・生産性向上を無視した今の農業・地域に根ざした株式会社化・10年後には破綻寸前の農村と言うのに手を今打たねば自民党は政権陥落か
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政府の産業競争力会議の民間議員である竹中平蔵慶大教授は16日、読売テレビの番組で、18日の産業競争力会議で農業が主要議題となることを踏まえ「農業の規制改革を徹底的にやってほしいと強力に主張する」と語った。竹中氏は、生産と加工・流通を一体化し農産物の付加価値を高める「6次産業化」が進んだのは規制緩和が主因と指摘し、規制改革の意義を強調した。
私はたまたまその番組を見ていましたが、その規制改革のためには産業競争力会議の事務局が官僚で占められているため会議の意見がそのまま反映されないことを心配していました。
・翌日のテレ朝の報道ステーションでも同会議に出席する楽天の三木谷さんも成長戦略の鍵は規制緩和にあり、その中でも持論に加えて農業改革の必要性と、官僚で占められている事務局に民間から4名の人を投入したと言うのに、経産省出身の古賀さんが官僚との戦いで民間の人達は精力を削がれるのでもっと民間人を登用すべきだと言っていました。
・昨日のフジテレビの「新報道2001」ではTPP交渉参加の問題に就いて、その前に規制改革が必要なこと、特に農村の構造改革に就いて主としてみんなの党の江田さんを中心とする自民党の小池さんを含む推進側と唯一絶対反対のこれも自民党の農林水産戦略会長の・中谷さんの間で論戦がありました。
・推進側の主な意見とそれに対する反論(括弧内)
・平均年齢65歳の農村は今のような保護政策のもとでも10年後には崩壊する。(無言)
・規制緩和して農地法の改正など行い株式会社化して大規模農業を起こす。(企業を導入すれば儲からないときは撤退し後は荒れ地しか残らない。)
推進側:企業撤退防止の規制を設ける。
・競争力のある農産物を輸出すべき(無言)
・TPPに収入を減少、改革に着いて行けない人には所得保障制度を強化すべき。(韓国のFTA導入に伴う農家保障に10兆かかったが日本でその財政の余裕があるか)すべき・反対側の意見 (推進側の反論は殆どありませんでした。)
・木材の輸入の自由化で補助金がでたが少ないので、採算が合わないので山が荒れている。(人を納得させる反論なし)
・農村の自然環境を守り農村から生れた文化や考え方を護る安全保障策を考えるべきだ。(無言)
[私の意見]
私はTPP参加に就いては報道2001で元大蔵省にいた榊原さんの意見と同じように、米国に負けないタフ・ネゴシエイターを選ぶのが必須条件で後は日本の国益を優先した交渉をすれば良いという常識てきな意見しか持ちませんが、農村改革は賛成で先日も「ばら蒔き」か?自民党の農業政策・農村再生の道を書きましたのでご関心を持たれるかたはそちらを見て頂くとして、今日は農村改革に慎重姿勢の中山さんの意見に応える提案を考えて見ました。
・株式会社化による土地放棄の問題
私の提案は地域に出来れば県以上の人達が参加できる。出来るだけ多くの参加する農業、水産、林業などの関連事業を展開する株式会社を提案しました。
資金は政府からの補助金や県、市町村、地域の農水林業に従事する人達、地もとの農協などと一般の人達が提供し、それに製造業やサービス業などの生産性向上のノウハウを持つ企業が参加する会社です。(詰まり大分県で成功した一村一品運動の大山村の運動を県単位に広げ、それに製造業など他の業種の企業の参入を許したものです。) だから中山さんの言うように環境破壊も無いし、万一事業が不振になっても地域密着の事業ですから、撤退などあり得ません。
・今までの農業は農繁期、農閑期など人や農機具、田んぼの生産資材の生産性が非常に落ちる業種です。そして漁業、林業も似たように生産性は良くありません。
農業の例で言えば大規模農業の展開とか、農閑期の林業の仕事に従事するとか、参加の二次加工工場に行くとか、高齢者が漬け物、弁当、地域の名物料理を作るなど個人の生産性が上がります。
