普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

佐賀県知事からも信頼されていない菅さん

2011-07-02 12:09:47 | 菅内閣
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玄海原発再稼働「首相との面会が条件」と県知事
 九州電力玄海原子力発電所2、3号機の再稼働問題で、佐賀県の古川康知事は1日、再稼働を判断する条件として「(新たに)菅首相との面会と説明が必要な要素になる」と述べ、来県を要請したことを明らかにした。
 古川知事は「(首相には)再稼働やエネルギー政策の見解を語っていただきたい」と述べた。首相との会談日程については、8日に県民説明会、11日に県議会特別委が開かれることを踏まえ、その前後を希望している。

 原発再開問題に対する菅さんの考え方です。
 原発問題でも、首相の存在が障害となった。
「原発の再稼働については、総理がおっしゃった方がいいですよ」
 海江田万里経済産業相は6月18日、原発を持つ11社に再稼働を要請する直前、首相に提案した。中部電力浜岡原発の全面停止を要請した首相の口から電力の安定供給に関するメッセージを発するよう求めた進言だったが、首相は「自分は言いたくない。言うべきではない」と答えた。
 国民受けしそうな浜岡原発の全面停止という、もともとは海江田氏が提案した手柄を自分で取り、再稼働に関する地元対策はほったらかし。一方で全面停止し、一方で運転再開を要請する二重基準に住民の懸念は強まり、再稼働の環境は厳しくなった。
産経新聞は菅さんを批判しています。
 菅さんの「自分は言いたくない。言うべきではない」と答えた気持ちは良く判ります。
 菅さんが浜岡原発の停止と孫さんの太陽光発電の提案で一気に盛り上がった、反原発運動を利用して、エネルギー政策を菅内閣の新しい柱にし、ことによれば彼の任期満了まで持って行き、それ迄政権が持て無ければエネルギー政策を問うとして国会解散の理由に使えるからです。
 詰まり原発再稼働など言えば、エネルギー政策変更と言う彼の立場が無くなるからです。
 事実は、菅さんは浜岡停止の時に他の原発は地震の頻度が少ないとして、再開容認の発言をしていますが、彼は他の原発の再開は海江田さんが勝手に言い出したのだと言うのでしょうか。
 それを裏書きするように、某テレビでは菅さんがエネルギー政策の変更を打ち出したのに、海江田さんは経済産業省の官僚の口車に乗って、原発再開に動いていると言っていました。
 テレビも軽すぎますが、菅さん他の原発再開容認の発言を自分でして置いて、いざ個々の原発再開の有無を要請するときに「自分は言いたくない。言うべきではない」と言うのは余りにも酷すぎます。
 これでは海江田さんもたまったものではありません。
 そして上記のような報道を聞けば、古川佐賀県知事が海江田さんを信頼しても、菅さんが信頼できないのは当然です。
 古川さんも玄海原発再開容認の決断も、ムードに乗りやすいマスコミや日本人の国民性を考えれば厳しいものだと思います。
 もし菅さんが古川さんの要請に応えなければ、海江田さんがやっと開きかけた原発再開の動きが全国的に止まってしまうかも知れません。
 そうなれば、読売、産経や原発容認派の言う、今まででさえ厳しい経済環境に、(原発反対派の人が礼賛するドイツでさえ11年かけて原発を廃止するのに)約2年足らずの内に日本の全原発停止、家計費増加、電力不足に伴う経済活動の縮小、産業の空洞化などなど、日本は敗戦に匹敵するような状態に戻るかも知れません。
 そして何よりも内閣閣僚、民主党幹部以下の党員、自民党以下の野党、官僚、そして地方の首長からも信頼されない菅さんが、どれだけの仕事が出来るでしょうか。
 菅さんが政治生命を賭けて進めた筈の福祉と税の一体化の成案さえ閣議決定できないのが示すように、菅さんの前には多くの難題が待ちかまえています。
 菅さんの唯一の頼りは、亀井さん、石井さんなど極少数の人達を除けば、上記の人達が国のことを思って、いやいやながらでも何とかしようとする善意だけです。
 言い換えれば菅さんは関係者の善意を弄んで自分の地位保全図っているとしか思えません。
 今朝の読売テレビの「ウェークアップ!ぷらす」で政治・経済の識者4人に菅さんがこのまま居座ったら日本はどうなるかとの答えとして3人が「日本沈没」一人が同意義のフリップを出していました。
 私はそれ程行かなくてもこのままでは日本が回復に何十年もかかる程の大打撃を受けるような気がします。
 私は菅さんを辞めさせたいなら、その考えを持つ閣僚、民主党の幹部が一斉に辞職するか、国会の慣例に外れても与野党共同で不信任案を再度提出してはどうでしょうか。
 菅さんは永田町の慣例に反する背信行為をしているのですから。
 心配性の私の心配の8割近くが当っているようですが、私の心配が必ず外れることを祈っています。

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民主党の未熟を知らすため辞めるな菅さん・週刊新潮

2011-07-01 16:49:04 | 菅内閣
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 今朝の週刊新潮の広告に、「民主党」の未熟を津々浦々に知らしめよ 今は辞めるな「菅総理」!
――総理を支える側近6人がすき焼き屋で上司のクビ斬りを相談し、新聞に書き立てられる。もはや政権与党のピラミッドは完全崩壊した。だが、まだ辞めるな「菅総理」。国民が骨の髄まで懲りるまで……。
と言うショッキングな見出しが出ていました。
 内容を見ますと、元産経記者の高山正之さんの発言を引用したようで、菅さんが脱原発を争点にして総選挙に打って出て、勝利したとして今の日本でいきなりの原発抜きで、日本がどうなるかも国民は目の当たりにして学ぶべきだと言う趣旨のことも書かれていました。
 勿論高山さんも週刊新潮も判っていてこのような言い方をしているようですが、菅さんがこのまま居座り、昨日のエントリーで書いたように菅さんの戦略に乗せられて、反原発の大合唱が現実となれば、今でさえ厳しい経済環境が大震災に、増税アレルギーの民主党政権下での資金の裏付けのない国債の増発、金融の混乱、電力不足に伴う経済活動の縮小、産業の空洞化などなど、日本は敗戦に匹敵するような状態に戻るかも知れません。
 そうなれば、日本は世界での三流国、皮肉でなく菅さんの言う最小不幸社会を目指すしかないことになるかも知れません。
 日本は何故週刊新潮の言うような社会になったのか今までの経緯を考えて見ました。
 今は民主党政権批判の声ばかりですが、唯一民主党支援を貫いている、鳥越さんのツイッターの記事です。
 総理の首を取ろうと躍起となってる与党も野党も議員はあほばかり。原発政策を推進したのは誰?9百兆円の大借金作ったのは誰?張本人自民党は反省の言葉一つなく、政権獲りに躍起。参院少数の民主党は右往左往、見ちゃおれん!
 原発政策を推進したのも、9百兆円の大借金の殆どを作ったのは勿論自民党です。
 自民党政治は他にも色々な問題点を産みました。
 それをさせたのは自民党と今までの最大野党だった社会党です。
 国民は自民党にも問題があるが、非現実的な政策を持つ社会党では駄目だとして、約半世紀に亙り自民党を支えて来ました。
 だから自民党は何をしても政権から落ちることありませんでした。
 その社会党も次第に国民から見放されて衰退してきました。
 社会党はがそれに気づかなかったのは当時販売数最大を誇っていた反国旗、反国歌や、農家は大企業の被害者など主張する朝日新聞の支持があったので、社会党はまだまだ国民の潜在的な支持があると思って、その体質や政策の現実的な見直しを怠り、結果として衰退の一途を辿ってきたのです。
[マスコミ、特ににテレビの責任]
 然し事態は少しづつ代って来ました。
 マスコミで言えば、新聞離れした人のテレビ依存、テレビも経費節減のため取材結果を何度でも使えるニュース報道へのシフトとそのワイドショー化→今まで政治の大衆化と流動化→今回の原発問題のように報道で動かされる人達の増加
その現れが、小泉さんの刺客派遣に乗せられた選挙中のマスコミ、特にテレビの一方的な報道のお蔭の小泉さん大勝→選挙中の赤城さんの「絆創膏報道」で安部さんの大敗→選挙前の麻生さんの漢字の読み違い、中川さんの朦朧会見の執拗な報道での麻生さん大敗と言う選挙結果の大きな振れです。
もしこれらの偏った報道がなければ、そして一方的な大勝がなければ、小泉さんの米国一辺倒のやり方、小沢さんの安部さんイジメ、そして鳩山さんの大チョンボ→日米関係の悪化に対しても、緊張した政局になり野党のブレーキがもっと掛かったかも知れません。
菅さんの参院選の敗退も(小沢さん大勝に比すれば)大敗に終わらなかったのは、小泉さん、安部さん、麻生さんの時のような余りにも偏った報道が無かったためです。
  だから民主党は敗戦の総括もなしに、(自民党も同じ公約をしたのを無視して)菅さんの消費税増税がその原因だと敗因を矮小化して、鳩山さんの大チョンボ、鳩山さん小沢さんの「政治と金」問題の不適切な処理も、大きな敗因であることも表に出なかったのはは、民主党に取っても国民にとっても不幸なことです。
そして今回の原発の再開の問題も、マスコミは福島第一の事故処理の問題ばかり取り上げて、何故同じ震災に遭った女川も、福島第二も無事停止したのに福島第一が事故を起こしたの原因を究明しようとしないのが反原発の勢いと増しています。
そして一部の報道に依ればこの動きを菅さんが延命に使おうとしています。
 私たちは一部の新聞、特に最近大きな力を得てきたテレビの報道から惑わされずに適切な判断が必要だと思います。
[これからのあるべき形]
・民主党:昔のように社会主義思想を持つ社会党が野党第一党と違うのだから、政権党または野党第一党として基本理念を同じくするしっかりした組織にすべき。
 そのためには、旧社会党の考えから抜けきれぬ人、労使協調型の組合を残して日教組や旧産別系など左翼系の組合と縁を切ること。
 その穴は他党から同じ基本理念を持つ人の参加を呼びかけること。 (過去の自民党一党政治を心配する人達(自民党員を含む)の参加はある筈です。)
そして米国の共和党、民主党のように、やや保守的な自民党、ややリベラルな民主党に政界再編をすべきだと思います。
・マスコミ特にテレビ:その影響力の大きさに責任を感じて、公平、正確な報道をすること、今回の原発事故についてその被害の報道ばかりでなく、何故福島第一だけ事故を起こしたか、その防止対策とうの解説記事を乗せて、国の方向を誤らせないようにすること。
 然し(小泉・安部・麻生さんの選挙へのキャンペーンなどなど)マスコミやテレビの反省の言葉を一度も聞いたことが無いので、果たしてどうでしょう。
・私たち:マスコミ、特にテレビの報道で振り回されないような適切な判断力を持つこと。その為にも多くの情報源を持つこと。

