ある日、久しぶりに雑誌SCREENを見たら、
控えめながら、こんな記事の出だしがあった。
『3・11後の被災地で観客がお礼を言ってくれた「ヤコブへの手紙」』
と。
・・・意外です。
以前、このブログ内に書いたが、
あれは決して、華やかな、目を引くモノではない。
ナタリー・ポートマン主演の『ブラック・スワン』
(ダーレン・アロノフスキー監督)のような、華やかさや激しさもなく、
-ナタリーを観たい人にはいいかもしれない。
アカデミー主演女優賞をもらったのもうなづける。-、
リーアム・ニーソン主演の『アンノウン』
(ジャウム・コレット=セラ監督)のような、サスペンス・アクションでもない。
―ちなみに、「『自分が自分である/存在する』ことを証明せよ」という哲学的な問いを、
どのように映画に消化したのかとドキドキしたが、なかなかどうして、エンターテイメントとなっていた。―
記事にはこんな風に書いてあった(一部抜粋)。
*************
あの3・11の衝撃の大震災のあと一月ほどして、
宮城県や山形県にミニ・シアターをお持ちの館主さんと
電話で話す機会があり、意外な映画が愛された話をうかがった。
「地味な映画だから いつもならお客さんはせいぜい5,6人。
まさかあんなに一杯になってしまうなんて」。
このとき上映したのがフィンランド映画の「ヤコブへの手紙」(08年)。
心洗われる、という表現がぴったりの映画だった。・・・(以下略)
(スクリーン10月号より。)
(確かに、良い映画です。
ただ、一言言っておきます。多少かじっていて、表層しか見えない人にはワナがしかけられています)
控えめながら、こんな記事の出だしがあった。
『3・11後の被災地で観客がお礼を言ってくれた「ヤコブへの手紙」』
と。
・・・意外です。
以前、このブログ内に書いたが、
あれは決して、華やかな、目を引くモノではない。
ナタリー・ポートマン主演の『ブラック・スワン』
(ダーレン・アロノフスキー監督)のような、華やかさや激しさもなく、
-ナタリーを観たい人にはいいかもしれない。
アカデミー主演女優賞をもらったのもうなづける。-、
リーアム・ニーソン主演の『アンノウン』
(ジャウム・コレット=セラ監督)のような、サスペンス・アクションでもない。
―ちなみに、「『自分が自分である/存在する』ことを証明せよ」という哲学的な問いを、
どのように映画に消化したのかとドキドキしたが、なかなかどうして、エンターテイメントとなっていた。―
記事にはこんな風に書いてあった(一部抜粋)。
*************
あの3・11の衝撃の大震災のあと一月ほどして、
宮城県や山形県にミニ・シアターをお持ちの館主さんと
電話で話す機会があり、意外な映画が愛された話をうかがった。
「地味な映画だから いつもならお客さんはせいぜい5,6人。
まさかあんなに一杯になってしまうなんて」。
このとき上映したのがフィンランド映画の「ヤコブへの手紙」(08年)。
心洗われる、という表現がぴったりの映画だった。・・・(以下略)
(スクリーン10月号より。)
(確かに、良い映画です。
ただ、一言言っておきます。多少かじっていて、表層しか見えない人にはワナがしかけられています)