昨日は、旅行会社を比較する項目と、具体的な旅行でどこが違うのか、ほんの一部ですが、レポートしました。
阪急交通さんとJTBグランドツアーさんを「クロアチアなどの旅10日間」で比較したもので、昨日は「どこを見るか」という観光地の違いを説明しました。
今日はヨーロッパ旅行で、いつも気になっている成田から現地までの到着時間を比較したいと思います。
まず、成田からどこの空港に飛ぶかですが、阪急交通さんは、航空会社が決まっていない上に、乗り継いだ飛行機が到着する空港もザグレブやリュブリァナなど5カ所のどれかになるようです。そこからバスでブレッド湖のホテルに向かうようです。
これに対して、JTBグランドツアーさんは、オーストリア航空またはルフトハンザ航空で、欧州内で乗り継ぎ(ウィーンやフランクフルト?)、クラーゲンフルトまたはリュブリァナの空港に到着することになっています。そこからバスでブレッド湖のホテルに向かいます。
このデータから見ますと、阪急交通さんの方が「どこでどう乗り継ぐのか」わかりませんので、不安になります。
しかし、両社ともヨーロッパ乗り継ぎですから、問題は待ち時間です。
小生は、スペインに行く旅でコペンハーゲンで5時間以上待った記憶があり、正直いって「うんざり」してしまいました。
そこで、この点を両社のパンフから推理してみましたが、実際はどうなのでしょうか。
阪急交通さんの場合、成田発が9時30分から13時15分で、5カ所の空港到着が17時から24時(現地時間)となっていますので、出発時刻の差が4時間弱なのに到着時刻の差が7時間ですから乗り継ぎの待ち時間に大きな差があるようです。
成田発が9時30分発でドイツのフランクフルト乗り継ぎに場合を想定しますと、仮にフランクフルトからリュブリァナまでの飛行時間が2時間として計算するとどうなるでしょうか。
成田、フランクフルト間の飛行時間が約12時間ですから、フランクフルト着は、日本時間で21時30分、現地時間で13時間30分になります。
そうすると、到着空港であるリュブリァナなどへの最も早い到着時刻が17時となっていますから、フランクフルト発は15時ということになりますので、乗り継ぎの待ち時間は1時間30分と言うことになります。(これなら上出来ですね。)
でも、成田発が9時30分でリュブリァナなどへの到着が日本時間で翌日の1時ですから、疲れます。これが最後の13時15分発ですと、到着時刻は日本時間で翌日の8時ということになります。
さらに、リュブリァナからブレッド湖までは約80㎞だそうですから、高速道路でも約1時間かかるということになります。
一方のJTBグランドツアーさんの場合はどうなるのでしょうか。
パンフでは、9:35~10:55(予定)、空路、クラーゲンフルートまたはリュブリァナを経てブレッド湖へ。」となっていますので、乗り継ぎの空港で1時間30分待ちでリュブリァナ行き(日本時間23時)の飛行機に乗れても、到着時刻は日本時間で翌日の1時ですから、阪急交通さんの最速のものと大きな差はないと言えます。
阪急交通さんの最も遅い時刻の場合、乗り継ぎの待ち時間が4時間30分もあるため、リュブリァナなどへの到着が日本時間で8時になることも想定されますが、JTBグランドツアーさんでは、クラーゲンフルートやリュブリァナの到着時刻が明記されていませんので、乗り継ぎの待ち時間によっては、もう少し時間がかかることも想定されます。
なお、JTBグランドツアーさんでは、成田発でオーストリア経由(乗り継ぎ)があるようですが、オーストリアはブレッド湖があるスロヴェニアの隣国ですから、経由地がウィーンですと陸路(バス)で移動ができるのではないでしょうか。
今日はこの辺で失礼します。この続き?じっくり考えてからにします。