(写真は、イスラエルと同じ中東の、とある伝統的住居の中庭)
こんばんは。この前「金持ちとラザロ」という単語がでてまいりましたので、簡単にご紹介しようと思う次第(しだい)。まあ、どんな話だろうと興味ある方は、ちらりと覗いていくのもよし。それでは、始まり始まり![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en2.gif)
○金持ちとラザロ
或(ある)富める人あり、
紫色の衣(ころも)と細布(ほそぬの)とを着て、日々奢(おご)り楽しめり。
又ラザロといふ貧しき者あり、
腫物(しゅもつ)にて腫(は)れただれ、富める人の門(かど)に置かれ、
その食卓から落つる物にて飽(あ)かんと思ふ。
而(しか)して犬ども来たりて其(そ)の腫物を舐(ねぶ)れり。
(文語訳聖書・ルカの福音書16章19節~21節)
Once upon a time...(昔昔)、あるところに、金持ちさんがおりました。貴重で高価な紫色の着物やら細布やらで着飾って、毎日ぜいたくに遊び暮らしてりました。
そんな金持ちさんの家の門のところに、全身できものだらけの醜(みにく)い貧乏人(乞食?)が寝ています。犬がときどきやってきては、ペロペロとなめていきます。金持ちさんのお屋敷から出る残飯で、飢えを満たす毎日。その名を、ラザロと言います。
金持ちさんとラザロさん―
フツウ、金持ちさんのほうが名前が出そうですが、名はわかりません。貧乏人を門の前から追い出したりしているわけでもないし、残飯とはいえ、施しているようなのですが、お名前はわかりません。
逆に、貧乏人で、何ら働いていないようなラザロさん。こちらのほうが名前がでかでかと出ていますが、この「ラザロ」という名、「恵(めぐ)み」という意味だとかという話もお聞きします。いやいや、その当時すでに「ラザロ」=「恵み」という意味であったのか、それとも、後世において「ラザロ」→「恵み」と言う意味が付加されたのか、キャベツには、ようわかりません。
わかるのは、ともかく、金持ちさんとラザロさんがいたということ。
そして、次に、二人にあることが起こったということです。(続く)
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○金持ちとラザロ
或(ある)富める人あり、
紫色の衣(ころも)と細布(ほそぬの)とを着て、日々奢(おご)り楽しめり。
又ラザロといふ貧しき者あり、
腫物(しゅもつ)にて腫(は)れただれ、富める人の門(かど)に置かれ、
その食卓から落つる物にて飽(あ)かんと思ふ。
而(しか)して犬ども来たりて其(そ)の腫物を舐(ねぶ)れり。
(文語訳聖書・ルカの福音書16章19節~21節)
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そんな金持ちさんの家の門のところに、全身できものだらけの醜(みにく)い貧乏人(乞食?)が寝ています。犬がときどきやってきては、ペロペロとなめていきます。金持ちさんのお屋敷から出る残飯で、飢えを満たす毎日。その名を、ラザロと言います。
金持ちさんとラザロさん―
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逆に、貧乏人で、何ら働いていないようなラザロさん。こちらのほうが名前がでかでかと出ていますが、この「ラザロ」という名、「恵(めぐ)み」という意味だとかという話もお聞きします。いやいや、その当時すでに「ラザロ」=「恵み」という意味であったのか、それとも、後世において「ラザロ」→「恵み」と言う意味が付加されたのか、キャベツには、ようわかりません。
わかるのは、ともかく、金持ちさんとラザロさんがいたということ。
そして、次に、二人にあることが起こったということです。(続く)