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寝具の商品情報から正しい使い方まで。健康的に上手に眠る(科学的?)サイト。ふとん屋の爺の「寝言戯言独り言・趣味」の話。

接触冷感寝具で涼しく眠る・・・それは片手落ち?

2013-07-05 16:17:38 | 夏の寝具・夏の眠り

 そろそろ寝苦しい夜がやってくる。すでにやって来た方もあるでしょう。冷たい布団が欲しくなります。「氷のベッド」にでも寝るのが一番涼しでしょうが、「白くま」ならいざ知らず、「熟睡できるか?」といえば、??? 身体は冷え過ぎても寝られません。固すぎるのももちろん寝られませんよね。

 昨今、「冷感寝具」とか「接触冷感のある寝具」がTVやチラシの紙面をにぎわしています。だが、永久に冷たい寝具ではありません。冷感・・・冷たく感じる、接触冷感・・・触ると冷たく感じる、寝具のことです。冷たく感じるとは、自分の熱エネルギーが寝具に早くたくさん伝わることです。触った初めは木綿のふとんでも冷たく感じます。でも、少し時間が経過すると、暖かく(暑く)なります。

 暑い冷たいは人の感覚です。そこで客観的に冷たい(接触冷感を数値)を表す数値がQ-マックス値です。

 

 室温20℃の部屋において、生地と20℃高い「40℃のセンサー」(人の肌と仮定)とを接触させた時(ΔT=20℃)の、瞬間的な熱の移動量を測定します。この数値が、0.2 W/c㎡以上あると、「冷たい(寝具)」の目安とされています。

 低反発ウレタンのQ-max値は0.06ですから、暑いと皆さんが言われるのもお分かりだと思います。

 ところが先日も、今盛んに販売されている冷感寝具(敷きパッド類)をネット購入されたお客様から、言われました。寝始めは冷たく気持ちが良い。そのうちに暑くなってくる。寝返りをすると少しひんやりする。でも、最後は冷たくなくなる。むしろ、一旦熱く(暑く)なってしまうと、とても寝られないね。背中がベトついて嫌だね。永久にとは言わないが、少なくとも明け方までは、その冷たさが持続するものは無いのかね。

 人が快適に寝られる布団の中は【温度33(32)℃±1℃、湿度50%±5(10)%=最適寝床内気候】です。夏でも同じことが言えます。

下図は、ネットで多く販売されている接触冷感寝具(パッド)を使った時の温度の変化です。

Tメーカー発表の図です。

 図から読み取れる事は、①快適に寝られるのは30~40分程度と言うことが分かります。そして、②1時間ほど経過したのちは、効果がほとんど無い事を表しています。寝返りをすることによって寝具が再び冷えてきます。だが、再び冷える時間が10分なのか、30分なのか、1時間なのか・・・・それとも3時間以上なのか・・・。

 【温度・熱量から考えると】体温という熱は永久に寝具に移動し続ける訳ではありません。寝具の熱は次に、床や空気中に移動しなければなりません。しかし、「身体から寝具に移る熱=寝具から床や空気中に移る熱」であれば良いのですが、実際は、「身体から寝具に移る熱 > 寝具から床や空気中に移る熱」となり、熱は寝具に溜まってしまいます。冬なら「暖かい」という訳ですが、夏は「寝苦しい」となります。そもそも33℃なんて間違いじゃないの?25℃を越えた熱帯夜は寝苦しくて仕方ない。そんな疑問を抱かれる方も多い筈です。

  人の体温はおよそ36℃前後、だから裸で寝れば、33℃なら涼しく感じる筈、熱帯夜の25℃ならもっと涼しく感じる筈です。現実は特に背中が熱く(暑く)て寝られません。寝苦しさの犯人は、実は「冷たさ(温度)の単独犯」では無いようです。共犯者がいます。それは・・・? そうです、湿度ですね。

  【湿度・汗を素早く取る】身体は体温を下げるためにも汗をかきます。汗が気化する時に熱が奪われます(気化熱)。だが、日本の夏は高温多湿です。体の周りは多湿ですから、湿気が気化するのも簡単ではありませんね。そこで体ににまとわりついた湿気を飛ばす、汗を気化しやすくするのが「うちわ」「扇風機」です。たとえ扇風機があっても汗が瞬時に乾かなければ、肌はベトツキます。汗取りの良い寝具をというのはその為です。エアコンで快適にお休み戴ければ問題は無いでしょう。

日本の暑苦しい夜  扇風機とうちわは必需品(?)。

 接触冷感寝具で、朝まで快適に休むためには、①冷たさだけでなく、②吸湿性の良さ、この二つの機能が同時に必要だと言うことが言えます。エアコン無しならなおさら、エアコンを使う方も設定温度を1~2℃上げることができると思います。 

 だから、弊店が薦めるのは、接触冷感と吸湿性に優れた商品です。

具体的には接触冷感が長く続き、寝返った後冷たさが早く回復する【天使のオーバーレイまたはテンセルのカバー】、中綿に脱脂綿を使い吸湿力を高めたアイスPCM敷きパッドの2点がお薦めです。

ぐっすり眠って夏バテ知らず!そう行きたいものですね。

ヒンヤリよりしっかり「汗取り」を追及されるなら、汗取りパッド脱脂綿入りガーゼパッドがお薦め!

自然のもので、ヒンヤリと吸湿のバランスの良さを追求されるなら、麻(リネン)綿入り敷パッドを!

 

 

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 ああ~・・ぐっすり寝たー!

 

  

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