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エネルギー政策が次期国政選挙の争点になるのか

2011-06-29 16:51:20 | 菅内閣
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 昨日の菅さんの民主党両院議員総会での「エネルギー政策をどのような方向に持っていくかは次期国政選挙でも最大の争点になるのではないか。」と言う発言がまた問題になっています。
・菅さんがギリギリまで頑張り、いざとなれば解散に打ってでるのではないか?
・解散・総選挙をちらつかせて、新人議員に脅しをかけているのではないか?
 最近は首相である菅さんの発言をまともに捉える人はいない様で困ったものですね。
 表題に就いては、「原発をめぐる議論が不毛な罵り合いになるのは、推進派と反対派が別の「宗教」で、最初から結論が決まっているからだ」と言う持論を持つ有名ブロガーの池田信夫さんが、原発問題が争点になる筈はないとツイッターで何度も繰り返しています。
 私はも同じ意見ですが、小ブログの特性を活かして敢えてこの問題を取り上げてみました。
 まず私のエネルギー政策の意見を聞いて下さい。
・原発もとって代わる新エネルギーが開発されるまでは原発の運転は認めるべだ。
・今回の福島第一の貴重をな教訓をノウハウを武器として、より安全な原発の海外輸出をするべべきだ。
 その前提条件として、最新技術で武装した設備、運転と保全のノウハウ、特に日本得意の自主的な改善運動、万が一事故を起こした時の対処方法。現地指導とアフターケアなど日本流の細かいサービスの提供。
・現有の原発も上記の考え方と技術をそのまま取り入れる。
 そのための最新の技術を取り入れた安全基準の作成、アップデイトとその実施、既存の物でこれに相当しないものがあればその代替え策を提示させ、それでも経費的に合わぬとして拒否したものは運転停止させる。
・新原発も上記の基準や考え方になど条件が合えば建設を認める。
・その為には、徹底的に福島第一の事故原因とその対策の究明をする。
・新エネルギー設備も、原発以上の金とエネルギーを使って開発し、建設をし、余裕が出来ればその分の原発を停止する。
・当然の話しだが発送電分離、周波数問題、などスマートグリッドなどの全体のシステム化を図る。
 勿論野党などけこの様な提案をすれば、菅さんの言うように次期国政選挙でも最大の争点になるのは間違いないと思いますがこのような事態は起こりそうにはありません。
 私の案は細かい所を除けば、ほぼ正しい案と思いますが、無責任な私の小ブログだから書けることで、政党としては世間の風潮も無視できません。
 だから結局は新エネルギー開発も必要、然し経済や家計に影響を与えないように、前者の開発に応じて、原発を漸減すると言う当たり障りのない対案しかできず、民主党も政権政党としては菅さんの思う程(案外余り細かく考えてないかも知れませんが)の思い切った提案もできず、与野党の案の程度の差の争いとなり、小泉さんのようにイエスかノウかの争いに持ち込むことは出来ないと思います。
 この程度の差では国民やマスコミの間では盛り上がりに欠け、投票結果は今までの民主党政治とかっての自民党またはそれと公明党の政治の比較に終わりそうな気がします。
 そうなれば民主も自民もどちらもどちらとなるかも知れず、民主党ブームの去った今小沢チルドレンの大半が落選となれば、僅差か大差は別として、自民・公明連合軍の勝利ななる可能性は高いと思います。
 だから民主党両院議員総会で菅さんが退場したあと、新人議員の解散反対の発言となり、岡田さんの被災地を置いて選挙などできない発言となり、一部マスコミの言う菅さんの彼らへの解散の脅しの意見も出てくるのでしょう。
 結局は昨日も書きましたし、今日の新聞でも書き立てられているように、孤立した菅さんがどれだけのことが出来るのかと言う不安が残るだけです。
 唯一のかすかな希望は、情けないことですが、松本龍さんの「三月十一日以来、民主、自民、公明も皆嫌い、私と私のチームはただ被災者に寄り添うだけだ」の発言に、官僚達が心を開いて松本さんに協力して呉れることだけです。

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菅さんに裏切られた人達

2011-06-28 16:17:04 | 菅内閣
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菅さんの裏切られ来た人達の例
・鳩山さん:不信任決議案で自分の言う約束を反古にされ、(ただでさえ小さい)党内の発言力とグループ内の求心力低下でグループ消滅の危機
・小沢さんと一般の民主党員:(彼らの言によれば)代議士会での菅さんの発言に騙され、不信任案決議反対し、菅降ろしの道を閉ざされた。
・海江田さん:浜岡原発の停止までは菅さんと協力したが、菅さんも他の原発は安全と言ったのに、他の原発再開へ菅さんも動いて呉とと言ったのに、未だに動いてくれない。
 それどころか再生可能エネルギー特別措置法を突然持ち出しとて、風潮に流れやすい国内の反原発ムードを盛り上げさせ、原発再開の道がいよいよ小さくなってしまった。
・与謝野、仙石さんなどの党幹部:自分が言い出した社会保障と税の一体改革の成案についと党内からの猛反対にも関わらず菅さんの援護がない。
・野田さん:事前の相談もないのに、閣僚懇談会で菅さんからで平成23年度第2次補正予算案の7月中の提出を指示された。
・海江田さん、大畠さん:担当大臣が知らないのにG8で菅さんが1000万戸の家庭に太陽光発電パネルを置く」との構想を示した。
・岡田さん、安住さんなど閣外の民主党幹部:国会会期50日の文書で交わした三党合意を菅さんに否定され赤恥をかかされる。自民党参議院議員の一本釣りで折角民主党案の作成のため自民・公明との間でできた関係作りの努力が無にされる。
・松本龍さん:防災担当大臣なのに原発問題では疎外され「私は知らない」と言って批判を浴びた。
・国民新党の亀井さん:連立の条件の郵政改革法案は店晒し、亀井さんの菅さんへの提言は殆ど無視、そして最後には副首相への依頼、これで彼が受けないのは当然です。
 それでも本心は判りませんが、今でも連立政権をなんとかしようとしているのは、その賛否は別としても立派なものだと思います。
・官僚達:官僚の意見を聞かずに有識者の意見ばかり聞く、そのため多くの識者達の委員会を作ったたために、その資料作成で多くのくの手間を取られる。
 このような菅さんから酷い扱いを受けた人達の中には、純粋に日本のためや民主党政権維持のために動こうとしている人もいると思いますが、下記のような難局に当たって、どれだけ身を粉にして働けるでしょうか。
これからの問題点の例
・復興構想会議の答申の中の10兆円を越すと見られる資金の手当てと増税問題
 福祉政策と税の一本化ですら、所得税アレルギー気味の民主党内での猛反対。まして10兆円の資金手当てをどうするのか、場合に依れば国債の増発だけに終わったり、国債の日銀引き受けなどの逃げ道で、円の暴落や長期金利の上昇などが言われているがその処理は?
・前記答申で特区の新設が言われているが、当然に関係省庁間の調整が必要になるが、信用をなくした菅さんの下で、官僚達がどれだけの熱意でやるのか?
・上記の問題で実績のない松本龍さんが官僚の協力無しに、どれだけ菅さんの指示通りに動くか、動けるのか?
・菅さんに裏切られ通しの民主党執行部がどれだけ菅さんの意を対して野党と調整するのか?
・電力量不足に伴う諸問題、産業の空洞化、停止中の原発の再開、発電送電の分離、地球温暖化、などで関係閣僚がどれだけ出来るか、またやるか?
思いついただけでも難問山積です。
 菅さんから裏切られつづけた、閣僚、民主党の幹部から一般の党員、鳩山、小沢さんとそのグループの人達の菅さんへの不信、捩じれ国会の中で野党の菅さんの不信で菅さんはどれだけ仕事ができるのでしょう。
 そのためかも知れませんが昨日の記者会見で始めて、菅さんの考える目途について具体的に話していました。
 それでもマスコミは菅さんは辞めるとは言っていない、政策の行き詰まりを口実にして延命を狙っているのではないか、ことに依れば原発解散もあるかもと疑っていました。
漂流する日本の政治
 本当に誰からも信頼されない菅さん。 (多分菅さんを煽ったソフトバンクの孫さんからも)
 そして多分ごく少数の人達しか信用しない菅さん。
 そのような人を選んだ民主党員。
 そのような民主党を選んだ国民。
 麻生さんの漢字の読み違い、中川さんの朦朧会見などで反自民キャンペーンで、政権を取るかも知れない民主党のマニフェスト批判抜きで、民主党ブームをでっち上げたマスコミ、特にテレビ。
 そして日本の前途はどうなるのでしょう。
 東日本大震災、福島原発の事故を前にして漂流する日本の政治。
 本当に国難だと思いませんか。

