C型肝炎新薬が医療費助成対象に 月の患者負担1万~2万円
05/18 17:45
厚生労働省は18日、C型肝炎の新しい飲み薬「ソバルディ」(一般名ソホスブビル)による治療を、医療費助成制度の対象とすることを決めた。1錠(1日分)約6万円で12週間服用するが、助成により患者の月額の自己負担は1万~2万円となる。重い副作用を伴うことがある従来の注射薬が不要となり、治療期間の短縮と高い治療効果が期待されている。
ソバルディは米製薬会社「ギリアド・サイエンシズ」が開発。C型肝炎患者の2~3割を占める「2型」と呼ばれる遺伝子型が対象で、慢性肝炎と初期の肝硬変の患者への効果が認められている。