酒と葉巻とラーメンの日々 つれづれ日記 

無欲恬淡 酒と葉巻とラーメンを好む出張男の別荘・投資生活の実態をさらけ出します

門前仲町駅 しんば 出汁で食わせる新潮流ラーメン

2016-08-21 15:21:26 | ラーメン

門前仲町駅から永代通りを木場方面に歩いて10分富岡八幡宮様を通り越して左手、三菱銀行前の都バスで2停目「富岡一丁目」降車左手に「しんば」はあります。雑居ビルの3階なのでよっぽど注意しないと見つからないかもしれません。店名については聞かない名前なので店主の名前なのか、どこかの地名なのか、はて。

スープについては、店内に掲示されてるPOPを眺めると無化調ということです。店主にいろいろ聞いてみたら白だしが多く出ているらしく今回僕も「白出だしそば」を注文しました。出汁については「あご」や節系が多く使用されており、また、鶏・豚・牛に野菜が煮詰められてるということです。「あご」といえばソラシドエアの九州便で機内サービスで出すあれです。案の定「あご」は主張が強くスープの中で最も目立っていました。とはいえ煮干しにありがちなえぐみ等は全くなくてとてもまとまりの良いものとなっています。これ白醤油でないとまとまらないかもしれません。独創的かつ繊細な調理をしないとこのスープは作れません。とても旨いです。

麺については中細ストレートで低加水のものを使用してあり、噛み心地よく喉越しもよいものでした。

ここのところよく、今までにない新しい様式のラーメンを食います。様式というのは出汁であったりお店のスタイルであったりそれぞれですが、大概旨いものではありません。僕はその手のお店を「新潮流」と呼んでますが、新しい物がよいのかも含めてこのラーメンなる食物がどのようにしてこの先存在をしてゆくものか、とても気になるところです。ブイヨンスープを思わせる独創的なスープに麺を交ぜて出す店も何軒か食いましたがしかし、心から旨いと思うのは昔ながらの鶏醤油、豚骨塩であったりします。僕なんかが書くと非常におこがましいのですが、この業界の努力や進歩に客がついていけてないのではなかろうかということです。いろんな素材を試して時間をかけて作った逸品も客が理解できないようでは意味がないということです。作る者はプロで客もプロならこれはこれで理想的ではありますが、客がプロになるのにあと何年かかるのやらと、客の訓練に付き合わされる料理人の苦労は何時まで続くのやらなどと、どうでもよいことを綴って本日は終わります。

▶支那そば しんば 食べログ
 http://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13198707

電話:03-5639-2511
住所:東京都江東区富岡1-22-26 杉田ビル 3F
営業時間
昼 11:30~15:30
夜 17:30~21:30
定休日:月曜

15:06 2016/08/21 門前仲町 Miix28



最新の画像もっと見る

コメントを投稿