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民主党原口さんと松木さん

2011-06-21 16:46:19 | 菅内閣
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 昨日の「たかじんのそこまで言って委員会」の紹介記事で、不信任案の採決前後で真反対の発言をした民主党の原口一博さんと、その反対に最後迄賛成票を入れた松木謙公さんが出ると言うので、元レギュラーの原口さんと問題の人の松木さんに、番組やレギュラーの人がどう対応するか野次馬根性で同番組を見ました。
 何故なら同番組はゲストや他のレギュラーの意見が気に入らなければ、レギュラーの人達へ遠慮会釈無しの突っ込みを入れるからです。
原口さんに就いて
・最初の登場者の紹介で、松木さんは信念を貫いた男の中の男、原口さんに対しては私も取り上げた民主党の有田芳生さんのツイッターの「豹変能力と信念。原口一博さんは不信任案に「反対」→「賛成」→「反対」。民主党の某人物「朝昼晩、3人の原口がいる」の言葉を紹介して男を下げた人として紹介されました。
 司会の辛坊治郎さんも「逆風の中に番組に参加してくれた原口さんの度量の大きさに感謝しています」と言っていました。
・同番組で目立ったのは、レギュラーからの「次の選挙で民主党が刺客を立てられたらどうするか」の松木さんへの質問に対して、原口さんが「次の選挙には彼を民主党に復帰させるので」で接待にそう言うことはさせないの発言に就いて他の人達からはノーコメント。
・もう一つは次の首相は誰が良いかの質問に「俺がやる」との彼の発言は「ほう!!」声が出ただけで、司会者やレギュラーからのコメントはなし。
 多分レギュラーから見れば菅・小沢両氏の代表選からの原口さんの政局に就いての発言、特に不信任案の際の発言のブレで民主党内での彼の影響力が如何に下がっているのを知っているが、元レギュラーの誼で敢えて突っ込みを入れなかったのでしょう。
・番組放送当日の原口さんのツイッターです。
 「照る時もあれば降る時もあります。幸運に恵まれている時でも気を緩め油断や驕りが生まれれば事は為せません。厳しい逆風を浴びても心を折らず懸命に為すべきを為すならば自然に道は拓けてきます。ひるまず怖れなければ、人の有難さ、志の素晴らしさを知る機会に変えることもできます。」
 この記事を見ての私の勝手な解釈ですが、原口さんはこの元レギュラーの番組でも、彼の発言力の低下と言う、厳しい現実を彼なりに感じ取ったのかも知れません。
・某雑誌で、自民党の石破さんが「自民党内でも敵ながら天晴れと思っている人として、前原さん、野田さん、玄番さんたちと共に原口さん」の名前を挙げている」と言う記事を見ました。
・私は原口さんに就いては、小沢さんが幹事長のとき、地方から陳情の窓口を幹事長室一本化の質問に対して、前原さんと共に「私のところでは地方からの陳情を自由に受け付けています」の発言に感心した記憶があります。
 原口さんは野田さんや玄番さんのように、政策に関する発言はしても、これらかどう転ぶか判らない党内事情やねじれ国会など考えて、政局に関する発言は控えたら良いと思うのですが。
松木さんに就いて
・レギュラーからの「今回の不信任案で小沢さんから裏切られたようだが彼に対して今どう思っているのか」の質問で今も小沢さんを尊敬していると言っていましたが、私は人前では言えずとも、小沢さんに対して何らかの不信感をもっているような気がするのですが。
・「何故反菅なのか」の質問に、「松木さんは4年間は消費税増税をしないなど、民主党のマニエェストに反することばかりやっているからだ」と言っていましたが、三宅さん以下のレギュラーの今までの民主党公約批判は全くでずに聞きっぱなしに終わりました。 
 時間の制約もあったかも知りませんが、もう少し突っ込みがあれば、今民主党内で大問題になっている福祉と税の一体改革の説明になると思ったのですが。

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すっかり元気になった菅さん

2011-06-18 10:33:10 | 菅内閣
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 最近の菅さんの頑張りの様子を新聞記事から拾って見ました。
・菅首相が今月下旬にも内閣改造に打って出るのではないかという警戒感が与党内にじわりと広がりつつある。
 退陣表明した首相が内閣改造に踏み切るのは非常識というのが一般的な見方だが、「前例無視、永田町の常識にとらわれない菅首相だけに、何をやるかわからない」という疑心暗鬼が背景にある。
・死に体内閣が与野党振り回し、補正・人事とやりたい放題
 菅直人首相が土俵際で粘り続け、息を吹き返しつつある。首相は自らの手で平成23年度第2次補正予算案を提出する構えを強め、東日本大震災の復興担当相の人選にも積極姿勢を見せる。「ポスト菅」を探る民主党内の動きも沈静化してしまい、野党も次の一手が打ち出せないでいる。
 首相は2日の退陣表明以降、矢継ぎ早に政策課題を打ち出し、政権延命の環境を整えた。
 執行部は21日にも両院議員総会を開く方針だが、首相への党代表解任決議案が提出される気配はない。
 野党側の戦意も急速にしぼむ。
 自民党執行部は大幅延長を「首相の延命策」と拒否する方針だったが、16日の各派総会では「半年延長でも賛成する懐の深さがあっていい」と容認論すら出た。
 民主党は16日、子ども手当の与野党修正協議について玄葉光一郎政調会長に一任することを決定、特例公債法案が成立する可能性が高まった。2次補正は7月15日ごろに提出される見込みで、そこまでは首相の独走が続くのは間違いない。
・再生可能エネルギー買い取りを電力会社に義務づける法案に突然意欲を示し、「菅の顔を見たくないなら、この法案を通した方がいい」と早期退陣論を挑発。

私は一昨日の「菅さんを早く辞めさせる方法」で菅さんが頑張っているのは、
・彼なりの首相としての使命感
・今の様に国難に政治空白を作ってはならないと言う国民の支持
・大震災と、大きな原発事故について政府の対策に対して野党や党内野党からの無闇に反対できぬと言う読み
 それに対抗するには民主党の幹部が辞職するしかないが、民主党政権維持のためには、都合の悪いことには目を瞑ってその場しのぎのやり方で納めてしまうと言う民主党の体質だと書きました。
 一方菅さんの立場から考えますと、菅さん自身は何時もの言い方で辞意のことばも、何時辞めるかも何らの言質も与えていませんが、早かれ遅かれ辞めるしかない、これ以上失うものは何もないとの割り切ったのが今の元気の元だと思います。
 それに対して他の幹部の人達は私が指摘したような、その場しのぎのやり方で対応している意志の弱さです。
 たった一人の開き直った菅さんに、その場しのぎの済まそうとするその他大勢の幹部たちがうろうろするしかないのは当然です。
 それに対して、
・自民党の逢沢一郎国対委員長は20日の与野党幹事長会談までに菅直人首相が退陣時期を明言しない場合は、岡田幹事長、枝野幸男、仙谷由人正副官房長官、安住淳国対委員長達が責任を取って『これ以上支えられない』と辞めるくらいの決心で臨むことが求められる」
と私の指摘したようなこと言っているそうです。
この様な民主党のその場しのぎの体質は、菅さんと鳩山さんの代議士会の覚書で、復興策の前に書かれたと批判を浴びた。▽(色々の考えを持っている人から成り立っている)民主党を壊さないこと▽(解散・総選挙などして)自民党政権に逆戻りさせないこと
に示された考え方から生まれたてものだと思います。
 民主党はその基本となる綱領を持っていないと批判されています。
 何故なら自民党出身者から、社会党出身者、右翼と言われる人から日教組出身者混合では綱領など出来る筈がありません。
現に大揺れの民主党で日教組出身の輿石さんの存在がますます増しています。
 綱領のない民主党の大義は自民党政権奪取しかありません。
 だから主義主張は問わずに右から左まで集めています。
 だから彼らの言うマニフェストも人気取りの政策の集合です。
 経済政策も私が何時も指摘するように、中小企業支援策ばかりです。  
 つまり一言で言えば野党の公約を引っ提げて政権を取ったのですから、そのボロが次々に出るのは当然です。
 今回の菅さんの問題もこの様な体質の民主党では何も手が打てないのかも知れません。
 然しこのままでは、そして菅さんが幾ら頑張っても、未曽有の国難の前にして政治が停滞、そして日本の国力が低下するのは眼に見えています。
そして世界の注目を浴びている日本が諸外国から笑い物になるのも間違いないと思います。
 後は民主党は鳩山さん、小沢さんを、輿石さんを除いた人達の幹部の人達の決断に待つしかありません。
・昨日の産経はその社説で、民主党が大幅な国会会期の延長を目指す中、自民党が守勢に立たされている。菅首相が一日でも長く延命することが日本を「不幸」にしかねないと明示することだ。そのためには、国益と国民の利益を守る選択肢をきちんと示し、政策論争を展開することが求められる。当面する大きな課題のうち、自民党が明確にすべきは、「脱原発」の風潮に乗じて唐突にエネルギー政策を転換しようとしている首相に、いかに歯止めをかけるかだ。原発の稼働停止が各地に広がれば、東北復興や日本全体の経済成長に必要な電力の確保は困難になるのは明らかだ。など自民党に発破を掛けています。                      
野党第一党の自民党も菅政権に対決か協力の幹部の決断に待つしかありません。
民主党の3プラス1も、自民党もトップが頼り無いとすれば、その下の幹部達に頑張って貰うほか、日本の進む道はないような気がするのですが。

