最近、お客様からよく「枕は硬いほうが良いと聞きましたが・・・」という質問を戴く。
私は、硬い枕柔らかい枕どちらでも構わないと思っている。
何故なら、重要なのは「高さ」と「頚椎の支持性」だと思っている。
弊店の販売する枕および枕の中材には次のものがある。
パイプ系としては
トルマリンパイプ カテキンパイプ 炭パイプ キトサンパイプ
シンセー 超小粒パイプ コルマビーズ
繊維(綿)状のものとしては
コンフォレ粒綿 WOOL粒綿
天然素材としては WOOL粒綿の他に
ひのき そばがら ダウン70・90%
などがある。
これらの素材で、枕を作る場合、素材の劣化の少ない物と劣化の大きい物とでは、作り易さに違いがある。
劣化の極めて少ないもの・・・パイプ系・ひのき等がある。
変化(ヘタリ)の大きいもの・・・粒綿(コンフォレ・WOOLなど)・羽毛等がある。
中間的では「そばがら」がある。余談だがそばがらの枕は1年に一回はそばがらの交換等が必要である。そばがらが粉れてしまうからだ。
問題なのは、はじめに申し上げたように、「高さ」と「頚椎の支持性」である。硬い枕は、その点、高さ調節や頚椎の支持性を高めるのには比較的楽である。反面、柔らかい枕は、高さ調節や頚椎の支持性を高めるのは難しい。
以前、枕を販売するにあたって、高さなどは手探り状態であり、お客様の好みで販売していた。
現在では、「快眠ひろば」のパソコン計測によって、科学的に高さと支持性とが分かり、それに基づいての枕作りであり、自信を持って枕をお薦めできる。
柔らかい枕ほど、腕の見せ所と言えるかも知れない。
もちろん、忘れてならないのが敷き寝具との相性だ。
百聞は一見(一体験)にしかず・・・・・お気軽にご来店を。