「栽培装置の結果考察」
狭い場所でムラサキを栽培する方法として、その栽培装置を考えざるを得なかった。
筒型と箱型の2個の栽培装置を想定して素材を検討。
安くて、作り易く、耐久性があるものをさがす。
既にパイプとして市販されているものは安くはない。
自作に依るより安いものは無い。
筒型栽培装置、ポリカブレダンから紫根の取り出し。
収穫方法は最も簡単であったが、風化に依る劣化が顕著。筒は45cm長、径は10cm。
2重になっていたので内部は問題なし。
タキロンの浪板に依る筒。筒型形成は簡単ではない。
使用上は堅牢で、素材としては申し分ない。数年は使えそうである。45cm長、径は10cm。
紫根の取り出しも容易である。
箱型栽培装置からの紫根の取り出し。箱の中にポリカブレダンを使って仕切りを作った。
筒型装置の応用で、紫根取り出しが容易になった。
仕切り入り箱型栽培装置から収穫された紫根。箱高は45cmである。
底を抜けて50cmに生育。紫根の形は似通っている。
箱型栽培装置から収穫。用土が不足、生育不足の紫根である。
根が自在に生育し隣の根と絡まるので苗間隔は50cmが必要か。
箱型栽培装置から収穫。径3cmで2本に分かれて生育。長さ50cm。
冬の期間は紫草の株は休眠となる。
秋の掘り出し時期には既に来春の新芽が根元に準備されている。
根の太さに因って新芽が多い事が判る。春早くに旺盛な勢いで新芽が成長してくる。
それは、紫根からの養分供給に因ると見て良い。
従って、前年の根は早めに取り出さないと傷んで黒くなる。
新しい根は前年より大きくは生育しないと見て良い。
12ヶ月でどれだけ生育させるかが栽培の鍵となる。
「つちのなか ひきこもごもの ひととせや」
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