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JDDW 日本消化器学会関連機構の学会 10月

2008年10月02日 | 学会研究会報告新聞記事など

今東京に来ています。人がたくさんいて苦手なんですが、いろんな人の話が聞けるので、楽しみでもあります。
今回は、新しい話って感じがあまりないですが、自分で、これいいなあって思った話を少しのせてみます。

発表の中で自分として興味があったのは、
ウイルスが陰性化するまでの期間を参考にリバビリンでは投与延長4倍インターフェロンなら6倍と
わかりやすい指針をだしている施設が興味がありました。
陰性後40週間は必要だろうという言い方のところもありました。
この辺が、本当にわかるといいのになあと思ってみてきました。

最初の2週間以内で消えた人は効果がとてもあるのでいいという話も、最近は当たり前になっていますし。

3ヶ月前後の投与で消失している症例を集めた発表はとても、うれしかったです。
何らかの理由で投与をやめなくてはならなかったけど最終的には効果があったという発表で、1bの高ウイルスの人でも消失した人がいたのにはちょっとびっくりしましたが、実際長くて消える人がいるって事は短くても消える人はいるわけで、それが、どういう人なのかがわかればというところですねえ。実際IFNをしなくても、消える人がいますから、そういう人がたくさん見つかってくるといいんだけど。。。

ガイドラインは70%くらいの人がする治療法であるとのこと、定義を聞くと納得するところが、でも、専門医での話だよなと。

コンセンサスのチェックって言うことで、各々の発表に対して、会場の専門医の人たちの同意するかしないかのチェックがありおもしろかった。
67%以上の人が同意した内容として
3cm以下であれば、外科もRFAも同じ(組織の悪性度とか脈管近傍などの悪性所見をのぞいた場合)
亜区域塞栓術の完治率は30から60%
TAEとRFAの併用は推奨される
3cm以上で周囲増殖型は外科切除を優先する。

虎の門池田先生から
繰り返し再発を念頭に検討すると差がないと血小板などで背景をそろえた場合
詳しく聞きたいところ 虎の門は2cm以上は基本的に手術ということでの分析で有る点を理解した上で聞く必要あります。

AFPL3とDCP(PIVKA2 ピブカ2)が上がっている例には外科切除がいいのではといっていました。
会場に行く途中空を見上げたら、あおーいって思って写真を撮りましたが、場所を言わないとわからないですよね。これは品川の空です。