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菅さんを早く辞めさせる方法

2011-06-16 12:30:18 | 菅内閣
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 今朝の読売オンラインになりふり構わぬ首相延命策にトホホな民主執行部 の記事が出ていました。
私は菅さんの立場に立って考えると彼がこのように頑張っているのは、
・目の前に立ちはだかっている大きな問題を前にして逃げる訳には行かぬと言う彼なりの使命感
・今の様に国難に政治空白を作ってはならないと言う、世論調査の菅さんの支持率で示される20数%の国民の支持
・それと今の様な大震災と、大きな原発事故について政府の対策に対して野党や党内野党からの無闇に反対できぬと言う読み
だと思います。
 逆に悪く言えば大震災と原発事故を出汁にして延命を図っていると言われても仕方がありません。
 然し現実は菅さんの目指す
・社会保障と税の一体改革案は党内からも猛反対の動き
・復興構想会議の原案についても異論続出、それを待っては遅すぎると言う批判
・赤字国債の発行を求める特例国債法案に対する野党の拒否姿勢のため衆院で審議中断。
 野田財務相は15日の衆院財務金融委員会で、「もし私が首を差し出して、それが成るなら、そうしてもいい」と述べ、同法案の成立と引き換えに財務相を辞任する可能性に言及した。そうです。
・東京電力支援のための原子力損害賠償支援機構法案も、他の原発からの反対、東電に甘すぎるのではないかと言う野党からの批判
などの問題もこのままでは真っ直ぐには行かずに、20数%の国民が心配している政治の空白が実質的に起こりそうな気配です。
 それで読売の言う「トホホの民主党執行部」に代って菅さんを降ろす方法を考えました。
 詰まり下記のような人達が適切な機会に一斉に辞職願を菅さんに出すことです。
・今まで菅さんの早期退陣を発言した主な現役の人達
 枝野官房長官
 岡田幹事長
 松本龍防災担当大臣
 西岡参議院議長
 安住国会対策委員長
 仙谷由人官房副長官
 平田健二参院幹事長
・今まで菅さんに振り回された人達青字は報道からの引用)
 仮設住宅建設で首相に振り回された大畠章宏国土交通相 福島第1原発事故などで責任転嫁された海江田万里経済産業相、また彼は原発再開に就いて菅さんに地方回りをしてとの要望したのに、自分が種を蒔いた菅さんが動いた気配はありません。
 首相が閣僚懇談会で平成23年度第2次補正予算案の7月中の提出を指示したが、首相から事前説明が一切なかったと無念の言葉を吐いた野田さん
・立候補を噂されている人達
 野田さん
 鹿野農林水産大臣
 樽床元国対委員長
 菅さんも延命の一つとして小規模な内閣改造を考えているそうですが、これだけの主要で然も多数の人達が、若し参加しなければ菅さんはお手上げになるに違いありません。
 現職以外から起用しようにも、鳩山・小沢・前原さんなど無役の中心人物も、早期退陣を訴えているので、登用出来る人数は限られており、直ぐに倒れると判っている小粒の内閣でまだ頑張るか、辞職するしかないのは間違いないでしょう。
 もし彼らが菅さんを引きずり降ろせば、谷垣さんの約束した通り自民党は菅さんの後任と、何らかの挙国一致体制を取るしかありません。
 然し私の思いつきの問題点は、不信任案で欠席した人達の処分で見られるように、民主党政権維持のためには、都合の悪いことには目を瞑ってその場しのぎのやり方で納めてしまうと言う民主党の体質を無視ししていることです。
 増して菅さんが降りたあとに、私の言う国民新党の亀井さんや自民党の石破さんを首相か、少なくとも復興に特化した機関のヘッドに担ぐなどの荒技は期待できないような気がするのですが。
私は民主党の幹部が私の予想を裏切って思い切った対策を取って貰いたいと思っていますが、果たして?

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勿論、余程下品でない限り、ブログ記事に批判的なコメントも歓迎しておりますので宜しくお願いいたします。

原発と新エネルギーと政治家と

2011-06-13 12:39:59 | 菅内閣
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 表記の点に就いてツイッターから拾って見ました。(一部敬称略)
 文中の太字は私の賛成箇所。黒字は私の意見です。
池田信夫:CO2削減の方法としても、ガスタービンは「自然エネルギー」よりはるかに効果的。自称エコロジストには神(太陽)と悪魔(原発)しかないので、その中間は認めたくないのだろうか。
原発反対論者の中には平和主義者の人が多いようですが、その人達は自分の主張の都合の悪いところを目をつぶってしまう傾向があるようです。
 極端な場合池田さんが示唆しているように宗教がかかって来ます。
 その最たるものは憲法改正反対です。
 然し日本ではそんな神掛かった少数派の意見が通って、物事が進まないところが或るので困ります。
朝日新聞はそれで良しとしていますが、それで物事が停滞してしまったら日本はどうなるのでしょう。
 原発は危険だから止めろは判りますが、日本経済に如何に影響を及ばさないようにするか、そして代替えエネルギーの具体的な対案を出すべきです。
Ihideharu:埼京線に新宿で反原発デモの人達が乗ってきた。暑い~暑い~何でクーラー効いて無いんだ!って怒ってた。原発使えないからなんだけど。と思ったのは俺だけではないと思う。
 大傑作。反原発の人達の自分達の主張の都合の良いことしか見えていない証拠。
竹中平蔵:昨日からアジア・ダボス会議に出席している。昨夜の夕食会スピーチで、ユドヨノ大統領は日本のことを大きく取り上げ我々をエンカレッジした。残念なのは、政治の混乱のなかで、日本の閣僚が一人も出ていないこと、日本政府の声がないことだ。やはりリーダーの不在は国益を損ねる。
池田信夫:貧しさのリスクはすでに顕在化している。反原発派の「命を守る」という主観的使命感は、逆の結果をもたらす。 RT @unotchHD: 日本なら自殺者の増加、海外なら治安の悪化という社会現象で、その効果は表れてくるのだろう。RT 豊かさと安全はトレードオフではない。
中国などの新興国の台頭→日本企業の競争力の低下→給与条件の悪い非正規社員の導入と増加→日本の貧困化の現実を知るべき。
 そして原発停止に伴う経済活動の悪影響も直視すべきだと思います。
sabakuinu:首相は電力事業に対する国民の関心を高める手法として「投票権と同じようにエネルギーに参加する権限を(国民に)与える」「自然エネルギー推進庁などをつくって専門家を集めれば、10年どころかもっと早い時期にやれる」などとアイデアを披露(朝日)経産省か東工大参与の受け売りか?
ツイッターでこういう意見が出るほど菅さん消費税増税→福祉施設の充実→雇用の増加→内需の拡大など学者の受け売りの発言が目立っています。
金子勝:菅首相は孫正義氏や岡田武史氏を招き自然エネルギー庁構想を披瀝。人気取りの思いつきで支持率が上がる?菅首相の最後の仕事は、捨て石になって本当のリスクを語り工程表を見直し、原発事故処理と電力改革を訴える事なはず。あ~伊国民投票に期待するしか…。
金子勝:次期リーダー候補に中に(自公両党はもちろん)、官僚と財界のど真ん中に手を突っ込んで原発事故処理と電力改革に全力を注ぐ人物が見当たらない…。新しい官庁作って何するんでしょうか?それでも、エネルギー転換と電力改革を言うのが菅首相だけ…。菅降ろしする人物は責任逃ればかり…。苦しいです。

