今日(平成22年2月28日)、東海道山陽新幹線の500系のぞみが引退します。
平成9年に当時世界最速の時速300キロでの営業運転をもって衝撃のデビューを果たし、ギネスブックにもその名を刻んだ500系。
その驚異的な走行性能のみならず、未来的なデザインでも多くの人々を魅了した500系。
しかし、何事にも経済効率を最優先する現代社会においてはその「速く走ること」のみを追求して生まれた身体が、かえって仇となってしまったようです。
経済性を究極まで高めた次世代の新幹線たちに道を譲り、
今日、この孤高の怪物マシンは静かに、13年間に渡ってひたすら全力疾走し続けた身体を休めます。
最後の500系のぞみとなった「のぞみ29」号は、つい先程12:30に東京駅を発車、終着駅博多を目指し東海道新幹線区間をファイナルランしている筈です。
二度と見ることの無い東海道の風景、富士山を仰ぎ見ながら、思う存分その持てる力を発揮して、もう走ることの無い鉄路を驀進していることでしょう。
お疲れ様、500系。
僕も500系が大好きです。
僕の最後の乗車は今年のお正月休み、新大阪から乗車した「のぞみ29」号でした。(上写真)
初めて乗ったのは確か、デビュー1年後頃だったかなぁ…夕方に博多駅から乗車して、「はやぶさと比べて、何て速いんだ!」と驚嘆したのを憶えています。
それ以来、新幹線に乗る機会があればいつも、可能な限り500系のぞみを選んで乗車してきました。
500系の走行速度が時速300キロに到達すると、その事を告げる案内放送と電光表示がなされ、車内は一種独特の緊張感と興奮に包まれていました。
航空機の機長アナウンスさながらに、運転士さんの挨拶が車内放送されていたのはカッコよかったなぁ!
本当に、「乗って楽しい」新幹線でした。
今後、500系は編成を縮めて山陽新幹線の「こだま」として活躍を続けます。
もう最高速度時速300キロを出すことはないそうですが、来年以降は九州直通の「さくら」とすれ違ったり、博多駅の新幹線ホームで800系「つばめ」と顔を合わせる機会もあることでしょう。
これからも、「日本一カッコいい新幹線」として走り続ける500系。
また、乗りに、会いに行くからね!
平成9年に当時世界最速の時速300キロでの営業運転をもって衝撃のデビューを果たし、ギネスブックにもその名を刻んだ500系。
その驚異的な走行性能のみならず、未来的なデザインでも多くの人々を魅了した500系。
しかし、何事にも経済効率を最優先する現代社会においてはその「速く走ること」のみを追求して生まれた身体が、かえって仇となってしまったようです。
経済性を究極まで高めた次世代の新幹線たちに道を譲り、
今日、この孤高の怪物マシンは静かに、13年間に渡ってひたすら全力疾走し続けた身体を休めます。
最後の500系のぞみとなった「のぞみ29」号は、つい先程12:30に東京駅を発車、終着駅博多を目指し東海道新幹線区間をファイナルランしている筈です。
二度と見ることの無い東海道の風景、富士山を仰ぎ見ながら、思う存分その持てる力を発揮して、もう走ることの無い鉄路を驀進していることでしょう。
お疲れ様、500系。
僕も500系が大好きです。
僕の最後の乗車は今年のお正月休み、新大阪から乗車した「のぞみ29」号でした。(上写真)
初めて乗ったのは確か、デビュー1年後頃だったかなぁ…夕方に博多駅から乗車して、「はやぶさと比べて、何て速いんだ!」と驚嘆したのを憶えています。
それ以来、新幹線に乗る機会があればいつも、可能な限り500系のぞみを選んで乗車してきました。
500系の走行速度が時速300キロに到達すると、その事を告げる案内放送と電光表示がなされ、車内は一種独特の緊張感と興奮に包まれていました。
航空機の機長アナウンスさながらに、運転士さんの挨拶が車内放送されていたのはカッコよかったなぁ!
本当に、「乗って楽しい」新幹線でした。
今後、500系は編成を縮めて山陽新幹線の「こだま」として活躍を続けます。
もう最高速度時速300キロを出すことはないそうですが、来年以降は九州直通の「さくら」とすれ違ったり、博多駅の新幹線ホームで800系「つばめ」と顔を合わせる機会もあることでしょう。
これからも、「日本一カッコいい新幹線」として走り続ける500系。
また、乗りに、会いに行くからね!