akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

第二回ふれ愛祭りだ!芝地区

2007-09-08 | 映画・芸術・エンターテインメント
港区芝公園で行われた「第二回ふれ愛祭りだ!芝地区~地球環境と平和~」の司会を担当しました。いや~。朝から台風一過のかんかん照りで、焼けました!

朝8時集合、10時から実行委員長、港区長の挨拶、そして加藤登紀子さんの登場。環境と平和に関してステージ上からメッセージを投げかけ、一曲歌って下さいました。
控え室で個人的にいろいろお話することもできました。
彼女の歌も大好きですが、生き方、考え方にもとても共感をしています。あちらこちらで御縁があり、またすろ~しねまで私もお世話になっているハッタさん始め、環境や農、食等を考え活動している若者たちを身近で応援して下さっているアーティストです。

第一部の日中のふれ愛ステージは、港区芝地区の保育園児から小中学生、高校大学生、長寿会の方々までたくさんの方々が出演して、歌や演奏、ダンスを披露しました。3歳~上は90歳まで!みんな元気いっぱい。インターナショナルスクールの子供達の太鼓演奏とお御輿もとてもかわいかったです。
エコがテーマとあって、音響などステージイベントの全電力をソーラーシステムで供給できる大型ステージカーを使って。
司会は私とお笑い芸人フジタシンヤくん。じりじりと照りつける日差しで腕はだいぶひりひりになりましたが、フジタくんのおかげでとても楽しいステージになりました。

17時からの第二部「ジ・アース&ピースコンサート」は、地元の「グリーンピース合唱団」の出演でスタート。
NANA&NELLOさん、ハシケンさん、中川五郎さん+謡象さん、加藤登紀子さんの娘YAEさんと次々にプロのミュージシャンのライブがくり広げられました。
普段は日没とともに点灯する東京タワーも、このイベントのためにこの日は特別。7時にライトアップ。灯りに浮かび上がる東京タワーをバックにしたステージはなんだか幻想的で、都会の中の緑の公園で、気持ちのいい風に乗ったYAEさんの声がとても心地よく響いていました。

港区の芝公園には『港区平和都市宣言20周年』を記念して設置された『平和の灯』があります。これは広島市の『平和の灯』長崎市の『誓いの火』、福岡県星野村の『平和の火』をあわせたものです。この日は、この祭りのために広島市、長崎市、星野村から「平和メッセージ」をいただきました。

いみじくも加藤登紀子さんは「現在の温暖化、地球環境問題と、過去の戦争というものは、根っこは同じ」と言いました。「何かのためには他のものを犠牲にしてもかまわない」「自分たちの豊かさや利益を求めるために他人を犠牲にして当然」そういう構図があると。
安価な食べ物や衣類に私たちは喜び、どんどん消費してどんどん捨てますが、その裏に、遠い国で苦しい労働や搾取に耐えている人々がいたり、公害や環境破壊があることを忘れず、少し心を傷めなければならない、と仰った言葉が印象的でした。

暑い一日でしたから参加した方々はみんな飲み物をたくさん飲んだと思います。竹を使ったテントが並び立ち、朝市夕市も盛況でしたが、あまりゴミが散乱しなかったのはさすがでした。
ミュージシャン控え室に残ったたくさんのペットボトルは、ちょっと残念でしたが…。

「ペットボトルも昔のビン回収のように1本5円で回収して徹底的にリサイクルしたらいいんじゃない?結局人間、お金で動くんだから」と友人。なるほど、それも一考。

ちなみに、加藤さんは必ず「魔法瓶に水」を入れて持ち歩くようにしているのだそうです。もちろん、うちわ(扇子)やハンカチも。
自分の生活を今一度、見直そうと思いました。

ありがとうございました。そしてスタッフの皆様、一日、いやそれまでの準備を含め、本当にお疲れ様でした。


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