緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

日々の発見と思いのあれこれなど

暇で病院通い? 亜鉛と鉄の不足が判明‼

2020年04月07日 | 健康
いくら暇でも、今、病院に行ってはダメでしょと言われそうですが、予約が入っていた歯医者や、少し前に受診していた内科での血液検査の結果を聞きに行くためでした。
もう一つは緑内障の薬が切れそうなので眼科受診。
暇でなくても行かなくちゃね。
どの病院も患者さんは少なかったです。

今回、書くのは内科での血液検査の結果です。
血液検査して貰ったのは初めて行った小さなクリニックでした。
医師はアラフォーの可愛い感じの小柄な女医さんで、患者(私)の話をブラインドタッチでパソコンに入力しながら「ふんふん」と相槌を打って熱心に聞いてくれました。
受診は頭痛とめまいが主訴でしたが、先生からは「甲状腺に問題があるのかも」と言われて、詳しい血液検査がなされていたのです。

血液を採取する時、看護師さんに「たくさん血を採りますよ」と言われました。
血液採取は今まで何度となく経験がありましたが、そんな言われ方をされたことがなかったのでちょっとビックリ。
実際、通常の健康診断ではしない検査までしてもらったのです。

で、血液検査の結果ですが、思いもよらないことが分かりました。
甲状腺は問題なしで、血清亜鉛の値が低く、要するに私は亜鉛欠乏症だったのです。
もう一つ、鉄欠乏症でもありました。

道理で、いつもしんどくて不調だったわけです。
今まであちこち不調はあってもいつもの事だし、あまり気にしないようにしていたのですが、これはちょっと新展開です。

たとえば鉄欠乏症と言われても、今までの検診で血液のヘモグロビン値は問題ありませんでした。
ですから『どういうこと?』って感じでしたが、ヘモグロビン値だけでは分からない隠れた鉄欠乏症があり、それが私でした。

それが分かったのはフェリチンと呼ばれる体内の鉄貯蔵量を反映した蛋白質の検査結果からでした。
私はフェリチンの値が低かったのです。
ヘモグロビン値が普通でフェリチン値が低いということは、例えていえば、お財布にお金は普通に入っているけれど、銀行に預金はほとんどない状態らしいです。

言うまでもないことですが、鉄欠乏症は色んな症状を引き起こします。
私も色々と思い当たるのですが、まあ不定愁訴みたいなものが多いです。詳しくはこちらのサイト。⇒ここ

もう一つの亜鉛欠乏症は味覚障害を引き起こすと聞いたことがありますが、私には味覚障害はありません。
それでも、かなり色んな症状を引き起こします。詳しくはこちらのサイト⇒ここ

私も色々と思い当たることはあります。

鉄欠乏症も亜鉛欠乏症も症状が多彩で、症状からだけでは亜鉛や鉄が原因か絞り込めず、まったく別の病気とみなされることもあるようです。
当然のことながら、原因が分かれば正しい治療によって劇的に治ってしまうこともあるらしいです。
不調が良くなるのなら私も大いに期待したいです。

先生は食事で治すか薬で治すか、それともその両方で治すか、私に聞きました。
私は両輪でと答えました。
というわけで、薬を処方してもらい、次回、食事指導の予約を入れました。

にしても、私は鉄欠乏や亜鉛欠乏を引き起こすような酷い食生活ではないと思うのですが・・・。
それに、調べてみると鉄欠乏症や亜鉛欠乏症に罹っている人はとても多いらしいのです。
ならばなぜ通常の健康診断にフェリチンや血清亜鉛の検査を入れていないのでしょうか。

いずれにしても亜鉛欠乏症も鉄欠乏症も免疫に深く関わっているみたいです。
今、薬を飲んで治しておくのは新型コロナウイルス対策にもなりそうです。



最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
血液検査 (nana)
2020-04-08 07:58:47
そういえば知人も血液検査で同じようなことを言われてお薬を飲んでいると聞きました。
鉄分不足は以前からでしたが、亜鉛も不足しているとのこと。
フェリチンのことも仰っていました。
なので一緒に食事をした時、牡蠣を注文していました。
きちんとされた方で食事にも気をつけておられるように見受けられました。
その後は、お会いする機会がありませんが、お変わりないようです。
わたしはその検査を受けた事がありませんが調べてみたら自分も。。。という事もあるかもしれません。
いずれにしても、免疫力を高めておくことはウイルス対策にもなりますね。
返信する
Unknown (kebaneco )
2020-04-08 11:53:25
そんなことがあるんですね〜

