普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

川柳鑑賞 「問うた言葉だけしか返さないこだま」

2017-10-10 11:24:21 | 川柳
川柳川柳くろがね 2005年1月号より
「前月号鑑賞 選・評  山本 乱」
・問うた言葉だけしか返さないこだま 澄雄
 こんな鈍い人いるいる。ウンとかスンとしか言わないから話がひろがらないし張り合いも無い。私の夫もそう。向き合ってご飯を食べていても、こだまと暮らしているのかとさえ思う。
・幸せを両の掌に盛る有り難う   故 都子
 昨年11月19日に87で冥界へと旅立たれたと知る。心の隅々まで清らかな方の清らかな辞世の句。謹んでご冥福をお祈りします。
・仏さまは叱らないから話します   さかえ
 私も時々叱らないから話してごらんと言いますが、たいていは最後には叱ってお説教までたれます。易しいとばで優しくささやいた一句。さかえさんのお人柄もやさしく溢れています。(なお作者は遍路の本場の四国の人)
・家族にも予定があってみんな留守  志津子
健康な家族ならそれぞれに予定があるものだ。一緒に行動することもたまにはあるが殆どはバラバラ。それで良いと思う。全員揃ってする事もなく家の中に固まっていたって面白くもおかしくもない。

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今回の選挙で思うこと

2017-10-10 11:11:13 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。もし宜しければ是非ご一読の上、趣旨にご賛成ならお手数ですが拡散をお願いします。
「軽すぎる安倍さんの発言、言わねばならぬことを言わない安倍さん」
 10月9日に読売新聞の世論調査が出ました。
 内閣の支持率は41%(前回43%)。希望の党支持率8。同党に期待36、期待しない58の数字を見るとその反動としての内閣の支持率がが上がっても良いのに。
・軽すぎる安倍さんの発言
 その理由は軽すぎる安倍さんの発言、それを許したお友達内閣。私は第二次安倍内閣発足のとき、前回のお友達内閣の反省を活かすべきだと書き、安倍さんも石破さんや谷垣さんなど慎重で人望のある大物を選びましたが、またいつの間お友達内閣に逆戻り。素人の私でさい首を捻る「私や家内が関係していれば総理も議員も辞める」発言にすぐに撤回しろと言う人は何人も居た筈なのに。今回の党首討論でも奥さん国会に呼べと言われていました。
・言わねばならぬことを言わぬ安倍さん
安倍内閣の原発政策を私も支持していますが、安倍内閣はその理由を何故か説明しません。新聞で見るのは原発擁護電気事業者、中小企業の非破壊検査の全面広告だけ。後で書くような理由を何らかの方法、例えばその原発推進の理由を書いた文書をネットに上げ、それを支持する意見をツイッターで紹介、それのフォーロワーを増やすなど、広く国民に知らせるべきです。
同じように加計問題は前愛媛県知事の証言で前文科省事務時間のねじれ発言など否定それ、基本的な問題は解決していること。安倍さんと加計理事長の交際と学園の建設に関する法律違反など何もないこと?その「事実を報道しない自由」を固守するマスコミ、言った言わないを執拗に面白おかしく報道するワイドシー。それが安倍内閣にボディーブロウのように効いています。これも前記の方法で国民に知らせること。
「うさん臭い希望の党の公約
 出来立ての希望の党の支持率 8%!!なんと不評の民進党の6~7%とほぼ同じ。
 その理由は「小池代表の希望の党の発足と前原民進党」で書いたリーダーとしての小池さんの資質欠如、党の運営、政策決定のブラックボックス化批判に依るのでしょう。
  然し希望の党に投票したいのは13%、つまり同党はあまり信用できないが、新しい党に僅かな希望を感じているのでしょう。
 その希望の党の疑問公約の一部です。
・ベーシック・インカム(最低限の生活保証)の導入で最低限の生活保証の検討
 テレビでも批判していた、財源の問題、なまけ者が喜ぶ政策のほか、大問題の年金  、介護保険の改正など問題百出。
 この大問題について向こう受けをする奇麗事を言うだけて「~を検討」の文字。初めからやる気なし?
・一院性の導入。
 二重チェックの機能を残すために参議院は残すべき。、対策としては「参議院廃止論に就いて」で書いたように個人について酷く不利な比例代表制を廃するか、個人のために政治団体(例えばグループ名にすぎない緑風会)を政治団体にして比例代表でも個人名が判らないときは緑風会と書いても有効にすること。
・原発ゼロ、その旨を憲法に明記
 太陽光、風力の維持にはそれと同じ能力を持つ火力発電が必要、それに伴う燃料の確確保、線上降水帯など大きな気候変動をもたらしている温暖化促進。電力利用金の増大とそれに伴う企業の国際競争力の低下と大きな問題がある。しかしこの問題を議論するのは国会討論会だけ、原発ゼロ賛成の新聞・テレビは「自社の主張の反するは問題点の報道はしない自由」を行使。希望の党、共産党などは選挙では原発の恐さばかり訴える。そして世の中を曲げてしまう。みな報道機関の所為。それに乗った希望の党の公約。
・大企業の内部留保への課税で財源を確保
 利点は社員の給料の増加、設備投資の増加など。 
 問題は法人税と二重課税との批判、どれだけの国の財政を潤すほどの収入が増えるか?やるとしたら、批評家の言う経営悪化と競争力の低下。どうしてもやるのなら経営者の意欲を増すため法人税減税と絡めるべきでしょう。これも多分選挙用のPRに終わりそう。
・花粉症ゼロの対策・杉の伐採の推進、国産材の活用
 国産材の主力は杉、次が檜なのに?たんなる思いつきだけの公約!!
「立憲民主党」
 10月6日の夜のテレ朝で某東大教授が9条反対の立憲民主党の党首の枝野さんが昔文芸春秋でまるて安倍さんの言葉そっくりの9条改憲、自衛隊の存在の明記を書いていたと批判。この事実を知ったのは同テレビを見た人だけ、彼は勿論そのような事実は無視して9条改憲反対を訴えるのでしょう。
「現・旧民進党の人達へ」
 枝野さんの立憲民主党の独立を期に希望の党から純粋な民進党復帰を考えては。
 そうすれば中道から右寄りの人ばかりになり自民党から対案を出せと言われても出せない体質がなくなり、同党の支持率の向上、支持政党の喪失に苦労している連合会長も喜ぶと思う。
 私は前々から書いているように、企業経営者寄りの自民党に対して労働者を支持基盤とする野党第一党と言う理想的な体制ができると思うのですが。
 勿論その前提は立憲民主党の党員の復帰拒否。しかし7日のテレビでは前原さんが同党員の受け入れを表明。そしてまた元来た途に戻るのか。そして支持率が元の6%から良くても8%に甘んじるのか。
「選挙年齢18歳で大丈夫?」
 上に書いただけでも公約の裏を読まねばならぬこと。マスコミ報道がどれだけ信用できるか判らないこと。年金暮らしの私でも真相が判らぬところが多いのに、高校・塾の勉強、部活などで忙しい人達に、次善でも良いから国に役にたつ判断がどれだけ期待できるのてしょうか。(10月10日投稿)

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