昨夜は10時前に寝た。おのずと朝6時に目が覚めた。室温も18℃と、まずまず快適な朝である。
さて、「イクジイ」なる言葉が巷にはあるそうだが、私(爺)は自分の子供のオムツ替えさえも、殆どしたことが無かった。覚えているのは、たった2回だけだった。ましてや孫のオムツ替えなど、自慢ではないが一度もしたことは無い。育児には無頓着であった。子供が夜泣きしても「うるさい」と言ったらしい。自分では言った覚えはないが・・・。その時のことは、婆は良く覚えているらしく「あの時は、あんた(爺)を殺してやろうかと思った」と・・・。危うく殺されるところだった??
このブログを書き始めたころ、娘に「オッパイは何時やったらいいの?」と聞かれたことが有り、適当に答えてしまった。多分間違ってはいないと思うのだが、確信は全く無い。
昔から「寝る子は育つ」という。その命題は睡眠研究で正しいことが分かって来た。うちの子夜泣きがひどく、寝てないような気がするが大丈夫だろうか・・・。昼間寝ているから良いか・・・。色々思いめぐらせるお母さんもいるのではないでしょうか。
先日、ある本を買った。 (アマゾンで買えば、数日で手に入るが、あえて馴染みの本屋さんに注文した。)
著者:清水悦子(夜泣き専門保育士) 監修:神山潤(医学博士) 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド
という本である。「夜泣きをしないで寝て欲しい」それがこの本の出発点だったようです。
赤ちゃんに睡眠障害などあろうはずが無いと、ほとんどの方は思われているでしょう。夜泣きは睡眠障害であると言うと語弊が有るが、大人の睡眠障害とは違うが生活リズムの乱れから生じるものだと、この本は言っているようだ。
本の帯に書かれています。赤ちゃんとママのための睡眠改善方法です!と。 読み進めるに従って、大人の睡眠と子供(赤ちゃん)の睡眠とは、ある意味同じであり、ある意味違うものであると言うことが分かって来た。睡眠改善インストラクターという資格(?)を持ちながら、男であると言う理由もあるが、赤ちゃんの眠りについては無知であった。
爺なりの解釈で内容の一部を、ご紹介しましょう。
夜泣きの原因は主に2つあるそうです。
①体内時計が、正しく動かない。・・・大人でも体内時計が狂うといろんな睡眠障害や時には重大な病気を引き起こします。赤ちゃんの場合、眠っている時間が短くそして眠りが浅いために、地球の一日のリズムとかけ離れています。体内時計は生後1カ月頃から働き始めるそうです。眠っている時間が大部分と言っても、そこには昼と夜との違いを教えつつ、安定した睡眠リズムを作って行かなくてはならないと。生まれた時は、体内時計のリズムは不完全です。地球と言う宇宙船に乗る限り、宇宙船のリズムに体内時計を合わせなくてはなりません。
②不適切な寝かし付けの習慣による夜泣き・・・大人の場合でも「入眠儀式」「起床儀式」をし、生活(睡眠)リズムを作ることが大事と言われてますが、赤ちゃんの場合も同様に(それ以上かも)両儀式は大切だと言ってます。
対策と言うと大袈裟ですが、3つの行動ポイントを薦めています。
(A)朝は7時までに起こそう。…でも、いきなり起こしてはいけません。陽の光(明るさ)を上手に使って、気持ち良く起こしましょう。いきなり明るくするのも良くありません。朝昼は明るく夜は暗いもの、朝昼は活動する時間で夜は静かに寝る時だと言うことを教えて行かなくてはなりません。朝の忙しい時間にそんな悠長な事は出来ないと言われるかも知れませんが、夜泣きでお母さんが不眠に成る事を防げるなら、ちょっと頑張りませんか。その時、赤ちゃんに「おはよう。たくさん寝たね。いい子だったね。」などと声を掛けつつ、またパジャマから日中の服装に着替えるなど朝が来て起きるのだと言うことを知らしめることが大事と言ってます。もちろんスキンシップも忘れずに。
(B)お昼寝の時間を調整して、日中は活動的に過ごそう。…赤ちゃんの眠りは大人が思うほどぐっすり寝ていないのかもしれません。眠りは浅いようです。夜の眠りも同様に、短く浅いため、夜中であっても起き易いようです。夜中に起きるのは当たり前だそうです。
もう一つ「初めて聞く言葉」が有りました。「寝言泣き」という言葉です。なんじゃそりゃ!ですよ。大人なら寝言ですが、赤ちゃんは言葉が有りませんから、それが泣くという事だそうです。言われてみれば、なるほど!という感じですね。起きるたびにオッパイをやっていたり、泣くたびに抱っこしたりするのは良く無いそうです。泣くたびに抱っこするのは、寝言(泣き)を言う度に起こされるのと同じだそうです。大人でも寝言を言う度に起こされていたのでは寝られたものでは有りませんね。
(C)寝る前30分のイチャイチャタイムを作ろう。…先ほど「入眠儀式」「起床儀式」をしようと言いました。赤ちゃんにとっての「入眠儀式」とは何でしょう。食事・入浴・歯磨き・着替えなどをし、寝る30分前はママとのイチャイチャタイムです。灯りは少し落とし、ママの声も静かに、そしてスキンシップをしつつ、夜は8時までに寝かすことを推奨しています。
添い寝が良いか、一人寝が良いか・・・そんなことも書かれています。欧米では一人寝があたり前のようですが、世界の国々では、およそ90%が添い寝の習慣が有るそうです。人類は生まれてずっと(200万年ほど)添い寝をしながら子を守ってきました。欧米の習慣(わずか200年前から)が絶対正しいとは限りません。最近は欧米でも添い寝を推奨する流れが生まれているそうです。夜中に、お母さんのふとんに潜りこんで一緒に寝た時、あの時のぬくもりと安心感は皆さん経験あるのではありませんか?
ベビーふとんと、添い寝用ふとん。こりゃ両方販売しなくてはならないかな???
この本は、夜泣きがある無いに係わらず、そしてお母さんだけでなくお父さんも読むと良いでしょう。まだまだ、いろんな事が書かれています。
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