休日

　日曜日（及び祝日）は、holiday、と書く。
　holi-（神聖な＝ holy ）＋ day（日）。

　私たちクリスチャンは、主日（しゅじつ）とも言う。一切の仕事を休んで、主（しゅ＝神様）を礼拝する日だからだ。クリスチャンの場合　１）、週の始め、つまり、イエス・キリストが復活した日がそれとなる。

　神様を覚え、感謝するこの日は、昔（旧約聖書の時代＝紀元前）、一週間の最後の日だった。
　安息日（あんそくにち、Sabbath）と言い、ユダヤ教徒は今でも土曜日　２）を安息日として、守っている。労働はいけないからと、ほんとうは、エレベーターのボタンも押してはいけないらしい（たまたま身体がボタンにぶつからない限りｆ（＾＿＾；））。
　ちなみに、ムスリム　３）にとっては、安息日は金曜日だ。イスラム教国では、金曜日に学校が休みになる。


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　だが、病気は休日だからと言って、休んでくれない。
　誰かが必要となる。
（また、毎回全てその日を休みにしてくれ、というのは、難しい…自分さえ良ければいいのか、と（－＿－；））


　その人にとっても、病気が「休日だから」と休んでくれたら、どんなにいいだろう。
（実際、「正月だからって、病気は、休んでくれないしね」
　「病気も休暇取ってくれたらいいのにね」
なんてやり取りもあるっけね）


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　また、パン裂き（聖餐式）の最中だからと言って、誰にも何も起こらない、ということはない。
　（実際に）
　だから、無事に、パン裂きが守られたとき、なおさらありがたいと感じる。


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　そして、願う。
　すべてをご覧になっている方、
　すべての祈り－どんな小さなものでも－を聞かれる方、
　私たちを愛してひとり子さえ惜しまずに一度死に明け渡し、
　私たちをあがなって下さった方に向かって。


　…御名（みな）があがめられますように。

　…私たちの思いや歩みが御目（おんめ）にかない、あなたさまが喜ばれますように。

　…今日もまた、主にあって、それぞれの所において、一日が守られますように。
　一人一人の上に、恵みがありますように。




【注】
１）セブンスデー・アドベンチストの場合は、土曜日。

２）正確には、金曜日の日没から土曜日の日没まで。

３）ムスリム：イスラム教徒のこと。