天燈茶房 TENDANCAFE

さあ、皆さん どうぞこちらへ!いろんなタバコが取り揃えてあります。
どれからなりとおためしください

ご隠居もぐさん

2008-10-18 | ねことか
最近、実家の居間の一角を自分専用の昼寝スペースに決め込んだご隠居ねこのもぐさん。
タオルも敷いてもらって、いつも同じ場所で居睡り。




顔面に接近した携帯電話のカメラに気がついて飛び起きる。
「なんだなんだ!?」


こちらを凝視してから、やれやれとまた寝てしまうもぐじいさんでした。
そろそろ冬毛に生え変わり始めてるのかな、ちょっと毛並みがよくなってきたね。

秋の京都・オトナの修学旅行その4 古都ミステリー幻の六条通と屋根つき東本願寺

2008-10-18 | 旅行
巨大卵焼きの乗った鰻丼を堪能してから、腹ごなしに京都駅まで歩いて行くことにしました。

繁華街の四条通から四条烏丸の交差点を通り、室町通を京都駅目指し南下。
このまま歩けば、何キロくらいあるのか知らないが京都駅近くに着く筈。それにしても今日はよく歩くなー。

並んで歩くmogmogから「ミーちゃん、幻の六条通のことを天燈茶房に書けば?」と言われた。
「六条通?なにそれ」
「京都には一条、二条、三条って順番に通りがあるじゃない。でも何故か六条通だけは人に知られてなくて、六条通は無いと思ってる人もいるのよね。それで『幻の六条通』って呼ばれてるのよ」
ふーん、京都版の都市伝説か何かかな?まあ、せっかくだからネタ収集に行ってみるか。

今、四条通から南に向かってるから、どうしたって五条、六条と交差して「幻の六条通」に行き当たる筈。しかし…
「あれ?東本願寺の裏口に行き当たっちゃったぞ?六条通なんてあったか?」
「途中でいくつか通りを越えてきたけど、気が付かなかったね。」
まさか、本当に行けども辿り着けない幻の通りなのか、六条通は…?


烏丸通に出て北の方に戻ると、ようやく「六条通り」の標識が出ているのを発見。
「なーんだ、ちゃんとあるじゃないの六条通。」


これが「幻の六条通」です。
大通りの四条通や五条通に比べたら小さくて目立たない路地だから、いつの間にか忘れ去られて「幻の六条通」になっちゃったのかもね。



帰宅してからちょっとネットで調べてみたら、六条通は駅やバス停がある訳でもないし有名な寺社もなくて影が薄く、それに道幅がとても狭い上に距離も短くて、地図などでも六条通の名称記載を省略していたりする場合もあるので、いつの間にか忘れられて「幻の六条通」などと揶揄されるようになったのではないか、という事が解かった。
…しかし、それらとは別に気になることがあるのだ。
鴨川の六条河原。
古くから刑場として知られ、幾多の敗軍之将が斬首された場所だが、それ故に京都では「六条」は縁起が良くないとされ忌避されているというのだ。
通りの名前が縁起が悪い「六条」なので、敢えて目に触れないようにしてきたという事情もあるのではないだろうか。
まああくまで僕の想像ですけどね。それに、六条河原自体は六条通とは全然関係ない場所にあるみたいだし。


六条通から烏丸通を少し下ると、東本願寺。
本殿は改修中なのか、巨大な屋根が掛けられていてまるでロケットの整備組立棟かアリーナのような外観になっている。
さっき裏口に出てしまったけど、東本願寺の社宅(…いや、寺宅か?)のアパートまであった。袈裟を着た坊さん達が朝な夕なぞろぞろ出勤したり帰宅したりするんだろうか、壮観だろうな。。。
「凄いね。大企業の本社ビルみたいじゃない」
「う~む、宗教法人はお金持ってそうだしなぁ」などと不謹慎なことを口喋りながら我々非善男非善女は無事、平安神宮から京都駅まで踏破したのでした!

さて、そろそろ陽も傾いてきたし…最後に京都タワーに登ってみようかな

GOSAT、その名は「いぶき」

2008-10-18 | 宇宙
温室効果ガス観測技術衛星(GOSAT) 「いぶき」 画像提供:JAXA

「いぶき」と最初に聞いて、東海道本線の列車に乗って米原付近を走行しているときに見える峻険な山影が浮かんだけど、それは「伊吹」。
これは地球の息吹を見つめる宇宙船です。
「いぶき」、なかなかいい名前じゃないか。

温室効果ガス観測技術衛星(GOSAT)の愛称募集結果について(JAXAプレスリリース)

それにしても…「あ~あ、今回も名付け親になれなかった!」
新しい衛星が産まれる度に愛称募集キャンペーンに応募したり、愛称を公募していなかった宇宙研の科学衛星にも的川先生の「YMコラム」宛てに勝手に愛称候補作を送らせてもらったりと地道に「命名工作活動」をしてきたけど、今尚命名の実績ゼロ…

僕はどうも毎回大上段に構えて、大仰で荘厳過ぎる名前を考える傾向があるから、そのせいかな?
そう思って今回は明るく爽やかな名前を考えたんだけどね…
「飛べなかったね、僕の温室効果ガス観測技術衛星『おおぞら』君…」
(※10/25補足:「おおぞら」の名前は1984年に内之浦から打ち上げられた宇宙研の中層大気観測衛星の愛称として既に使われていました。ごんざぶろうさんから教えて頂きました、ありがとうございます。)

まあ、「いぶき」はセンスも良くていい名前だと思うから、僕も納得しました。やっぱり、選ばれるべくして選ばれた愛称という感じですね。

選定愛称提案者は抽選で種子島宇宙センターでの「いぶき」の打上げにペアでご招待か。うう、羨ましい。。。
それにしても、もうすぐ打ち上げなんだよね、今年は種子島からの夏のロケットがなかったから、久し振りのH-IIAの打ち上げだ。
見に行きたいな、行かないとな、種子島に!