上手に眠れば元気になれる・・・ オーダー枕とベッドの快眠ひろば

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枕を買うのに、なぜ全身を測るの?

2011-07-08 23:35:58 | まくら

 売上の数字はさして良くないが、何故か忙しい。しかも、体調不良の家族がいると心配でもあり、間接的ではあるがいろいろと影響が出てくる。今日梅雨明けしたそうだ。この時期、晴れればメチャ暑くなり体調管理は本当に難しい。好きな食べ物ではあったが、昨夜はいつもの半分程度しか食べれなかった。疲れも溜まってきたのだろう。「疲れは溜まるが銭は溜まらん。お陰で懐が寒いからこの暑さにはちょうどイイかも。」などと馬鹿な事を言っている。婆はもう何十年と聞き、耳にタコが出来たと言っている。ブログの更新も滞り勝ちだ。

 さて、オーダー枕を目的に来られるお客様から時々こんな質問をされる。先日も「デパートの枕売り場(■フティと思われる)へ行ったら、首のところを測って枕を作ってくれた。こちらは全身を測り、身長体重まで聞かれるが、測る意味聞く意味があるのか?」と。そういえば、「快眠ひろば」のお店からも、綿桂さんはどう説明しているかと、同様の電話を戴いたことがあった。

20年以上前、弊店でもこんな簡易測定機を使って、枕の測定をしてました。

 日々オーダー枕のお客様で、こういった質問は結構多い。以前(1年前)このブログで何度も書いている事なのですが、もう一度書かせて戴きます。

 理由は、大前提として、「その人が自然に立った楽な姿勢で、できるだけ寝て戴くことが最善な寝姿勢である」と考えます。お客様に楽な姿勢で立って下さいといって、測定をします。

 分かり易くするため、あえて極端な言い方をします。

そっぷ型猫背型

 そっぷ型と猫背型の方を見比べて戴きましょう。頸椎弧(緑の部分)はどの姿勢であっても同じです。だが、枕の実際の高さ(赤丸)は大きさが違ってきます。この姿勢で全くそのままで横たわる訳ではありませんが、姿勢によって枕の高さ(赤丸の大きさ)が違ってくる事はお解り戴けるのではありませんか。

 単純に赤丸の大きさが枕の高さではありませんが、何万もの体型測定データに基づき「快眠ひろば」は少しでも快適な枕の高さを追求しています。

 昨日所用で名古屋のMデパートに立ち寄った。枕売り場をちょっと覗いてみた。店員(枕会社の派遣社員だろう)さんが、「あ~だ、こ~だ」と言いつつ説明をしていた。どこかしっくりこないのでしょうか、ご婦人が幾つもの枕を取っ換えひっかえ試し寝していた。

 敷寝具の固さ(体の沈み具合)に関係なく、体重も体型も無視した測定では正しい枕の高さが分かりにくい(合いにくい)のは当然と言えるのでは・・・?横寝をするのであれば、当然肩幅を計るべきでしょう。

 

全身を測定する理由は、

  1. 体型によっては、頸椎弧だけでは正しい枕の高さが分かりずらい。
  2. 敷き寝具の固さによって体の沈み具合が違って、枕の高さも変わってくる。身長・体重もお聞きするのはその為です。
  3. 横寝をした時と、仰向け寝の時では高さが違う方が多い。

 「百聞は一見にしかず。百見は一行に如かず」

百回聞いても、一回見る事には及ばない。百回見ても、たった一回の経験には及ばないものです。お店に是非来て体感して下さい。理屈ではなく貴方の感覚で確かめて下さい。

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