戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でもお互い世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
安倍さんは多年の信念の憲法改正を国会に提案しようとしています。然し世論調査で見ても余程のことが無い限り失敗の可能性は100%。然し安倍さんの動きでマスコミが取り上げ国民の皆が憲法問題に関心を持つのは間違いが有りません。そのまたとない機会を利用して安倍さん応援の言論誌が専門家による憲法の成り立ちとその問題点を皆に知って貰う様にしてはと言うアィディアを思いつきました。もし良ければご一考して戴ければ幸いです。
以下、参考のまでに私の意見を書きました。
「川柳の眼で見るた片言だらけの日本憲法」
私が属する川柳の句会で「憲法から仄かに匂う加齢臭」と言う句を知りました。
確かに憲法が発効してから半世紀以上になるのに手つかずのまま。私流に言えば平和憲法の名の空気にどっぷりつかって思考停止状態。川柳の言う加齢臭が匂うのも当然です。
川柳は僅か17字の文学ですから、大きな会になるほど句を拾って貰うために一字ごとに最新の注意を払います。何故なら選者は「てにおは」の間違い、論理の矛盾などあれは喜んで没にするからです。
それで同じような眼で憲法の最大の問題の前文と第9条の就いて見てみました。
【前文】
日本国民は、(一部省略)恒久の平和を念願し平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。
「公正と信義に信頼して」に就いては石原慎太郎さんが指摘をしたように「公正と信義を信頼して」にすべきで川柳なら一発で没。
【第9条】
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、 武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
「武力による威嚇又は武力の行使は」は普通に読めば「又は」がついているので複数です。だから「永久にこれらを放棄する」にすべきです。作者(誰が作ったのか判りませんが)の意を酌めば「武力による威嚇やその行使は永久に放棄する」にすればすんなりと胸にはいるのに?
前文と九条の「日本国民は、」は普通の日本語ではたった五字で「、」を打ちません。「日本国民は--にすべきです。
国の交戦権は、これを認めない」も「,」と「これを」を抜いて「日本国民は国の交戦権は認めない」が日本語と思います。
なお前文、第9条以外でも憲法全文を通じて何故か「****、これを--」のように普通の日本語では使わない文章ばかりです。
詰まり川柳や俳句で言えば没になる文章ばかりです。
このような片言の憲法を持っているのは日本人として恥ずかしいと思うのですが。憲法学者はどう思っているのでしょう。
私は念のためにネットで大日本帝国憲法を見ました。
現在の憲法と大違いなのは
・一項目に一つの事柄だけ、その理由の説明はなし
・漢文調だが正しい日本語
まさに川柳の見本のような昔の憲法。
「占領軍から押しつけされた日本国憲法」
どうしていまの片言で説明だらけの憲法になったのかについては、15年7月4日の読売新聞夕刊の記事で直ぐ判ります。
(当時の吉田外相の懐刀だった白州次郎の)母屋の一角に設けられた展示室に、日本国憲法制定作業の際に作られた要綱や草案が展示されている。
白洲は46年2月、GHQから日本国憲法の原案が日本側に渡された場に吉田とともに立ち会った。「GHQから英語の原案をもとに制定作業」を急ぐよう伝えられ、当時の幣原喜重郎内閣は大混乱に陥った。しびれを切らしたGHQは、「一晩で最終案」を作るよう要求し、白洲も、外務省職員と作業にあたった。その日の手記には「『今に見ていろ』ト云フ気持抑え切レス ヒソカニ涙ス」と書き残し、後年「新憲法は米国側から『下し置かれた』もの」と述懐している。
一晩でGHQの原案をそのまま総動員で翻訳するのですから私が書いたように片言の日本語になったのでしょう。本来ならGHQの原案と対比すれば良いのてすが、素人のブログでは手の出しようが有りません。
当時の幣原内閣の新憲法発効のための全員の涙の署名は良く知られています。
その後首相になった吉田さんの9条に就いての説明に共産党の野坂参三さんが「要するに当憲法第二章(第九条)は、我が国の自衛権を放棄して民族の独立を危うくする危険がある。それ故に我が党は、民族独立の為にこの憲法に反対しなければならない。」(第九十回帝国議会速記録)と当然の発言したことも良く知られています。
こうなったのは日本軍から一時はフィリピンから追い出されたマッカーサー司令官の強い日本軍の再建を恐れた原案、それを飲まざるを得ない日本の政治家の占領軍の意向への今流行語に成っている忖度です。それ以降日本の政治家の米国への忖度は今も続いています。
