photo:L’aéroport de Paris-Charles-de-Gaulle
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シャルル・ド・ゴール国際空港ではエールフランスの成田行きAF276便の出発まで約4時間の待ち合わせ。

せっかくパリに来たので、ちょっと街まで出かけたい気になりますが、シャルル・ド・ゴール空港からパリ市街地まではRER(エールウーエール・近郊鉄道線)で30分以上かかり、しかも僕の経験上RERはかなりの確率で遅れたり何らかのトラブルが起きる要注意路線なので、昔よく訪れた懐かしいパリの街を散歩するのは今回も我慢…
仕方がないので、ターミナルビル内を散策して時間を潰します。

シャルル・ド・ゴール空港から日本やアジア各地へと向かう長距離便は、ターミナル2Eの一番外れにあるゲートMと呼ばれる区画に発着します。
ゲートMは超大型機が余裕を持って駐機出来るように最近整備されたばかりの新しいターミナルビルのようで、新品なのでどこもキレイだし何よりパリらしくお洒落です!
ガラス張りの搭乗ゲートの外には植物が植えられた公園のような場所も見えますが、どうやら喫煙スペースのようです。タバコ好きの多いフランスらしい設備。
喫煙スペースもお洒落ですが、トイレもすごい!



あんまりお洒落だったので、つい誰もいなくなるのを見計らってトイレの写真を撮ってしまいました(笑)
色使いも水回りのデザインも、素晴らしく斬新で洗練されていますね!
シャルル・ド・ゴール空港ゲートMのトイレは、世界一お洒落なトイレです。パリに行ったら、空港のトイレを見逃すな!!

待合ロビーで、こんな自動販売機を発見。
ヨーロッパでは自動販売機を見かけること自体があまり無いのですが、これはとりわけ珍しい!?
どうやら飲料水ではなく「スープの自販機」らしい。

幾つかのレシピから好みのスープを選べて、価格はカップ一杯1.70ユーロ也。
…街中でスープを買ったことがないので高いのか安いのか相場がよく分かりませんが、これは試してみるしかない!

という訳で、マッシュルームのスープを買って飲んでみました。
味は…よくあるインスタントのカップスープの味(笑)
スープが調理されて出てくる自販機はヨーロッパの人にも物珍しいようで、買ったスープを飲みながら観察していたら結構な人数がこの「スープの自販機」に挑戦している模様。
確かに、自販機王国の日本でもこんなの見たこと無いもんね。

ターミナルビルの外を見るとボーイングB747-400、ジャンボジェットが駐機していました。
つい最近までは国際線大型機の象徴だったジャンボジェット、今でもこの独特で精悍な面構えを見ると胸がときめきますね!
そして、長距離線の超大型機材が横付けするゲートMの主役といえば、今やジャンボジェットをも凌ぐ巨人機として名を馳せるこの飛行機…


世界最大、総2階建ての超巨大旅客機、エアバスA380!!
今日はこれから、このA380に乗って日本へと帰ります!

それにしても、A380はデカイ!!
→43:旅の終わりはエアバスA380で帰国に続く
シャルル・ド・ゴール空港おまけ写真

A380の駐機スポットの陰に隠れるようにこっそり駐車していた、謎のエールフランスのロゴ入り黒塗りBMW。
VIPがお忍びで優先搭乗するのに使うのかな…?

ボーディングブリッジの通路で見かけた広告。
どうやらHSBCホールディングスは「コンテナ型太陽電池パドル」を搭載した謎の衛星を極秘裏に運用しているらしい(笑)