紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ・2022霜月、紫根収穫 終了

2022-11-05 16:22:41 | 日本ムラサキ栽培
「種子の選別と紫根カット」
種子の選別と収穫紫根の整理に追われる日々となった。
特に、種子の選別はかつて無い程の収量でその選別に手間取っている。


乾燥した分枝を積み重ねて、叩き落とした種子は萼の枝付きで特に手間を要する。
その作業は、夜なべ仕事も追いつか無い。


種子を落とした分枝を畑に捨てに行く。
ビニール袋の底にかなりの種子が見つかる。割れた枯れ葉に挟まっていた様だ。
紫根収穫後の整地した場所にバラ撒いて見る。
まさか、発芽はしないと思うがどうだろうか・・・・?


期待する訳では無いが、所々土を篩って掛けてみたりする。
来春3月彼岸頃、幾つかは発芽するかも知れない・・・?


畝の全体的な傾向はあるが、場所に依って期待した紫根も、収穫できた。

紫根が太いので、余り日を置くと乾燥が進んで紫根のカットが大変である。
適当な長さでカットする。3cm前後で揃える。


包丁は、定年退職時に同僚の一人から贈られた刃物である。
「マタギ」の獣をも捌く刃物で、刃の場所に寄って根が良くキレる場所がある。


「阿仁マタギ」の狩猟用具は「2013年に国の重要有形民俗文化財」に指定されている。 
それ故、貴重品として使わずに保管だけに留めていた。


太くて短い1片は、肉質部が厚くシコンエキス用に分別。
細根や微細根も赤い色をしていれば捨てずに集める。

紫根の不出来は初めての事で、あれこれと思い当たる事が浮かぶ。
良品の紫根が収穫できた畝も、スコップをもう1踏み深く耕作出来ていたら・・・
昨年と同じサイズの収穫が出来た筈と悔やむが・・・・。

「おいゆくみ さきのきたいは ゆめのゆめ」

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (刺身蒟蒻)
2022-11-05 18:01:58
こんにちわ!日本ムラサキを栽培してみたいのですが、種を分けて頂けないでしょうか?
返信する
日本ムラサキの種子 (くるでーはっと)
2022-11-10 20:11:27
種子の販売は、上記ショップサイトにて
12月に販売を始める予定です。
現在、選別作業中。
返信する

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