金子さんの言うように自民党は政府攻撃ばかり、この面でも元政権与党らしく具体案を示すべきだとと思うのですが。
内海桂子:福島原発の計画避難の番組を見るといつも矛盾を感じる。因果関係の無い人が来て突然そこをどけと命令される道理はどこにあるのか。酪農の人が避難先で牛舎を作る金が無いと漏らしていたが作るに掛る金は命令した側に請求して当たり前のこと。貴重なやる気をなくす政策は何か終戦直後の無秩序状態の様。
確かに避難を命令するならとその後始末まで見るのが政治だと思うのですが。
 菅内閣に人手が足りなければ、小沢グループなどで遊んでいる国会議員を使ってはどうでしょうか。
徳永みちお:6月3日参議院予算委員会 自民党森まさこ議員 「総理、あなたは自分が福島原発視察の時だけスピーディーを利用し、ご自分の安全だけを計った。これがそのスピーディーデータです。」と。 これが本当なら許せません。
muratatakao: 自然エネルギーに関する「総理​・有識者オープン懇談会」 枝廣淳子(環境ジャーナリスト)岡田武史(元サッカー監督)小林武史(作曲家) 坂本龍一(音楽家)孫正義(ソフトバンク) ★この有識者って、誰が選んだんでしょうね? 税金の無駄使いです。
確かに復興会議の人選と同じやり方ですね。
吉田鈴香:放射線汚染について、見方がいろいろあるようで、私は両側の人をフォローしています。どちらもRTします。自然エネルギーか原子力か、という課題についても同様です。
国民の中にもこの様な態度の人がいる限り、日本は捨てたものですないと思います。
それにしても金子さんが指摘したように、原発の処理を含む将来のエネルギー問題について自民党からの発言が報道されないのも気になりますね。

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日本に強いリーダーが出るのか

2011-06-11 10:51:50 | 菅内閣
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ダイヤモンド・オンラインで元自民党の参議院議員の田村耕太郎さんの日本人は本当に強いリーダーを求めているのかと言う彼の旧師で「ジャパン・アズ・ナンバーワン」著者のエズラ・ヴォーゲルさんに聞くという記事を見つけたのでその概要を紹介します。
 内容はヴォーゲルの学者らしい控えめの意見に対し、田村さんが自分の意見を可なり書いて居ますが正論と思うのでそのままとりあげます。
田村:日本のリーダーシップが短期に頻繁に変わる背景には何があると思われますか?
(ヴォーゲルさん):リーダーシップ育成と統治機構の両方に問題があるのではないでしょうか。リーダーシップは若いころから組織を任せてやらせてみないと育ちません。日本では企業も政党も官僚機構も若い人に大きな責任をもたせて鍛える機会を作っているのでしょうか。
田村:日本は、政治家がリーダーを選ぶ議院内閣制ですが、日本の政治家は小泉さん以降強いリーダーを選ぶのを避けている傾向があるのではないですか。
V:確かにその傾向はありました。派閥や有力議員との貸し借りを理解し、人事も政策も調整型でないと選ばれません。その時点でほぼリーダーシップは否定されています。強く有能なリーダーが選ばれてしまうと自らの出番が減ることを怖がる有力議員もいるのです。
V:中国の指導者教育は、いい面も悪い面もありますが、優れた指導者を生み出す傾向が強いと思います。若いうちから次世代のリーダー候補生を自治体や国営企業に送り込み、責任と権限を持たせて、運営させてみる。その中でうまく運営できたものだけを選抜してさらに大きな組織を任せる。その繰り返しでリーダーを育てていくのです。
 育てるだけではなく、実際に登用する。勝ち残った本当に強いリーダー候補生に年齢にかかわらず大きな権限と責任を与えるのです。この点はなかなか素晴らしいと思う。
田村:中国は選挙がないのでパフォーマンスがいらないですね。経済成長率や雇用等、政治が出す結果だけが国民の支持の源になります。メディア対策もいらないし、結果重視なのである意味政治家が仕事に専念しやすくていいですね。日本も地方の首長あたりから鍛えて選抜したらどうでしょうか。
V:まず地方にもっと権限と責任を与えるところから始めないと。だから地方にもっと権限と責任を渡さなくてはなりません。でも地方に権限を渡すのは中央の官庁が最も嫌がることでしょ。それこそ中央の政治のリーダーシップがないとできないでしょう。
田村:政界に限らず、日本の組織は人間関係重視でコンセンサス重視です。若くて新しい個性の強い人材をリーダーに迎えることが難しいと思います。特に政界での男の嫉妬の世界では、強いリーダーほど嫌われます。小泉さんが登場してきた時も、国会議員票だけでは勝てませんでした。当時の自民党の総裁選挙が今より地方票を重視していたので、疑似大統領の選挙のような形になって勝てたのだと思います。私は国民が2年間くらい時間をかけてじっくりトップを選んでいくような仕組みが望ましいと思います。
V:その方がいいと私も思いますが、それこそ憲法改正が必要じゃないですか?制度改革が必要なことはわかっていますが、それを実現するにはまずリーダーシップが必要なんですよね」
田村:それができたらすでにリーダーシップはあるということですね(笑)。何から始めたらいいのでしょうか。ねじれても国会が機能しやすいように参議院の力を弱めるとか、首相公選制にするとか。当面の復興や社会保障制度も重要ですが、統治機構を安定政権で変えていくのが勝るとも劣らない重要なテーマだと思います。

[私の意見]
・私の現役のころ、所属する某大企業の存亡を掛けた大プロゼクトが実施され、その保全組織の立ち上げに関わったことがありました。
 上司の課長は正規の作業員を今までの学校出のスタッフに登用することだけ決めて、その他の細かい所は総て新米の係長である私にまかせてくれました。
私は大物の課長の下で、新組織と新制度の立ち上げと言う私の能力以上の大きな仕事が出来ました。
 課長はまた保全の仕事が始まるまでは、全員を建設のチームに移すと言う思い切ったやり方で、当時余り仲の良くなかった建設コストを下げたい建設部門と、保全コストを下げたい保全部門の仲を一度に改善しました。(今問題の福島原発の設計部門と現場の保全部門の関係はどうなっているのでしょう。)
 プロゼクトの第一期工事は、会社としては最初のエンジニアリング会社への委託などの関係があり、初期トラブルが続出し大きな手直しの必要がありました。
 それで第二期以降に備えて建設基準を作ることになりましたが、建設の課長がまた大物で、保全側の意見を殆ど取り入れてくれました。
 それで第二期、第三期とも順調に工事が進み、初期トラブルも大幅に減ることができました。(福島第一では現場の意見がどれほど建設側に取り上げられたのでしょう。)
 然し私の上司は業者との派手な交際のため、建設の課長は本社との連絡が良くないとしてMモンロー主義と批判され、実力に相応しくない処遇のままで終わりました。
 日本はこまようにコンセンサス重視の国柄です。
  従ってトップダウンよりボトムアップでヴォーゲルさんから「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われる程の日本になりました。
 その現れが製造業で主に行われていた自主管理活動、改善活動です。
 私も政治の世界でこれと言ったリーダーが出ないのを嘆いています。
 その最大の要因は政治家に危機意識の無いことです。
 一昔のように政治が腐っていても、2・26や5・15事件は起こりません。
 一旦当選すれば、後は自分達の思いのままです。
 今捩じれ国会が言われていますが、その最大の原因は参議院も衆議院と同じに既成政党に有利になる選挙制度に変えてしまったことです。
 このような事は憲法を変えなくてもできることですが、どの党も選挙制度の見直しなど言いません。
 然し最小限度の事は今の制度でもできます。
私が若い時に逢った二人の課長のようにどの様状況でも、強いリーダーシップを発揮できます。
 マスコミでも良く言われるように、トップに立つ人が大きな方針を出し、後は自分が責任を持つとして細かいことは総て部下に(政治家で言えば官僚に)任せることです。
 良く言われるように官僚が小細工すれば、それだけを政務三役でしっかり押さえれば済むことですが、民主党政権は首相以下政務三役が官僚を信頼できず、自分でやろうとして失敗して仕舞いました。
そうかと言って最大野党でもリーダーシップを発揮出来そうな人はいるとは思いますが表には出てきません。
本当に何とかならないのですかね。

