竜巻の注意報も出てました。
それと長良川の鵜飼い、数日前に座礁事故を起こして怪我人が出ていたからです。
私は鍾乳洞に入れなかったし、去年は川岸からの見学だったし、参加することにしました。
ホテル前からタクシーに乗って屋形船の船着場まで行ったのですが天気は悪化する一方。
雷で何度も夜空が白くなります。
私、雷に打たれて今日を最後に死ぬのかなと思ったりもして。
雷があまりにも酷いので、鵜飼い見学は中止になるのではと思ったのですが中止にはならず、屋形船に乗り込みました。
屋形船は20人乗りなのですがツアーの貸し切りで添乗員さんを入れて客は4人。
(元々このツアーは定員14名だったのが7名で催行されてました。)
余裕あり過ぎ。船が軽すぎて、それはそれで恐い。
実際、船頭さんをはじめスタッフの人達は互いに注意し合い、鋭い声を投げ合ってかなりの緊張状態。
船頭さん曰く、屋形船は屋根のある構造上風に弱い。
(先日の事故も突風にあおられての事だったらしい。)
普段は鵜飼の舟と並行させて見学するのですが、今日は風が強いので屋形船は一箇所に係留させて、その替わり鵜飼いの舟を近くで走らせて見学してもらうとのことでした。
見ていると、係留も、もう一艘の屋形船との間に小さな舟を挟み、3艘の舟をくくりつけて転覆しないようにしてました。
その間も雷は鳴り続け、強風が吹いている・・。
その様子を見てて、私は長良川で溺れ死ぬのかなって思いました。
一応、救命着の付け方を聞いたりしました。
そうこうしているうちに鵜飼いの始まりです。
鵜匠さん達はさすがにプロで、雷も風も気にせずお仕事してました。
鵜飼いの間、船頭さんが長良川の鵜飼いについて説明してくれました。
長良川の鵜飼いでは女性の鵜匠はいないんだそうです。
それは長良川の鵜飼いが宮内庁の式部職鵜匠という役職だからで、鵜匠になれるのは特定の家だけなんだそうです。
それも直系男子しか鵜匠になれないとのこと。
私が去年泊まった鵜匠の宿では東大を出て鵜匠をされているらしい。
跡継ぎ確保のため女の子ばかり3人産んで4人目でやっと男の子が生まれた家もあるらしいです。
ほとんど天皇家のようなこだわりですが、そんなんでよく1300年続いたなと思います。
直系男子の伝統がいつまで続くか分からないけれど、今のところそうなんだそうです。
鵜飼いが終わった頃から雨脚が激しくなり、船着場からタクシーに乗り込むまで、また恐い思いをしました。
というのも、私が持っていた傘は先端が金属製で、雷が鳴っている間差すにはちょっと恐い。
かといって傘を差さないでいられる状況でもない。
最後の最後まで自分の命の心配をしなくてはなりませんでした。
しかしそれも良い思い出として長良川の夜は更けたのでした。