漁業で言えば自然の恵みを利用するだけの原始的な漁業から栽培漁業への展開、悪天候の時の他の業種への応援、林業で言えば竹炭、間伐材のチップ燃料化など、人がいて資金さえあれば何でもできます。
同じ理由で棚田や地方文化を護る伝統芸能などの観光化、棚田による輸入の影響と生産量が少なくとも成立する作物、例えば(不勉強で輸入に頼っているかどうか知りませんが)蕎麦など街の人達も参加しての生産です。
詰まり人と人、田畑、機械など生産資材の生産性向上に加えて、製品の価格決定価格決定では今まで以上にも大手の卸やスーパーへの発言力が増すこと、産直の販売など価格面での生産性の向上かぎ図れます。
正に竹中さんの言うように、生産と加工・流通を一体化し農産物の付加価値を高めることで、中山さんが言うように弱小農家への援助が必要かも知れませんが、株式会社の直接社員である彼らへの給与もありますのでその額は大幅に減らせると思います。
テレビなど解説によりますと、安倍さんの農村の改革への慎重姿勢は総裁選のとき党員票で勝った石破さんを破ったのは自民党の領袖で、その人達が農村改革を反対しているからだと言っていました。
然しアベノミクスの3本の矢の中で一番問題なのは成長戦略だと言われています。
そしてその成長戦略は言うは易くて見つけるのが大変だと言われています。
再生エネルギーの開発も私が何度も書いたように経済に良い影響を与えるには時間がかかります。
成長戦略の対象の中で一番はっきりしており、然もTPPに参加するかは別にして、ここ十年内になんとかしなければ荒廃が眼に見えていると言われているのは農村問題です。
心配性の私はこの扱いがことによると安倍内閣のアキレス腱になるかも知れません。
そして朝日始めマスコミは安倍さんの失敗を待ちかまえています。
そしてテレビも今でさえ上記のように安倍さんの弱腰批判をしています。
私は今こそ安倍さんの決断の時期と思うのですが。
そしてその決意の現れとして竹中、三木谷さんの言うように、事務方の官僚、民間の比率を少なくとも50%位にして見てはどうでしょうか。
このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。
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参照:TPPと農村改革に着いてのツイッター
・TPP交渉参加について。周りから袋叩きの、唯一反対派の中谷氏「自給できる食料が本当になくなった時にどうするんですか。輸入に頼るんですか。そしてうっかり忘れている日本の伝統・文化これらを忘れていいんですか、ということです」これ、核心をついていて大切だと思うんだけどな
・今のままの農政では、何をやっても20年後日本農業は亡びる。TPP云々よりそちらの方が深刻。自給率のカロリーベース計算は農水省の「仕事を増やす、人員を確保するため」だけにある。即刻世界基準にし、他国の計算までしてあげる無駄を止めよ!
・中谷元さんがTPP慎重派だと知った。よくわからないけど、日本のいいところがなくなりそうで地方がますます冷え込みそうな予感。中谷さん頑張って!物価以外にTPPのメリットみえない。
・自民党中谷氏 メリットが伝わってこない、って?それを集めて戦略じゃないのか。マーケットを見ず、情報を集めず農協の選挙票しか見ないとは。そもそも議論の席につけない状態。国内の規制を改善する意見も出せないし。
・やはり旧体制の自民党議員がいる。農林水産戦略会会長 中谷氏。推進派・反対派の農業そのものの在り方や成長よりも、ネガティブ意見しか言わない。これが戦略なの?守る事と成長の両方の意見を出してよ。
・日本の農業を守るために反対みたいな話があるけど、現場では「補助金もらうために作物作る」的な矛盾がある。既得権益を守る戦いがここでも。
・自民党中谷氏。守るのが戦略か?どーするんですか?いいんですか?って人に振って自分の考えがなさ過ぎる。戦略調査会会長って??戦略練らないの?
