photo:超特急AVE バレンシア、ホアキン・ソローリャ駅にて
←35:バルセロナからマドリッド、超特急AVEの旅からの続き
マドリッドに着いたら、アトーチャ駅のすぐ目の前にあるホテルNH Surにチェックイン。


中庭に面した、微妙にくびれた角部屋に通されましたが、静かだし落ち着いた雰囲気なのでまぁ満足。
日本のビジネスホテルと同じくらいの狭さなので落ち着くのかも?

バスルームは…やった、バスタブがある!
そして、しっかりビデもある(笑)
…何故、こうもビデにこだわるスペインのホテルよ。
ホテルの部屋に荷物を置いたら、再びアトーチャ駅へ。


今日のマドリッドも、本当によく晴れ渡っています。

4日ぶりに眺めるアトーチャ駅の熱帯植物園。
そして…

やっぱりSala Clubでノンアルコールビール(笑)
何だか、スペインではラウンジで一杯やる為に駅に行くような感覚になっちゃったなぁ…
とは言え、今日はノンアルコールビールを飲むためにアトーチャ駅に戻ってきたのではありません。
これから再び超特急AVEに乗り込んで、午後の日帰り小旅行に出かけるのです。
今日で3回分を全て使い切るユーレイルスペインパス(フレキシー)を、最後の最後まで有効活用するための「乗りつぶし」ですが…

乗り込むのは、アトーチャ駅を14:10に発車するAVE5340号、バレンシア行き。



マドリッドからバレンシアまで、超特急AVEの所要時間は僅か100分!
まさにちょっとした午後のお出かけ感覚で、首都から地中海沿岸の都市まで行くことが出来ます。

午後4時少し前、遅い午後…と言うよりまだ昼下がりのバレンシア、ホアキン・ソローリャ駅に到着。
…バレンシアに着きましたが、特に用事も予定もありません。
折り返し帰りのマドリッド行きAVEの発車時刻まで2時間余り、これと言ってやることも無いので今乗ってきたAVEの車体を観察。



車体の至る箇所にスペインの名門鉄道車輌メーカーTalgo のロゴが散りばめられています。
ちょっと、昔のデビュー当時の九州新幹線800系に見られた“つばめ” ロゴを連想させますね。

編成両端に連結された機関車にはBOMBARDIERのメーカーズプレートが。
機関車はボンバルディア社製のようです。



ホアキン・ソローリャ駅は超特急AVE等の高速列車のみが発着する、言わば「新幹線駅」です。
駅舎も直角のブロックのような建屋で、近代的というか味気ないというか…
でも、手持ちのガイドブックによるとここから10分ほど歩いた場所にバレンシアの「在来線駅」であるノルド(北)駅があるらしい。
どうせ暇なので、ちょっと在来線の駅を見に行くことにしましょうか。
→37:バレンシアの豪華レトロ駅舎、ノルド(北)駅に続く