老後も引き続き一戸建てに住むことが、時として考えさせられることが起きるものですね。
80歳前半のお父さんの話です。
持病もあり、足腰、特に足の筋力が衰えて、立ち上がりに問題が出てきました。
椅子からの立ち上がりも、ベッドからの立ち上がりもやや高くないと駄目なのです。
そんな訳で、お風呂も介助が必要になりました。
一旦浴槽内に入り足を伸ばしての入浴になると、次に立ち上がりができないのです。
浴槽台を利用すれば、肩までお湯に浸かることができず、掛け湯をしての入浴でした。
そこで、肩まで入浴したいという御希望で、バスリフトのレンタルとなりました。
ところが、同居の家族(子・孫)とのバトルとなったのです。
掃除がたいへん!「簡単に動かせないから隅々まで綺麗に掃除できない」とか「足を伸ばしてゆったり入浴できない」とか家族からのブーイングです。
結局、お父さんが折れてバスリフトのレンタルは中止になりました。
優良企業の社長さんでもあるお父さん。そのお父さんが30年ほど前に作った純和風の素晴らし家に、今家族と同居してみえます。家の中も庭も手入れが良く行き届いて、それはもう数年前に建てられたのかと見間違う程です。
そんな素晴らしい家ですが、バス(お風呂)は一つ。
老夫婦二人で住むなら改造も可能ですが、若い世代と同居となると、思うままにとはいかないようです。
二世帯住宅か、老夫婦だけのマンション生活のほうが、良いような気がしました。
だが先日、半田市と岡崎市の新築マンションにベッドや羽毛布団を配達に伺った時、お部屋の中を拝見させて思うことがありました。
最新のマンションは良くできたユニットバスですね。若い世代には、すごく使い易くなってました。
ところが、恰好(デザイン)は素晴らしいのですが、例のバスリフトが使えるかとなると、少しばかり話が違ってきました。たぶん、使えると思いますが、設置にあたってはオプションあるいは工夫がが必要なようです。
はじめから高齢者用のマンションとして建築されたものならよいが、そうでない場合介護用品を使う場合、細部でトラブルが起きそうなあるいは設置不可能となることも十分考えられます。
「一戸建てが良いか、マンションが良いか」
結局のところ、住まう人のライフスタイルに合った家を選ぶしかないですね。
当事者ではない私があれこれ結論めいたことを言うのも行き過ぎでしょうが・・・
弊店では介護用品のレンタル事業も併設しています。
介護用品のお試し使用の可能な機器もいろいろあります。
ご相談ください。
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