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菅さんの後任は

2011-06-07 11:25:47 | 菅内閣
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 菅さん退陣の近いかとの観測から次期総理は誰かの報道がマスコミに流れています。
 私も産経新聞のポスト菅の行方の記事の記事を一部引用して考えて見ました。
・前原さん
 彼の強みは各種世論調査で「首相にふさわしい人物」として上位に位置することだ。
 個人的な話ですが、昔代表になった前原さんに、自民党内閣を攻撃するときに、喧嘩上手な人を立てて、代表が絶対に前に出ないようと投書したことがあります。
 事実はガセネタ問題で彼も攻撃の前面にたったため辞職を余儀なくされました。
 それ以来彼のこと注意して見ていますが、民主党内閣の国交大臣として、民主党の公約だからと公共工事を停止して経済の沈滞を招き、八ツ場ダムの工事停止を指示、後任の大臣から撤回をされるなど、少し軽いところがなくなってないようなのが欠点です。
・枝野さん
 その前原氏を上回る人気。前原氏率いる凌雲会に属し、閣僚経験からも前原氏の後塵を拝してい。
 官房長官として政権の中心にいた人が、菅さんの後任になるなど鳩山・小沢グループが承知するでしょうか。
・岡田さん
 大連立志向だが、首相と二人三脚で「反小沢」路線を徹底させた上、融通の利かない性格もあって、小沢グループだけでなく、反小沢勢力からも煙たがられている
 岡田さんの性格から、菅さんが辞めるときは自分も責任を取る言って居ますので菅さんの後任にはならないと思います。
 然しブレ捲くる鳩山さん、菅さんを見たあとなので、頑固な岡田さんの出番も期待したいのですが。
・仙谷さん
 自民党の大島理森副総裁とのパイプを生かし、大連立にひた走るが、問責決議を受け、今年1月に官房長官を退いた経緯から、「仙谷代表」を望む声は自民党内にほとんどない。
 前のエントリーで、江戸城を無血開城に導いた、山岡鉄舟、勝海舟、西郷隆盛のような人の出現して欲しいと書きましたが、仙石さんが首相に足りるか否かは別として、仙石さんはこのよな策士には相応しいような気がするのですが。
・野田佳彦財務相
 自民党とも組みやすく、温厚な性格から小沢グループ内にも敵は少ない」というのがもっぱらの評判だ。ただ、財政再建派として知られ、増税路線に傾きがちなのが、増税に否定的な小沢グループにとって玉にきず。
 彼のことは良く知らないので記事の紹介に留めて置きます。
・玄葉さん
 政調会長として関係から党内融和にこれまでも努めてきたのが、党内基盤がないのが弱点だ。
 報道によれば彼は自民党の石破さんと政策調整をしていたそうなので、自民党と組む時は仙石さんと同様に彼は首相に足りるか否かは別として、連立内閣の中心となるべき人と思います。
・原口さん
 なお産経は小沢系の人として原口さんを上げ、「求められれば逃げない」と語るがグループ内の支持は得られていない。としています。
 原口さんに就いては民主党の有田芳生さんがツイッターで豹変能力と信念。原口一博さんは不信任案に「反対」→「賛成」→「反対」。民主党の某人物「朝昼晩、3人の原口がいる」。松木謙公さんはあくまでも「賛成」を貫いた。「オレが」とあたかも自分の行為が菅首相を追い込んだと自己アピールする政治家が何人も。と書いています。
 私はある程度期待していた、原口さんのためにも最近の政局に就いての余り喋り過ぎの多いのを心配していました。
 そして彼の不信任案採決前と後の180度変わった発言に驚きました。
彼に幾ら意欲があっても声は掛からないような気がします。
・小沢さん
 今の所どのマスコミからも彼の名が出ません。
 私も余程のことの無い限り彼の出番はないような気がします。
 もしあるとすれば主要閣僚ですが、果たして。
・国民新党・亀井さん
 私は彼が民主党にも自民党にも大きな絆を持っていること、同じ与党であること、彼が復興本部などで自民党にも協力を働き掛けていきさつ。政界、国務大臣の経歴、小沢さんを座敷牢から出せの発言などから党外からの起用には最適の人物と思います。
 唯一の問題は彼は積極財政派で菅さんの今の路線と違うこと位でしょう。
・自民党の石破さん 私は不信任案提出に慎重姿勢を取ってきたこと、玄番さんとも政策調整をしてきたこと、政界、国務大臣の経歴、安全保障、農村問題などの豊富な知識と経歴を持っているので、自民党から出すのなら彼が最適と思います。
 識者からもネット上でも彼の人気が高い様ですが、党内から彼推薦の声がでないのは何故でしょう。
・谷垣さん
 谷垣さんは総理大臣として祭り上げられ、そしてそれに彼が甘んじるのならともかく、難しい連立内閣を束ねて行くのは少し荷が勝ち過ぎているような気がします。
 これだけ名前をあげて見ましたが何とか成りそうなのは、亀井さんと石破さんのような気がするのですが、この二人が首相になるには、民主・自民の内部に相当のエネルギーが無ければ実現性の可能性が少ないのは残念です。
 もう一つの問題は、小沢グループから首相は勿論、主要閣僚に参加する可能性は少ないこと、そして小沢さんが依然として政局の一方の中心な居り、誰が首相になっても新内閣の足を引っ張りそうなのは残念です。
 私は不信任案提出のときから、菅さんを降ろすのなら後継者の名を上げるべきで、亀井さんの言う興本部のような特定分野での野党の協力の必要性を書いてきたのですが、どうなることでしょう。

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辞めるとは一言も言わない菅さん

2011-06-04 10:48:31 | 菅内閣
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 昨日の国会で、山本一太さんの再三の辞めるのか否かの質疑に対して、菅さんは紙を見ながら、「この大震災への取り組みに一定のメドがついた段階で、私がやるべき一定の 役割が果たせた段階で、若い世代に色々な責任を引き継いでいただきたいと考えている。」という民主党代議士会の発言を繰り返すだけで、最後まで辞意、辞任の言葉は一言も発しませんでした。
 今、大問題になっている「この大震災への取り組みに一定のメドがついた段階」が何時かはともかく、素人考えでは辞める意志があるのなら、はっきり言っても良さそうなものでが何故いわなかったのでしょう。
 これを菅さんの立場で彼の発言を考えると、「私がやるべき一定の 役割が果たせた段階で、若い世代に色々な責任を引き継いでいただきたいと考えている。」の中の引き継ぐべき「色々な責任」の中に菅さんが入ってなくても話しは通ります。
 だから仮に菅さんが首相として残っても、菅さんが「若い世代に色々な責任を引き継ぐ」と言う代議士かにした約束を守っていることになります。
 菅さんが国会の質疑の中であくまでも辞意、辞職の発言をしなかった意味は、こう解釈するしかないような気がします。
 つまり「この大震災への取り組みに一定のメドがつき」それが大成功に終わり、菅政権の支持率が急上昇したら、そのまま居直り閣僚を一部入れ換えるつもりでもあるのでしょうか。
 そうでもなければ、菅さんが本気で辞めるつもりなら、国会でもあっさり辞意を表明したほうが、「潔さ」を評価する日本人の国民性から菅さんの支持率が上がると思うのですが。
 私は菅・岡田の両氏と鳩山・平野両氏のどちらか嘘を言っているか判りません。
 然し「首相と鳩山氏が交わした「覚書」をまとめた北沢防衛相と平野博文元官房長官は3日、それぞれ「退陣を前提としたものだ」との認識を示した」と言う報道が流れています。
 因みに平野さんは鳩山グループ、、北澤さんは羽田グループに所属しています。
 そして現実は複数の閣僚からの菅さんの早期辞任要求、党内の反菅勢力急拡大の動きが報道されています。
 誰が考えても、鳩山・小沢グループを憤激させ、党内の中間派のグループ呆れさせ、党内の分裂状態が酷くなった民主党。
菅さんから一杯喰わされたと切歯扼腕する、自民党、公明党の猛反撃があるのは眼に見えています。
 そして何よりも国民から信頼を失った菅政権が、今後どれだけの実績を上げられるかは、誰でもが判っていると思います。
 然し菅さんはいよいよ行き詰まったときにでもなれば、「色々の責任」の中に菅さんも入っているとして、前記の約束通りに辞めるから良いと思っているのでしょうか。
 身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれと言う言葉もありますが、何がなんでも自分の職にしがみつく粘るのも一つの考え方です。
 然し菅さんがこれ以上に晩節を汚さないためには、前の言葉を選んだ方が良いと思うのですが。

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不信任案大差で否決と日本

2011-06-03 10:35:24 | 菅内閣
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 問題の菅内閣不信任案は私は否決の可能性が強いと予想していましたが、採決前の党内での菅さんの辞任発表で結局は大差の否決となりました。
前向きの提言を目指している私としてはこのような後ろ向きの動きに対して色々書くのは抵抗がありますが、二度に亙って不信任案に就いてコメントしている責任上、 (この様な小ブログで責任などおこがましい気もしますが)少し書いて見たいと思っています。
菅首相と鳩山前首相が交わした覚書の確認事項の解釈
 ・民主党を壊さないこと→鳩山・小沢グループを除け者にしないこと
 ・自民党政権に逆戻りさせないこと→国会解散、総選挙をしないこと
 ・大震災の復興並びに被災者の救済に責任を持つこと(この細目省略)
 マスコミはこの覚書の中に菅さん辞任の内容が入っていないと指摘しています。
不信任案否決の結果が意味するもの
民主党