・自民党中谷氏 農林水産戦略会長を辞めるべきだな。戦略が全くない。選挙協力によるJAとの結びつき重視で、逆に農家を見ていない。
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私はたまたまその番組を見ていましたが、その規制改革のためには産業競争力会議の事務局が官僚で占められているため会議の意見がそのまま反映されないことを心配していました。
・翌日のテレ朝の報道ステーションでも同会議に出席する楽天の三木谷さんも成長戦略の鍵は規制緩和にあり、その中でも持論に加えて農業改革の必要性と、官僚で占められている事務局に民間から4名の人を投入したと言うのに、経産省出身の古賀さんが官僚との戦いで民間の人達は精力を削がれるのでもっと民間人を登用すべきだと言っていました。
・昨日のフジテレビの「新報道2001」ではTPP交渉参加の問題に就いて、その前に規制改革が必要なこと、特に農村の構造改革に就いて主としてみんなの党の江田さんを中心とする自民党の小池さんを含む推進側と唯一絶対反対のこれも自民党の農林水産戦略会長の・中谷さんの間で論戦がありました。
・推進側の主な意見とそれに対する反論(括弧内)
・平均年齢65歳の農村は今のような保護政策のもとでも10年後には崩壊する。(無言)
・規制緩和して農地法の改正など行い株式会社化して大規模農業を起こす。(企業を導入すれば儲からないときは撤退し後は荒れ地しか残らない。)
推進側:企業撤退防止の規制を設ける。
・競争力のある農産物を輸出すべき(無言)
・TPPに収入を減少、改革に着いて行けない人には所得保障制度を強化すべき。(韓国のFTA導入に伴う農家保障に10兆かかったが日本でその財政の余裕があるか)すべき・反対側の意見 (推進側の反論は殆どありませんでした。)
・木材の輸入の自由化で補助金がでたが少ないので、採算が合わないので山が荒れている。(人を納得させる反論なし)
・農村の自然環境を守り農村から生れた文化や考え方を護る安全保障策を考えるべきだ。(無言)
[私の意見]
私はTPP参加に就いては報道2001で元大蔵省にいた榊原さんの意見と同じように、米国に負けないタフ・ネゴシエイターを選ぶのが必須条件で後は日本の国益を優先した交渉をすれば良いという常識てきな意見しか持ちませんが、農村改革は賛成で先日も「ばら蒔き」か?自民党の農業政策・農村再生の道を書きましたのでご関心を持たれるかたはそちらを見て頂くとして、今日は農村改革に慎重姿勢の中山さんの意見に応える提案を考えて見ました。
・株式会社化による土地放棄の問題
私の提案は地域に出来れば県以上の人達が参加できる。出来るだけ多くの参加する農業、水産、林業などの関連事業を展開する株式会社を提案しました。
資金は政府からの補助金や県、市町村、地域の農水林業に従事する人達、地もとの農協などと一般の人達が提供し、それに製造業やサービス業などの生産性向上のノウハウを持つ企業が参加する会社です。(詰まり大分県で成功した一村一品運動の大山村の運動を県単位に広げ、それに製造業など他の業種の企業の参入を許したものです。) だから中山さんの言うように環境破壊も無いし、万一事業が不振になっても地域密着の事業ですから、撤退などあり得ません。
・今までの農業は農繁期、農閑期など人や農機具、田んぼの生産資材の生産性が非常に落ちる業種です。そして漁業、林業も似たように生産性は良くありません。
農業の例で言えば大規模農業の展開とか、農閑期の林業の仕事に従事するとか、参加の二次加工工場に行くとか、高齢者が漬け物、弁当、地域の名物料理を作るなど個人の生産性が上がります。
漁業で言えば自然の恵みを利用するだけの原始的な漁業から栽培漁業への展開、悪天候の時の他の業種への応援、林業で言えば竹炭、間伐材のチップ燃料化など、人がいて資金さえあれば何でもできます。
