昨日は真央ちゃんのではじまり、真央ちゃんで終わった1日でしたが、皆さんはいかがですか?
さて、今日はこの比較シリーズの最後になると思いますが、最も気になる旅行代金についてお伝えします。
旅行代金は、私たちツアー参加者ばかりではなく、会社にとっても最も気を使うところではないでしょうか?
多少代金が高くとも、レベルの高いツアーがよいという考え方もありますし、逆に安ければ安い程良いという考え方もあると思います。
では、「クロアチアの旅10日間」ではいくらに設定しているのでしょうか?
まず、阪急交通さんですが、239,800円ととてもリーズナブルな料金です。これに対してJTBさんは538,000円ですから倍以上の代金となっています。
それにしても、この旅行代金はいったいどのような根拠で設定いるのかが気になります。
ということで、小生の独断で偏見で旅行日程に沿って経費を考えてみました。
まず、航空券ですが、成田とウィーンの往復で計算しますと、次のようになります。
出発日が5月19日(阪急交通さんとJTBグランドツアーさんの共通の日)格安航空券
(オーストリア航空)の代金(エコノミークラス)は、117,000円となっていました。
高いものなんですね。でも、団体割引があると聞いていますので、この値段の6割から7割ぐらいの値段で旅行会社は手配しているのではないでしょうか?
そうでないと採算が合わないはずだからです。7万円くらい?
これにウィーン以外となると思いますが、ヨーロッパ各地からリュブリャナまでの航空機が加わります。合計で8万円くらい?
次にホテル料金ですが、これが難問でした。
ネットで調べたのですが、阪急交通さんが予定しているドブロブニクのホテル、ネプチューン(スーペリアクラス)の料金は1泊33,200円と表示されていたのですが、スロベニアのブレッド湖などは調べようがありませんでした。
1日平均の宿泊料金がいくらなのか分かりませんが、8泊でいくらになるのでしょうか?阪急交通さんは、ホテルのグレードがドブルブニク以外は弊社スタンダードクラスとなっていますから宿泊料金は、かなりお安いはずです。
また、JTBグランドツアーさんは、「旧市街へ徒歩圏内でで海の見えるお部屋」とかプリトビチェでは「イェゼロ確約」というように高級ホテルを予定しているようです。
団体割引も考えられますが、ホテルというのは、お客がいなくともコストがかかる固定経費が多いはずですから、部屋が空いている時は、低料金で提供しても採算割れにはならないと思います。でも、5月は観光の最盛期ですから割引する必要がないとも考えられます。
ということで、旅行代金の多くの部分がホテル代金のはずですが、具体的にいくらなのかは分かりません。
この他に考えられる経費は、ホテルやレストランなどでの昼食と夕食代金です。
阪急交通さんは、ホテルが5回、レストランが9回の計14回、JTBグランドツアーさんは、10回ですが、おいしい食事をツアーの大きな「売り」にしていますので、金額には、かなりの差があると思います。
また、そのほかには、現地旅行会社への支払い(バス借り上げ代を含む)や添乗員にかかる経費(飛行機、ホテルとも無料?)、諸経費(添乗員さんの報酬や会社の利益など)といったところでしょうか。
「何だ?それでは積算が分からないではないか!」とお叱りを頂戴しそうですね。
仕方がないと諦めて下さい。
それにしても、旅行日数が10日で、訪問先もほぼ同じなのに、旅行代金(燃料サーチャージは両社とも別途、必要。また、国内外の空港使用料などは阪急交通さんは別途、必要で、JTBグランドツアーさんは旅行代金に含まれている。)が2倍以上の30万円近くというのは、いくら素晴らしい演出(うまいもの、ホテル、町歩きなど)があるとはいえ「躊躇」してしまいます。
小生は、素晴らしい演出の旅がもう少しお安くできるツアーがあって良いはずだと思うのです。
ということで、口コミによらない旅行会社の比較を試みたのですが、「安くて良い旅行がしたい!」という小生の願望を申し上げただけのレポートになってしまいました。