右のノートPCはもう買えなくなった SONY のVAIO VGN FE-50B です。現在はメインとしてデスクトップを使用しているのですが、ノートは悲しいかなXPなんです。しかし殆ど使う機会もありません、VGN-FE50B は製品別サポート情報によると2006年4月発売となっていますから7年ほどは働いてくれたことに。最新の OS にアップグレードになんて全然、予定もありません、かといって買い替える予定もありません。
あーあー・・・・・・・・・・・・。
ソニーの手を離れたVAIOは今後どうなる?
ソニーがVAIO事業から撤退する――このニュースは少なからぬPCファンを動揺させた。’97年のデビュー以来、物欲をそそるモデルを発表し続け、われわれの財布を脅かしてきた輝かしいブランド。今後、ソニーの手を離れたVAIOはどうなるのだろうか?
◆新会社の設立で、昔のVAIOが戻ってくる?
「投資ファンドである日本産業パートナーズ(以下JIP)の下で、日本国内に限定した製品作りを行っていくことになります。当然、JIPはものづくりをする会社ではないので、国内でVAIOを再生させたところで、より高い値段で売却するのが目標。繰り返すように、VAIOチームの“ものづくり力”はまったく衰えていませんが、それを生かせる環境を新しい会社が与えられるかどうかにかかっていますね」(ITジャーナリストの本田雅一氏)
ジャーナリストの大河原克行氏もまた「ファンドの手に渡ったことで、ソニーの自由闊達さが失われるかもしれない」ことを懸念しつつ、こう続ける。
「日本だけのビジネスとしたことで、生産台数はピーク時の10分の1、人員は1100人から300人規模に減りますから、かなり身軽な体制になったことはプラス材料。マイクロソフトやインテルからの調達価格が上昇するため、1万~2万円のコスト増になりますが、それだけ高くなっても買ってもらえる製品を作らなくてはならないので、かつてのVAIOが目指した付加価値路線以外の選択肢がなくなり、価格を追わない事業体制をつくり上げられるのでは。その、追い込まれたというか、本質に戻ったともいえる事業体制によって創出される製品が楽しみです」
SONYブランドがなくてもVAIOは成り立つのか――その成果を、期待しつつ見守りたい。
2014年4月8日 16:14