←その2からのつづき
終着駅の宮地に到着した「あそぼーい!」101号は、僅か20分後には「あそぼーい!」102号として熊本駅へと向かい折り返し発車していきます。
「あそぼーい!」が帰っていった後も、宮地駅は大賑わい。
皆が集まっているのはここ。
「くろ駅長室」です!
特急「あそぼーい!」のイメージキャラクター、くろちゃん。
実は宮地駅の駅長さんだったんですね。
和歌山のねこの駅長、たまさんとは面識はあるのかな?
(※参考記事→そうだ、ねこの駅長さんに会いに行こう。わかやま電鉄に乗って! 天燈茶房TENDANCAFE 2008年03月05日)
この時は残念ながら「くろ駅長」は外出中で駅長室には不在だったけれど、
大はしゃぎの子どもたちに“仕掛け人”の水戸岡先生も嬉しそうです。
3時間後、「あそぼーい!」は再び103号として宮地駅に戻ってきました。
「帰ろうかな…」
15:40、
熊本行きの「あそぼーい!」104号は宮地駅を発車。
帰り道はのんびりと。
「あそぼーい!」は小休止を繰り返しながら、ゆっくり阿蘇を走ります。
赤水駅で、行き違いの「九州横断特急」6号を待ちます。
その間、乗客は駅に降りて散歩。
車体にキチンと「サボ」が挿してありました。
くろちゃんもいますね。
車体にもくろちゃんがたくさん。
それでも騒々しくなく、いかにも「お子様向け」ではなくスマートでお洒落なデザインに仕上がっているのは、さすが水戸岡先生。
本当によく考えられていてセンスのいいデザインは、大人も子どもも魅了します。
車窓に風力発電所の風車が見えてくれば、阿蘇高原ともお別れ。
阿蘇外輪山をスイッチバックで下って、立野駅に到着する頃には夏至直後の長い初夏の日差しも傾き始めます。
17:11、
「あそぼーい!」104号は熊本駅に到着しました。
「ただいま~!」
その僅か3分後、SL人吉も熊本駅に到着。
う~ん、出来ればここはダイヤを微調整して、熊本駅への同時到着を演出して欲しいところですねぇ。
実際、去年引退した「あそ1962」はSL人吉と同時に熊本駅に到着していました。
あれはカッコ良かったなぁ…
ああ、今日はホントに楽しかった!
また乗りたいね、「あそぼーい!」
今度はSL人吉と同時に熊本駅を発車して、同時に帰ってくるといいな!!
…気が付けば僕も子どものように夢を見つつ、阿蘇の休日はおしまい。
また、阿蘇であそぼーい!
レポートおわり。
おまけ画像
「あそぼーい!」一番列車の乗客には、立野駅と阿蘇駅、宮地駅でたくさんのお土産が配られましたよ。
阿蘇の名水で名産の蕎麦を茹でて食べたら、また阿蘇に行きたくなること間違いなし!