連日連夜の暑さには参りますね。容赦なく熱帯夜が続きます。ぐっすり寝るためには、やはりエアコンを使わざるを得ませんね。
弊社のHPにも簡単に、夏の快眠方法について書いています。ご参考にしてください。
以前、寝室のエアコンの設定温度 について、白川先生の日経記事を中心に書かせてもらいました。
今日はもう一人の睡眠の専門の先生 梶本先生(大阪市立大学大学院特任教授)のTVでのご説明を分かりやすくお伝えしたいと思います(上手くいくかな?)
まず、入眠をスムーズにそして睡眠の質を良く(深く)するには、「睡眠」を少し勉強した方ならご存知の通り、深部体温を下げることが重要だと言われました。特に、脳の温度を下げる、と言っても元々脳の温度は36.5℃~37.0℃程度と大きな変動はないようです。37.0℃を超えると熱中症と同じような体調となり、また36.5℃以下では、危険な眠気、つまり、冬山での遭難で眠気が襲い凍死する状態になってしまうようです。この僅かな範囲で脳を冷やしてやることが、快眠に繋がると言う事のようです。
では、具体的に脳を冷やす方法は・・・。
- 冷たい空気(20℃から25℃程度)を「鼻から4秒かけて吸い、7秒息を止め、8秒かけてゆっくり口から吐き出す」この動作を十数回すると、脳が冷やされるそうです。
- 熱さまシートのような、おでこに冷却物を貼ることは、以外にも脳を冷やすには不十分だとか・・・頭の表面は冷えても、脳本来の冷却には不十分ということのようです。
脳を冷やす=深部体温を下げる・・・は、承知したが現実「寝苦しい熱帯夜をどうすれば快適に寝られるか」・・・皆さんが知りたいのは具体的方法だと思います。
白川先生は20~26℃を推奨されてますが、さらに梶本先生もエアコンは26℃程度にしましょうと言われました。26℃まで下げると多くの方が寒いと言われるかも知れません。標準的大きさの薄い夏(肌)ふとん(シングルなら150x210㎝程度)で、全身を覆うようにして下さいと。……夏は裸で寝る(に近い)方の大部分が、先生方の言われるようにエアコンを26℃以下で就寝して戴けると、夏ふとんがもっと売れるかも……などと期待してしまいますね(笑;)
本麻夏掛けふとん
夜のニュース番組のお天気コーナーのキャスターが「エアコンは27℃に設定して、快適にお休み下さい。」と言ってました。それをご覧になられたかどうかは分かりませんが、白川先生は20℃~26℃が良いと言われる、梶本先生は26度ぐらいと言われる、TVのお天気キャスターは27℃ぐらいと言う・・・「寝室のエアコン温度は、いったい何度が良いのかね?」と。。。
スバリ! 正解は 「有りません。」いや、総て「正解」なんです。要するに、快適と感じる温度設定をすることがポイントなんですね。「ふとん屋」的に言うならば、26℃以下が良いですね。少し寒いと思われる方もいるように、ここは、タオルケットや小さい昔サイズ(135x185㎝以下)の夏ふとんでは、たぶん寒いと思います。全身を覆う事のできる掛けふとんが良いと言うことのようです。(自店だけかもしれないが、昔に比べタオルケットの販売量は、減りましたね。エアコンを使用される方が多くなったと言うことなんでしょう)
この時期、もうひとつ話題になるのが「熱中症」ですね。昨今、寝室(睡眠中)での熱中症の話題もTVでよく取り上げられています。睡眠についていろいろ特集も組まれたりして、皆さんが寝具に興味を持っていただけるのは嬉しいです。でも、眠りの眠り方も人それぞれです。正解は無いのではなく、人によって正解が異なるのです。数学では無いんです。
さして新しい話も無く、過去の記事を再掲載したようになってしまいました。
寝る直前
夜中のリモコン
最近の私(爺)の睡眠環境はと言えば……
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掛:綿100%の生地の羽毛肌ふとん+綿100%カバー ・・・ TCより綿100%の方が吸湿性通気性が良いから カバーとふとんの相性も良い
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敷:本麻シーツ+テンセルBEDパッド+天使のオーバーレイ+日本ベッド(ハード)・・・ 特に背中の湿気をしっかり取る事が寝苦しさを軽減してくれます。麻はヒンヤリ感も良い、テンセルは吸湿性は抜群! ヒンヤリシーツ類は効果持続時間が短かく、吸湿性の悪いのが多い。
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マンションの部屋の窓は閉めて、レースとドレープのカーテンも閉めて寝ます。・・・ 勿論、冷気が逃げないようにするため
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パジャマは、麻100%の縮みです。・・・ 一度着るともうやめられません!
論より証拠ではないが、まずは実験しようと、部屋の空調は、寝るまでは26℃設定で冷房運転としました。そして空気清浄機を終夜運転してます。眠くなりベッドにもぐりこむ時は、27℃に設定し直して「おやすみなさい」となります。最後に「敷寝具」が、ポイントです。寝姿勢と、何よりも背中のムレ感が無い事ですね。
夏を乗り切るためには、スタミナ料理も大切ですが、それ以上にしっかり眠ることが大事です。
快眠で元気に夏を乗り切りましょう!
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