mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

我が街のうどん屋さん

2010年02月11日 | 旅行記

 昨日は、午前中はパソコンに向かってウィンドウズアップデートを処理したり、ブログを書いていましたら、お昼の時間が来てしまいました。

 世の中は、政界では埼玉の代議士で事業仕訳で有名になった枝野さんが大臣になりましたが、相変わらず小沢さんの政治資金問題がくすぶり続けているようです。

 また、17才と18才の少年により2人が殺されるという痛ましい事件が発生しました。

 動機が何だか分かりませんが、どうしてこうも人の命が軽んじられる時代になってしまったのでしょうか?

 ところで、昨日は、前から気になっていた地元のうどん屋さんにかみさんと行ってきました。

 何が気になっていたかと言いますと、亡き母が「ここはうまいんだよ!」といっていた店であり、地元のことを紹介するパンフにも面白い(うまい?)店と紹介されていたのです。

 場所は、この町独特の細長い路地のような道沿いに「ひっそり」という感じのところでした。

 肝心の味ですか?もちろん、味が大事なのですが、面白いことが沢山ありました。

 行った時間は1時を過ぎていたのですが、店の前には人が立っていました。

 もちろん、順番待ちなのです。イヤー、驚きましたね。こんな片田舎の人通りがほとんどない所に人が並んで待っているのです。

 かみさんが待っている中年の女性に「良く来るのですか?」と訪ねますと、熊谷から何回か来ているそうです。

 昨日は「シンシン」と底冷えがする寒い日でしたが、その女性の順番が来ると、車からその女性のお母さんと思しき年寄りがでてきました。寒いので順番が来るまで車の中で待っていたようですが、「熊谷からわざわざ来るのか!」と感心していたら、私達が店の中に入る順番になりました。

 どんなうどんがあるのか、メニューを探したのですが、メニューがないのです。

 メニューらしきものは、小さな立て板があるのですが、そこには4つの文字が書かれていました。

 ・普通  ・大盛り  ・特盛り?  ・超大盛り

 これはいったいどういうことか?小生は「ははー、メニューが一つしかないのか?」と思ったのですが、かみさんが店員に注文の仕方を聞いています。

 結果は、小生が考えたとおりですが、正確には4つの量の他に「暖かいか、冷たい」の注文があります。

 そのほかには、トッピングが気になるところですが、かき揚げ風の天ぷらが一個セットになっているそうです。

 したがって、これ以外の注文は出来ないようです。

 うどんは、もちろん自家製、地元産の小麦粉で、出来上がりは北関東風(細く、つるつるしこしこ)でした。

 汁は薄味で、昆布だし?でしょうか?家庭で作るものと似ています。

 このようにメニューがないことも驚きでしたが、値段がこれまたビックリものでした。

 普通250円、大盛り300円、特350円、超400円なのですから。

 どんな客が来ているのかですが、制服から察して東京電力のおばちゃん達が6~7人いましたし、そのほかの方々も会社などの勤め人という感じでした。

 「へー、面白い店だな!」と思って、店の中を眺めていたのですが、壁には浦和レッズのユニフォームがいくつか飾られていたほか、遠くて誰のものか分かりませんでしたが数多くの色紙がありました。

 そうこうしているうちに、小生が食べ終わりそうになった時に事件が起きました。

 隣りに座った男性が、わが愛妻の名前を呼ぶのです。しかも、その呼び方が「○○ちゃん」です。

 「なんだ!このおっさんは!」と思い、相手の顔を睨み付けてしまいしたが、かみさんは、うどんの味を堪能しているようで気づかないのです。

 そのうちに、かみさんも気がついて「ああ、××ちゃん」と懐かしそうに声を挙げるのです。小生は、何が何だか分からなかったのですが、後で聞くと、実家の近くの数少ない同級生だそうです。

 私達が住んでいるこの町に転勤になって、昼食はいつもこの「うどん屋」だそうですから、奇遇ですね。

 今日は、本当はこの話題ではなく、小生が旅した海外旅行の利用会社のことをレポートしようと思ったのですが、次回にお話したいと思います。