同じ理由で棚田や地方文化を護る伝統芸能などの観光化、棚田による輸入の影響と生産量が少なくとも成立する作物、例えば(不勉強で輸入に頼っているかどうか知りませんが)蕎麦など街の人達も参加しての生産です。
詰まり人と人、田畑、機械など生産資材の生産性向上に加えて、製品の価格決定価格決定では今まで以上にも大手の卸やスーパーへの発言力が増すこと、産直の販売など価格面での生産性の向上かぎ図れます。
正に竹中さんの言うように、生産と加工・流通を一体化し農産物の付加価値を高めることで、中山さんが言うように弱小農家への援助が必要かも知れませんが、株式会社の直接社員である彼らへの給与もありますのでその額は大幅に減らせると思います。
テレビなど解説によりますと、安倍さんの農村の改革への慎重姿勢は総裁選のとき党員票で勝った石破さんを破ったのは自民党の領袖で、その人達が農村改革を反対しているからだと言っていました。
然しアベノミクスの3本の矢の中で一番問題なのは成長戦略だと言われています。
そしてその成長戦略は言うは易くて見つけるのが大変だと言われています。
再生エネルギーの開発も私が何度も書いたように経済に良い影響を与えるには時間がかかります。
成長戦略の対象の中で一番はっきりしており、然もTPPに参加するかは別にして、ここ十年内になんとかしなければ荒廃が眼に見えていると言われているのは農村問題です。
心配性の私はこの扱いがことによると安倍内閣のアキレス腱になるかも知れません。
そして朝日始めマスコミは安倍さんの失敗を待ちかまえています。
そしてテレビも今でさえ上記のように安倍さんの弱腰批判をしています。
私は今こそ安倍さんの決断の時期と思うのですが。
そしてその決意の現れとして竹中、三木谷さんの言うように、事務方の官僚、民間の比率を少なくとも50%位にして見てはどうでしょうか。
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参照:TPPと農村改革に着いてのツイッター
・TPP交渉参加について。周りから袋叩きの、唯一反対派の中谷氏「自給できる食料が本当になくなった時にどうするんですか。輸入に頼るんですか。そしてうっかり忘れている日本の伝統・文化これらを忘れていいんですか、ということです」これ、核心をついていて大切だと思うんだけどな
・今のままの農政では、何をやっても20年後日本農業は亡びる。TPP云々よりそちらの方が深刻。自給率のカロリーベース計算は農水省の「仕事を増やす、人員を確保するため」だけにある。即刻世界基準にし、他国の計算までしてあげる無駄を止めよ!
・中谷元さんがTPP慎重派だと知った。よくわからないけど、日本のいいところがなくなりそうで地方がますます冷え込みそうな予感。中谷さん頑張って!物価以外にTPPのメリットみえない。
・自民党中谷氏 メリットが伝わってこない、って?それを集めて戦略じゃないのか。マーケットを見ず、情報を集めず農協の選挙票しか見ないとは。そもそも議論の席につけない状態。国内の規制を改善する意見も出せないし。
・やはり旧体制の自民党議員がいる。農林水産戦略会会長 中谷氏。推進派・反対派の農業そのものの在り方や成長よりも、ネガティブ意見しか言わない。これが戦略なの?守る事と成長の両方の意見を出してよ。
・日本の農業を守るために反対みたいな話があるけど、現場では「補助金もらうために作物作る」的な矛盾がある。既得権益を守る戦いがここでも。
・自民党中谷氏。守るのが戦略か?どーするんですか?いいんですか?って人に振って自分の考えがなさ過ぎる。戦略調査会会長って??戦略練らないの?
・自民党中谷氏 農林水産戦略会長を辞めるべきだな。戦略が全くない。選挙協力によるJAとの結びつき重視で、逆に農家を見ていない。