・菅さんは今回助けて貰った、鳩山・小沢さんとそのグループの意向を無視できなくなって来る。
彼らはマニフェストの原点回帰を主張しているので、子ども手当て縮小、所得税増税などの菅さんの現実路線は停滞せざるを得なくなった。
これに今後菅さんがどう対応するか、両グループがどう反応するか揉めそうな気配。
・今回の採決で欠席、危険した人達の処分に就いて予想された通り揉め始めており、中途半端に終わり気配が強く、法律や党の規則を破っても何も出来ない自浄能力のない民主党のイメージが定着の気配。
 今後自分の気に食わなければ何でも実行に移せる風潮が強くなる。
・菅さん:会見で退陣時期には言及せず、鳩山さん:菅首相退陣は6月中、との認識
岡田さん:菅さんの辞意は覚書には縛られない、鳩山さん:岡田さんはウソをついているの発言のように菅さんの出所進退についても揉めそうな気配。
鳩山さん
民主党崩壊の防止の立役者としての発言力が強くなる一方、菅・鳩山会談の詳細知らされず小沢氏激怒の報道。
なお菅さんと鳩山さんの会談に就いて、人の見えないところで物事を決めるなど昔のやり方だとテレビで解説者が批判していましたが、私は場合によりこんなことが行われるのは当然だと思います。
それにしても普天間の大チョンボ、数々のその場限りの発言で国民の信頼を失った鳩山さんに頼らねばならない民主党の人達は反省すべきだと思います。
小沢さん
 今回の不信任案は8月にも予定されている公判を控えている小沢さんに取っては最後の戦いになると言われていましたが、彼は今何を考えているのでしょう。
 しかし菅さんを追い詰めた彼の影響力は、今後の民主党政権の運営に大きな力を発揮すると思いますが、果たして今後の動きは。
 もう一つ判らないのは、小沢さんの戦略に添って動いてきた彼の腹心で、涙の不信任案に賛成して除籍されている松木さんへの小沢さんの扱いと、それを見ている彼の同志の人達の感情は?
 松木さんも良く言われる小沢さんから何人も去った彼の腹心の一人になるのでしょうか。
自民党
 たとえ不信任案不成立でも、民主党内の分裂が出来ると言う期待を裏切られた。
 残るのは今の時期にこんな政争をやって良いかとと言う自民党への批判だけ。
長老議員の間では、不信任案が可決されれば小沢元代表らとの連携も視野に政権を奪還する、というシナリオも検討されたが、あては外れた。ある派閥領袖は、「何もかもぶちこわしだ。こっちの顔にも泥を塗られた。小沢氏も怒っているだろう」と吐き捨てた読売新聞より) と敗者の愚痴。
 4Kなど民主党マニフェスト回帰を訴える小沢さんと、それを徹底的に批判してきた自民党がどうして組めるのか?
 そんな若手議員からは「問責決議案の早期可決で国会を空転させ、衆院解散・総選挙に追い込むべきだ」との声もあるそうですが、今頃総選挙などやれるとだろうか?
 そのために不信任案提出の時と同じように、問責決議案提出にもハムレットの様に悩む谷垣さん。
 結局見た目ですが、政権党陥落でも、自民党の古い体質は変わらないように見えるのですが、本当はどうなんでしょうね。
 今朝の新聞を見ますと、民主党の前原グループは石破さんと連絡を取り合いながら自民と連立を目指していたそうですが、これなら基本的な考え方も似ているし、政策の折り合いも付きそうな気がするのですが。
 石破さんはまた民主党の玄葉政調会長のと政策の調整をしていて、不信任案提出には慎重姿勢だと前にも書きました。
 然し前原グループも、石破さんも所属党への影響力も小さかったのでしょうか、私の石破さん登場の願いはなりませんでした。
これからの日本
 これからも続きそうな民主党内の内紛。
 非現実的なマニフェストの原点に帰れと言う、鳩山・小沢グループの勢力の増大、それと今でも停滞している緊急の震災対策費(これが不信任案提出の理由となった)とのバランスで行き詰まりそうな、民主党政権。
 攻めあぐむ自民党。
 遠のく多くの国民が期待する、連立、挙国一致内閣、自民党から政府機関への人材の投入の動き。
 自民党が言うように、先が見えた首相を相手にしない外国。
 この儘では復興の遅れどころか、日本漂流の可能性もあります。
 ここは早急に、民主、自民の代表者かそれに代わる人達が今後どうすれば良いか腹を割って話し合いするべきだと思います。
 最も肝心の民主党が漂流状態になりかけているのが障害に成りそうですが。
 前にも書きましたが、江戸城を無血開城に導いた、山岡鉄舟、勝海舟、西郷隆盛のように、日本のために私利私欲、党利党略を投げうって働く人の出現など夢物語でしょうかね。
 本当に誰もいないのですかね

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菅さん降ろしの動きに就いて

2011-05-26 17:12:26 | 菅内閣
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昨日のNHKで珍しく政局の動きをイラスト入りで放送していました。
・城主の菅さんがG8のサミットへフランスに言っている間に、何故か民主党の小沢さんと渡部恒三さんとの合同誕生会が行われた。
参加者160名の大集会。
そこでは反小沢色の強い前原さんが司会を勤め、「今後とも小沢さん」のご指導をお願いしたいと挨拶するなど、菅さん降ろし臭いがプンプン。
小沢・渡部両氏による関係修復をアピールする挨拶。
小沢さんが上機嫌で郷土民謡を歌うなど。
・民主離党意向の横粂さんが内閣不信任案がでれび賛成を表明の会見
・自民党幹事長の石原伸晃さんの菅さん追求の記者会見と谷垣さんの弱腰姿勢
・そして最後に国民新党の亀井さんの「今頃菅降ろしなどする時か、歴史の批判に耐え得るか」と言う趣旨の発言。
で暗にNHKの菅さん降ろしの批判を姿勢を滲ませたのでしょう。
[私の意見]
・鳩山さんを担ぐ議員へ
・昨日は本屋で佐々淳行さんの「彼らが日本を滅ぼす」と言う本を見ました。
 たまたま開いたペーシでは鳩山さんが普天間基地問題を暗礁に乗り上げさせ、日米関係を悪化させたこと、一旦表明した議員辞意を撤回したことなどの、場合に応じて都度変わる意見などコテンパンに書いていました。
 私も人にレッテルを貼るのは嫌いですが、鳩山さんを「歩く公害」と言う人の気持ちは良く判ります。。
 前に書いた誕生会でも、鳩山さんが祝辞を述べたそうです。
 また小沢さん、輿石さんと菅さんの震災対応批判をしているそうです。
 私の好奇心から言えばあれだけの大失敗をし、民主党の支持率を一挙に下げ、多くの国民から信頼を全く無くしている鳩山さんに議員達は何を期待しているのか、知りたいものです。
 誰でも良いから何故鳩山さんが彼らにとって必要なのか教えて貰いたいものです。
 まさか彼の豊富な政治資金だけの繋がりだけではではないと思いたいのですが。
・小沢さん支持グループへ
 ネット上では、陸山会の土地購入を巡る、元秘書3人の公判で、弁護側の切り札とされる水谷建設の水谷功元会長が、小沢事務所への実裏献金について「私がすべて手配した」と述べる一方、焦点の04年分の5000万円が小沢事務所に実際に提供されたかどうかは「分からない」、5000万円の提供先は大久保被告だったと前社長から報告された、「事件が明るみに出て石川議員に渡したことをと知り、びっくりした」と証言しため、小沢さんは追い詰められたとの話しが流れています。
 これに対してそれを運んだとさせる運転手が証言を翻したとして喜んでいた小沢さん支持の人達は沈黙を保ったままです。
 小沢さんは石川さんがそれまで追い詰められても、俺は知らなかったと言い張るのでしょう。
 そのような腹心の部下まで犠牲にしている人を信頼出来るのですか。
 罪を総て部下に被せて自分の権力を行使する人だから大物と言うのでしょうか。
 これでは昔の政治の世界では通るか知れませんが、現在これが通るのはヤクザの世界だけです。
 小沢さんグループの人達は支持率の低下は菅さんの所為だと責めていますが、鳩山さんと小沢さんの「政治の金」の未処理により、野党時代のクリーン民主党のイメージを大きく損ないその支持率低下に大きく貢献しているのに目をつぶっています。
 8月には小沢さんの公判があるそうです。
 弁護団の戦略では公判は長く続くのは間違いないでしょう。
 その間小沢さんは「自分は知らなかった」と言い続けるでしょう。
 そして自分と民主党のイメージをさらに傷つけて行くでしょう。
 それでも民主党は小沢さんの政治力が必要でしょうか。
・自民党へ
 ネット上では谷垣さんの菅政権追求の弱気発言に対して、民主党を離党した横粂一年生議員より意気地のない谷垣自民党総裁とか、菅政権を倒す前に谷垣さんを倒せと言う自民党支持の人のブログが流れています。
 私は内閣不信任案をだすのなら、菅さんは駄目なら誰が良いか野党第一党の自民党として具体的に名前を上げるべきだと思います。
 何故なら不信任案が通っても菅さんが、今のように緊急事態に余程判断力が狂ったときしか議会を解散する訳がないこと、もししてもそうさせた自民党の責任も問われるからで、それが不信任が成立の可否とともに、谷垣さんの菅降ろしの追求が弱腰になっている一番の理由と思うからです。
 後は菅さんを降ろして、民主党政権のままトップを誰にするかしか考えられないからです。
 その場合は次期首相のアンケートで何時も最下位近くにいる谷垣さんでは駄目だと思うます。
 私は自民党からなら、石破さんかそれに継ぐ誰か、民主党内の菅降ろしグループと協調するのなら自民党の考えに一番近い国民新党の亀井さんしかいないのですが。
 今こそ谷垣さんの決心をする時だと思うのですが。
 それにしても自民党の若手が出した自民党改革案の中で、首相経験者の公認をしないことには驚きました。
 当然に派閥の領袖から反発がでているそうです。
 私は安陪さんは首相として、麻生さんは党内の幹部としての再出発を、多くの「心ある人達」が望んでいると思うのですが。
自民党批判の理由の一つは国民と党本部の遊離です。
 若手政治家はもっと一般の人達の考えをもっと知るべきだと思うのですが。

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何故鳩山さんが中国で陳謝???