血液検査といえば、、、
主人の悪玉コレステロール、少しは下がっていました。
食事が結果を出すのは時間がかかるのと、
善玉コレステロール値が低いので
主人は食事と薬の二本立てとなりました。
今日から飲んでます。

結果を知って、専門家と相談しつつ、
自分の体質や病気と付き合っていくしかないんですよね。
返信する
加齢で片付けられがち (pukariko)
2020-04-08 12:46:41
こんにちは。
参考になりました。
亜鉛と鉄、血液検査で異常が無くても不足している場合があるのですね。
身体は必ずサインを出しているはずですが、
加齢のせい、で医者も患者も片付けがちですよね。

>通常の健康診断にフェリチンや血清亜鉛の検査を入れていないのでしょうか。

自治体の特定検診などは、
検査の目的を生活習慣病予防に絞っているからではないでしょうかね。
検査項目を増やすと採血の量も検査時間も増えるでしょうし。
私が受けている整形外科での血液検査の結果を見てみました。
そりゃもう細かい項目が並んでいるのですが、
カリウムや有機燐というのはあっても
フェリチンや血清亜鉛という項目はありませんでした。
目的次第で項目は違ってくるのでしょう。
返信する
血液検査 (しまそだち)
2020-04-08 20:34:43
レトルト食品やジャンクフードばかりとっていると亜鉛が 不足すると聞きました
みどりさんは しっかり管理出来ていると思うのですのに

フェリチンってワードも初めて知るほど
無頓着でした

自分の体質で 吸収が苦手なの物もあるのでしょうね

チクリと耳の痛い話題でした
務めを辞めてから 殆ど検査してないもので



返信する
nana様 (みどり)
2020-04-08 21:54:23
お友達も同じだったのですか。
私も自分がまさかと思いました。
検診は毎年受けており、問題はなかったからです。
でも見つかって良かったのかもしれません。
治療で自分の体調がどのように変わるか、それはそれで楽しみです。
返信する
kebaneko様 (みどり)
2020-04-08 22:02:34
私もビックリでした。
医師は熱心な方で、真剣に向き合ってくれます。
内科と糖尿内科が専門なのですが、健康相談全般にも乗ってくれます。
次回の食事指導のために、食事内容を持って行く予定です。
私も食事だけではちゃんと治るか不安なので、薬と両輪です。
kebaさんのご主人も上手くいくと良いですね。
返信する
pukariko様 (みどり)
2020-04-08 22:12:37
いわゆる市民健診的な健康診断は、正常だからといって過信してはならないのでしょうね。
確かに生活習慣病予防が目的化してるところがあります。
女性の場合、多少の不調があっても、やれ更年期障害だ、やれ加齢だと片づけがちですが、こんな病気が隠れていたなんて。
思い当たること多々あるのです。
鉄や亜鉛の欠乏では直接的に死ぬようなことはないみたいですが、いわゆる生活の質(QOL)という面では大きく作用します。
判明して良かったと思います。
返信する
しまそだち様 (みどり)
2020-04-08 22:25:33
そうですね。
ジャンクフードは全く食べません。
レトルト食品はたまに利用します。
亜鉛の多い牛肉はあまり食べず主に豚肉ばかり。
でも同じものを食べていても亜鉛欠乏症になる人もいるし何ともない人もいる。
やはり亜鉛を吸収しにくい体質もあるのかもしれません。
鉄も同様。
どちらも通常の市民健診のような検査では分からない病気だというのも怖い。
血はたくさん採られたけど判明して良かったです。

返信する
牛肉 (しまそだち)
2020-04-09 16:04:19
実家の母も妹も 血液の状態が 良くないって言われたそうです
献血出来ないって
なるほど、 牛肉
実家では 牛肉余り食べなかった

母は今は 牛肉の必要を知ったらしく食べるようになりました (元気 元気)

ただね 好き嫌いが酷くて 肉も魚も 食べなかった姑が、「どっこも悪い所が無い」といわれて 102歳まで生きたのが、大きな謎です

体質が 変だったのかな ??
返信する
しまそだち様 (みどり)
2020-04-09 21:31:36
ネットで調べたところ、牛肉は亜鉛不足に良いのです。
もっと良いのは牡蛎とかレバーとか。
いずれも食べていませんね。
同居の兄が牡蛎嫌いですし、レバーは全く口をつけませんから。
牛肉は高価だからたまにしか買いません。

お母様も妹さんもヘモグロビン値が低かったのかな。
鉄が含まれている食べ物というと、やはりレバーですね。

私は次回の受診で食事指導を受けますので、私の状態に合わせた食事について詳しく聞こうと思います。

返信する

コメントを投稿