認知症を予防するには、日常生活の質(QOL)が大切であることが、最近マスコミなどで頻繁に取り上げられています。食事・運動・睡眠の3要素の良し悪しが認知症に大いに関係してくると言われるようになりました。
「認知症」という病は、お医者様のレベルの話ですが、眠りの質を良くすることが予防になるらしいという事なので、田舎のふとん屋の爺でも、少しばかりアドバイスができるのではないかと、勉強してきました。とりあえず、知ったかぶりして(笑)書いてみます。
認知症とは…、定義は…、については、それはお医者さんや学者先生に任せておきましょう。
アルツハイマー病の原因研究で、脳内のアミロイドβが関係するという実験がワシントン大学で行われました。
- 睡眠中はアミロイドβが減少し、起床中には蓄積される。
- 睡眠時間の短いマウスはアミロイドβの蓄積が進行し、不眠症改善薬を与えると改善した。
まず、認知症の原因を考えると、α-シヌクレインやアミロイドβなどの蓄積が進行することと言われています。睡眠の質が悪いと、70歳以上で認知症発生リスクが2.14倍、アルツハイマー型では2.92倍に。また、45~75歳対象の研究では、アミロイドβが5.6倍という論文や、発症リスクが1.55倍という論文もあるそうです。
どんな認知症がどれくらいあるのか
- アルツハイマー型認知症 … 67.4%
- 血管性/脳梗塞や脳溢血などによる認知症 … 18.9%
- レビー小体型認知症 … 4.6%
- 前頭側頭葉変性症 … 1.1%
- その他/パーキンソンからくる認知症・進行性核上性麻痺による認知症・大脳皮質基底核変性症による認知症…etc
アルツハイマー型認知症が7割近くにもなるのですね。
その原因物質であるアミロイドβを取り除けば「認知症は改善される」あるいは「予防ができる」のではということのようです。その為にも、良質な睡眠が予防になる と考えられるわけですね。
創薬の研究も盛んにおこなわれています。いつかは薬で予防できる時代になるのかもしれません。認知症になりそうな爺としては、生きているうちに早くできて欲しいですね。
認知症の発症によって困るのは、徘徊や昼夜逆転による行動、せん妄を含む異常行動などでしょう。つまり、概日よる睡眠・覚醒リズム(サーカディアンリズム)が崩れることが問題ですね。それによって食事・排泄・入浴などへ悪影響を及ぼすことになります。
サーカディアンリズムを改善することが、認知症による不穏行動改善に有効という事のようです。ポイントは「光」です。
吉幾三さんの歌の文句じゃないが、「朝起きて太陽を拝む」ことがボケ防止になるようです(笑)。その時の明るさは、1000ルクス以上望ましくは2500ルクス以上2時間程度だそうです。曇りの日の日の出1時間後でも2000ルクスあるとか。晴天の日なら5000~10000ルクスはあるそうです。
「認知症と睡眠」の講座の前に、「運動と睡眠」の講座がありました。その講座では、①就寝8時間以上前(午前中) ②就寝4~8時間前(午後) ③就寝4時間前より遅い時間(夜) の3つの時間別に運動をした時、もっとも睡眠改善効果が見られたのは、①の8時間以上前、つまり午前中に運動するのが良いという結果が発表されました。
季節によって多少のズレはあるでしょうが、午前9/10時ごろからお昼頃まで、明るいところで運動をし、夜は10時ごろに就寝し、朝は6~7時に起きる、結果8~9時間睡眠を取るという生活をすれば、アミロイドβを減少させ、ひょっとしたら「ボケ防止・ボケ予防」になるのかもしれませんね。
規則正しい生活と、良質な睡眠が「ボケを防止」します。
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