2011-05-06 10:06:32 | 菅内閣
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今朝の読売オンランを見て驚きました。
空と海を汚染…鳩山前首相、中国副主席に陳謝の記事です。
民主党の鳩山前首相は5日、中国の習近平国家副主席と北京の釣魚台国賓館で会談した。
 鳩山氏は東京電力福島第一原子力発電所の事故について、「空と海が毎日汚染されてしまっていることを申し訳なく思う」と陳謝した。中国の東日本大震災に対する支援には謝意を伝えた。
 習氏は「日本人が(震災の中でも)大変秩序正しく頑張っていることに感銘を受けた」と述べる一方で、原発事故に関しては「一刻も早くこの問題を解決していただきたい」と注文をつけた。日本の農産物についても「絶対に大丈夫だという保証を出してほしい。中国政府が大丈夫だと言っても、中国国民がどう受け取るかは別だ」と指摘した。

日本が中国の空と海を汚した?
・中国の空と海が原発事故でどれだけ汚染されていると言うデータでもあるのか?
 汚染された水は黒潮にのって太平洋に流れて行くだけ。
 汚染された空気の殆どは北西の風または南東の風に乗って拡散する。
 逆に最近の日本は中国からの黄砂に一週間も悩まされ続けた。
 どう考えても汚染された海水や空気が中国に届くのは、殆ど放射能が無くなったころ
 唯一考えられる理由は、日本が中国の属国で自国のミスで宗主国の中国に迷惑を掛けたと鳩山さんが思っている場合だけ
 のような気がするのですが。
お礼の言う相手が違っているのでは?
・一議員となった鳩山さんが一番にお礼を言わねばならない国は、日本に最大の援助をしてくれた米国、つぎには各国の中で最大の寄付をしてくれた台湾です。
 昨日も書いたように民間からの台湾の新聞へのお礼の広告、自民党の衛藤さんの台湾訪問を見て下さい。
言われっぱなしで対等の外交?
 それに反して習近平さんの「原発事故を一刻も早く解決していただきたい」、「日本の農産物についても「絶対に大丈夫だという保証を出してほしい。中国政府が大丈夫だと言っても、中国国民がどう受け取るかは別だ」と指摘するなど、中国から一方的に注文を付けられています。
 これで鳩山さんの言う対等の外交なら、黄砂の問題もやんわり持ち出す筈ですが、対等の外交は米国向けだけだったのでしょうか。
誰か鳩山さんの口を縛る人はいないの?
・民主党の極く一部を除いて鳩山さんのその場のムードでする発言を誰も信用していません。
 多分彼と行動を共にしている小沢さんさえも内心はそうだと思います。
・彼は民主党政権の危機に菅降ろしに走ったり、ブレーキを掛けたり何時ものように発言がクルクル変わっています。
・民主党は鳩山さんの失言のお蔭でどれだの大打撃を受けたか良くしっている筈です。
 そのことを知っていて、その場のムードで発言する可能性のある鳩山さんを中国に送り出したのは菅政権でしょうか。
 習さんに会うのなら何らかの外交ルート通じる筈で、当然、事前に菅内閣には話がある筈ですが。
 もしそうなら中国の発言での要旨をしっかりレクチャーして置くべきでした。
 もし菅さんが知らない内に中国に行ったのなら、または鳩山さんがレクチャーを無視した発言をしたのなら、厳しく叱責すべきです。
 然し「16人の反乱」にも穏便に済ませたことを考えると、民主党政権がまた鳩山発言の問題を抱えただけで終わるのでしょうか。
 通常の人なら普天間基地発言の大チョンボで日米関係を台無しにして民主党政権をピンチに追い込み、その米国に今回の震災で最大の援助をして呉れているのを見ると、恥ずかしくて引っ込みそうな気がするのですが。
 管政権か菅さんの知らないところで民主党の誰かが、失言の鳩山さんを送るくらいなら、参議院議長をした江田五月さんや現職の西岡武夫さん(社会党出身の横路衆議院議長は除く)などを送っても日本代表としての体面も保てるし、鳩山さんと違ってしっかりとした発言をすると思うのですが。
ありもしないことで陳謝する鳩山さんも鳩山さんなら、それを送り出した菅政権か民主党も少しどうかしているのではないでしょうか。

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会議乱立・菅さんのリーダーシップは?

2011-04-29 15:06:55 | 菅内閣
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「ダイアモンド Online」で今まで民主党寄りの発言が目立った財部誠一さんの
菅政権の「会議乱立」が招く震災復興への致命傷」の記事を見ました。
流石の経済ジャーナリストだけあって的を射た文章であること、そして私もこの問題に就いては何度も書いて来ましたので、その後半部分の概要を紹介し、最後に一口コメント書く事にしました。

震災直後から生産再開に向けて怒涛のように動き出した現場の熱情、製造業の圧倒的な復原力、大企業の現場からは日本復興の手応えを感じることができる。
[“政治主導ごっこ”はもうやめよ、会議乱立が示す政権のリアリティのなさ]
 逆にお粗末を極めたのが政治だ。菅は小沢封じ込めに躍起になり、小沢は菅政権打倒の揺さぶりをかける。国難に際してなお党内政局にエネルギーを費やす民主党政権はもはや常軌を逸している。東日本大震災の本当の悲劇は、こんな連中が政権を担っている時に震災が発生してしまったことである。
 正直言って企業社会のモラルの高さと比較すると、政治家という生き物の愚劣さには言葉を失う。
 なかでも菅直人とその取り巻きたちの愚劣さは異常だ。
 国難に際して、菅政権が機能しない理由は明白だ。アンチ官僚、アンチ大企業、アンチ小沢への執着だ。個人であれ、企業であれ、国家であれ、存亡の危機に際しては小異を捨て一致団結、あらゆる知恵と力を結集して事にあたるにきまっている。
 だが菅政権はそれを断固拒否して、素人大臣による“政治主導ごっこ”で震災がもたらした危機をさらに危機的にしている。
 緊急災害対策本部、被害者生活支援特別対策本部、被害者生活支援各府省連絡会議、被災地の復旧検討会議、災害廃棄物処理の法的問題検討会議、原子力災害対策本部、原子力被災者生活支援チーム、福島原発事故対策統合本部、原子力発電による経済被害対応本部、電力需給緊急対策本部、復興構想会議、復興実施本部(仮称)等々、数十にも及ぶ会議の乱立は、この政権のリアリティのなさを象徴している。
 この期に及んで官僚をパージし、自分たちの都合いい時だけ、役人を使うことで役所全体の力が著しく棄損してしまっている。一部の役人が忙殺される一方、何もやることがなくイライラしている中堅、若手がごまんといることにも気づいていない
 民主党最大の支持団体で連合のある幹部から菅直人にはレッドカードが出されている。
「野党もすべて巻き込んだオールジャパンでやるしかない。総理のポストを自民に渡して政治の力を結集すべきだと菅総理に伝えてもまったく聞く耳を持たない。あの人はどうしたら自分が総理であり続けられるか。それがすべてに優先している」
 だがこの連合幹部によれば、腐りぶりは自民党も似たり寄ったりだとも言う。
「総理のポストを自民に譲ってはどうかと言ったとたんに、今度は自民党内でもめ事が始まる。谷垣総裁をそのまま総理にするわけにはいかぬということだ」
[一刻も早い菅政権の退陣と官僚を最大限に生かす政権誕生を望む]
 震災復興への筋道がまったく見えてこない最大の理由は官邸の機能不全だ。会議乱立が役所にどれほどのダメージを与えているか。ベテラン官僚が率直に語っている。
「たくさんの組織等が設けられましたが、どこがイニシアティブを取るのかわからず、それぞれに官僚も張り付いてお世話をしなければならないため役所の力をそがれてしまっている。復興会議も事務局は前日までメンバーもわからないままシナリオ書きをしている状況で、委員それぞれのご意見を咀嚼して調整し政策として一つにまとめるようなイメージとはほど遠い。このままでは6月に報告書をまとめても、言いっぱなしで政府の政策に必ずしも反映されないおそれすらある。結局のところリーダーに、信念を持って引っ張り責任も取るという姿勢が欠如しているため、官僚は誰の言うことを聞いて良いかわからなくなっているというのが現実だ
 この国難を乗り越えるために、官僚を使いこなさず、企業に不信の目を向け続ける菅政権は一刻も早く退陣させなければいけない。私は震災前まで、出来の悪さに目をつむり、それでも民主党政権を支持していくことが日本の民主主義を育てるためのプロセスとして大切ではないかと考えてきた。だがそんな悠長さはもう終わりだ。
 一刻も早く菅直人を総理の座から引きずり降ろし、オールジャパンの政治体制を作りあげることが急務だ。その際、政治主導はご法度だ。腐った政治家連中は、またスタンドプレーに走るだろう。とにかく今は役所の能力を最大限まで引き出す。それこそが、日本復興への一番の近道である。 (中略)
 クライシスの只中での政権交代など、本来ならあってはならない。しかし政権担当能力をここまで欠いた政権の存続は、日本をさらなる危機へ巻き込んでいく。幸いにして民間企業は逞しい復原力を発揮している。霞が関をフル稼働させられる「普通の政権」への一日も早い移行を望むばかりだ。

[私の一口コメント]
・そう言えば昔「政治家は何もせぬほうが経済活動が上手く行く」と言う話がありましたね。
・官僚は悪といわんばかりのレッテルを貼ってきた今までのマスコミ報道。そのレッテルで物事の本質が見えてこなくなったのが総理以下の民主党政務三役です。
・麻生さんは流石、元経営者らしく、「官僚は上手く使うものだと」と当たり前のことを言っていました。私流に翻訳すれば官僚を活かして使うべきだと思うのですが。
・「政治主導の行政改革」で売った民主党が「政治主導で自ら手を出して」官僚の士気を落としてしまいました。
・そんな民主党にたいしてバラ色のイメージを国民に与えてきたマスコミの責任は?

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