今日は、先日予告していた通りJR九州のクルーズトレイン 「ななつ星 in 九州」のデビュー直前最終リハーサルとなる1泊2日コースでの試運転の様子を見に、早朝から阿蘇駅に行くつもりだったのですが…
残念ながら、昨日からネット上で「ななつ星」目撃情報を確認して情報収集したところ、この週末は「ななつ星」編成は小倉工場に入っているようで、試運転は行われていないことが判明。正式な運行開始を前に、走り込みはもう行わずに車体の最終調整を念入りに実施しているのかも知れません。
…ともあれ、「ななつ星」は見に行けなくなってしまいましたが、今日はクルーズ列車ではなくクルーズ客船が地元にやって来ます。日本を代表する豪華クルーズ客船「飛鳥II」が熊本県の八代港に入港するのです!
という訳で、陸を行く「ななつ星」ではなく海の上の7つ星客船「飛鳥II」を見てきました。
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平成25年10月13日午後2時頃、八代港の南の不知火海上に巨大な船が出現。
クルーズ客船「飛鳥II」です。
今日は、地元のデパート「鶴屋」が主催しチャーターした済州島までの2泊3日のクルーズを終えて戻って来ての八代入港となります。
「鶴屋」主催の「飛鳥II」クルーズはこのところ毎年秋に開催されていて、不知火海を往く「飛鳥II」の姿もすっかりお馴染みの光景となりました。
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秋晴れの青空の下、陽射しに輝く波の上を進み近づいてくる「飛鳥II」。
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八代港の入り口で待機していたタグボートが「飛鳥II」に寄り添い、入港をエスコートします。
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船首とブリッヂ付近をズームアップ。「飛鳥II」「ASUKA II」 の船名表示が誇らしげです。
八代港では、大型貨物船が使用するガントリークレーンのあるバースに接岸します。
接岸前に岸壁の沖でタグボートに推され船体をぐるりと回して方向転換。全長240m、総トン数5万トンの巨体が目の前で旋回するのは迫力満点の光景です。
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旋回中に一瞬、舳先が真っ直ぐにこちらを向きました。
「飛鳥II」の顔を真正面から見る機会はそうそう無いかも知れません。
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旋回と方向転換を終えた「飛鳥II」は、無事に八代港コンテナターミナルに接岸しました。
手前に接岸している貨物船が小さく見えます。
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これから乗客の下船手続きが始まりますが、テロ対策の警戒態勢がとられている為に関係者以外は「飛鳥II」の船体には近づくことは出来ません。
せめてフェンス越しに「飛鳥II」の全景を眺めてから、帰ることにします。
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帰り際に、「飛鳥II」が接岸したバースからも程近い岸壁の片隅に立ち寄りました。
ここには、旧・大分ホーバーフェリーのホーバークラフトの機体が今も置かれたままになっています。
白く輝く「飛鳥II」の船体を遠くに眺めながら、汚れて赤茶けた大分ホーバーフェリーのホーバー達は何を思うのか…
【おまけ画像】
「飛鳥II」と僕の愛車VIVIOビストロのツーショット(笑)
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また来年も、「飛鳥II」に会えるかな?