高砂親方…「何て読むんだ?」
相変わらず危機意識のかけらも見えない高砂親方が、武蔵川理事長から厳重注意を受けた直後に、赤っ恥をかく一幕があった。
29日午後、新弟子らが学ぶ相撲教習所の卒業式でのこと。教習所副所長として、卒業証書の授与式で代読した高砂親方は、証書に書かれた武蔵川理事長の「晃偉(あきひで)」の名前を読めず、しばし無言。たまらず、隣にいた二子山親方(元十両大竜)に「何て読むんだ?」とコソコソと聞いたところ、見かねた武蔵川理事長から苦笑まじりに「あきひでだ!」という声が飛んだ。
さらに直属の上司にあたる友綱所長(元関脇魁輝)の名前の「隆登」も「たかのり」と読めず、モジモジ。結局、2人の名前をそれぞれ2度ずつ読めない失態に、理事長はじめ、あの貴乃花審判部長(元横綱貴乃花)ら出席した親方衆も、怒りを通り越し、顔をそむけて笑いをこらえるのが必死だった。
「まあ、そういうヤツだから」とあきらめた表情の友綱所長。近大出の学生横綱として入門し、明るいキャラクターから「大ちゃん」の愛称で親しまれてきた元大関朝潮の高砂親方だが、このところはKY発言を連発している。
一昨年、朝青龍がサッカー騒動の渦中に左ひじの治療のため、モンゴル帰国に同行した際には、「(お肌が)ツルッツルッ」とお気楽口調で現地の温泉に入った感想を述べ、大ひんしゅくをかった。また、2度にわたる賃金カットの処分を受けると「減俸のダブルアーチ」とあっけらかんと話すなど、失言のオンパレード。そして今回も、わずか2時間前に、厳しく注意された理事長の名をいかに難読な名前とはいえ、読めない大失態という体たらくぶりだ。
親方がこんな調子なら、弟子が言うことを聞かなくなるのも当然か。弟子が弟子なら、親方も親方-。どちらにも、十分な品格が備わっていないようだ。
しかし、同理事長はきょう30日にモンゴルから来日予定の朝青龍を呼んで、直接注意する考えはないという。これでお灸が据えられるか、効果のほどは疑問だ。高砂親方はかねてから指導力不足を指摘され、聞く耳を持たない朝青龍とは“仮面師弟”も同然である。
高砂親方は「本人に厳しく注意する。力士として、横綱として、もう少し厳しく自覚を持たないといけない」と話したが、そもそもガッツポーズについて「私もテレビで見ていて、あまり深く考えていなかった」という程度の認識の持ち主。モンゴル出身の力士に、日本の美徳を教えられるとも思えない。
元警視総監で相撲協会の吉野準監事(74)は「ガッツポーズは日本の伝統に合わない。(朝青龍は)日本の文化を勉強すべきだ。ケジメをつけた方がいい。本人が(謝罪に)来るべきだ」と、直接指導の必要性を説く。
だが、高砂親方は朝青龍を出頭させる「つもりはない」と明言。この日開かれた相撲協会の理事会や師匠会でも、この問題が議題に上ることはなかった。協会も師匠も、どこまで本気で朝青龍を矯正する気があるのか。
今日はまた新たな問題が、力士がダメなのだがその上の親方・協会・相撲教習所すべてが狂っているのだ
。 ![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/2b/957bd22fed289feb2bef3288cdf14358.jpg)
相変わらず危機意識のかけらも見えない高砂親方が、武蔵川理事長から厳重注意を受けた直後に、赤っ恥をかく一幕があった。
29日午後、新弟子らが学ぶ相撲教習所の卒業式でのこと。教習所副所長として、卒業証書の授与式で代読した高砂親方は、証書に書かれた武蔵川理事長の「晃偉(あきひで)」の名前を読めず、しばし無言。たまらず、隣にいた二子山親方(元十両大竜)に「何て読むんだ?」とコソコソと聞いたところ、見かねた武蔵川理事長から苦笑まじりに「あきひでだ!」という声が飛んだ。
さらに直属の上司にあたる友綱所長(元関脇魁輝)の名前の「隆登」も「たかのり」と読めず、モジモジ。結局、2人の名前をそれぞれ2度ずつ読めない失態に、理事長はじめ、あの貴乃花審判部長(元横綱貴乃花)ら出席した親方衆も、怒りを通り越し、顔をそむけて笑いをこらえるのが必死だった。
「まあ、そういうヤツだから」とあきらめた表情の友綱所長。近大出の学生横綱として入門し、明るいキャラクターから「大ちゃん」の愛称で親しまれてきた元大関朝潮の高砂親方だが、このところはKY発言を連発している。
一昨年、朝青龍がサッカー騒動の渦中に左ひじの治療のため、モンゴル帰国に同行した際には、「(お肌が)ツルッツルッ」とお気楽口調で現地の温泉に入った感想を述べ、大ひんしゅくをかった。また、2度にわたる賃金カットの処分を受けると「減俸のダブルアーチ」とあっけらかんと話すなど、失言のオンパレード。そして今回も、わずか2時間前に、厳しく注意された理事長の名をいかに難読な名前とはいえ、読めない大失態という体たらくぶりだ。
親方がこんな調子なら、弟子が言うことを聞かなくなるのも当然か。弟子が弟子なら、親方も親方-。どちらにも、十分な品格が備わっていないようだ。
しかし、同理事長はきょう30日にモンゴルから来日予定の朝青龍を呼んで、直接注意する考えはないという。これでお灸が据えられるか、効果のほどは疑問だ。高砂親方はかねてから指導力不足を指摘され、聞く耳を持たない朝青龍とは“仮面師弟”も同然である。
高砂親方は「本人に厳しく注意する。力士として、横綱として、もう少し厳しく自覚を持たないといけない」と話したが、そもそもガッツポーズについて「私もテレビで見ていて、あまり深く考えていなかった」という程度の認識の持ち主。モンゴル出身の力士に、日本の美徳を教えられるとも思えない。
元警視総監で相撲協会の吉野準監事(74)は「ガッツポーズは日本の伝統に合わない。(朝青龍は)日本の文化を勉強すべきだ。ケジメをつけた方がいい。本人が(謝罪に)来るべきだ」と、直接指導の必要性を説く。
だが、高砂親方は朝青龍を出頭させる「つもりはない」と明言。この日開かれた相撲協会の理事会や師匠会でも、この問題が議題に上ることはなかった。協会も師匠も、どこまで本気で朝青龍を矯正する気があるのか。
今日はまた新たな問題が、力士がダメなのだがその上の親方・協会・相撲教習所すべてが狂っているのだ
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