その涙の日本国「憲法から仄かに匂う加齢臭」がしても手着かず放置されているのは何故でしょう。
そんな事は嫌と言うほど知っている憲法学者はどう思っているのでしょう。
憲法学者が合憲か意見かについて審判をしても、日本国憲法はどうあるべきかと書いた本の出版の広告など一度も見た事は有りません。どうしたのでしょうね。
「米国の軍事保護国になった日本」
総理になった佐藤栄作さんが九条に関連して首相の時大英断をしました。日米同盟の締結です。九条のため軍備を持てないので国防を総て米国に頼ることを決めたのです。戦前・戦後を知る私から言えば日本はいざと言うときはお願いするしかない米国の「軍事保護国」になったのです。戦前の怖い日本にもどるのを恐れる米国もそれを受け入れました。その現れは東京のど真ん中の米軍の横田基地、喉元の横須賀の米国の海軍の基地の存在です。
米国の軍事保護国になった日本は何か事あるたびに米国の意向を忖度するしか有りませんでした。米国から見放されたら9条のお蔭で無防備になるからです。
これ以降の起こる事柄の殆どに関して日本の米国への忖度の歴史です。
それで軍備の資金の総てを復興へつぎ込め大躍進をしたと言われています。
お蔭で日本は「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われる程大躍進を遂げました。その経済力のお蔭で小泉さんと安倍さんは何人かの拉致被害者を連れ帰ることが出来ました。
ハーグの紛争で多くの他の国は軍隊を派遣しましたが九条の国日本は多額の資金を提供しました。しかし同国から何も感謝の言葉が無かったのが大きな話題に。それと米国から「Show the flag」と言われた小泉さんはイラク紛争のときに地域の人達給水をする自衛隊を派遣しました。戦中の経験のある私から見れば、そしてイラクの反対勢力の立場から言えば九条違反の戦争に加担したのです。そして今イラク文書の多くの戦闘の字の存在がが判り問題になっています。護憲派の言う「九条があるから今まで平和だった」と言うのは国内だけ通用する言葉です。中でも戦時中の経験のある私から見れば飛行機で米軍の兵士や武器を輸送すると言うのは完全に戦闘行為です。唯好運が重なって死者も障害者もでなかっだけです。
「外交に経済力も使えず米国にに頼る他ない日本」
前に書いた「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の元となつた企業の力を恐れた米国は日本と年次改革要望書を相互に取り交わすことで日本の企業の力を弱めることを計画しました。だから「現実は要望書は日本へだけの一方通行」。
小泉さんは米国の意向を忖度して今まで日本を支えてきた「従来の企業活動による社会貢献、技術や従業員や大切にする、そのチームワークと企業への忠誠心による自主管理活動」から「企業や従業員は株主のもの、チームワークより成果主義」の考えを持ち込みました。
そして現状を見るように米国の政策は大成功。企業倫理を忘れた数々の不祥事件の続発、虎の子の技術の流出、コストとしか見られない非正規社員の増大、貧富の格差増大、貧困者対策のための費用増大、企業倫理を忘れた企業内不祥事の続発などなど、日本の経済力も大きく落ちました。
日本にとって拙いことに中国が世界第二位の経済力を持つまでに台頭と日本との格差の増大です。今の日本は中国と大差のついた経済力は使えません。北朝鮮もそれを見越して日本は蚊帳の外だと軽蔑しています。
日本に残るのは何時どう変わるかわからない米国ファーストのトランプさん頼み。 「諸国民の公正と信義に信頼して、安全と生存を保持」どころか拉致被害者さえも助けられず米国に頼るしかない日本。トランプさんが日本の自動車に課税するぞと世界に放言、その批判も出来ず脅されれば従うしかない日本。
「改めて憲法の前文を見る」
「国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」は良いのですが、護憲論者は拉致問題の解決の具体策を提案すべきと思うのですが。
前文の「諸国民の公正と信義に信頼」諸国民の代表で日本が唯一の頼りの国連は重要事項の決定に米国、ロシヤ、中国などの拒否権で止まってしまう。それで国連が公正と思いますか。どの国の国民か公正ですか。
「諸国民の公正と信義に信頼」はEUの国なら何とか通じますが、日本周辺のロシヤ、北朝鮮、韓国、中国、台湾の内日本が信頼できる国はどの国ですか。
安倍政権は憲法改正に熱心ですが、外交的配慮で上記の国のことが言えず、いきなり九条改正だけ言うので話が通じません。野党もそれが判っていて憲法改正反対ばかり。何故か思考停止の憲法学者と護憲論者。平和憲法の空気にどっぷりとは嵌まったままの日本。
「平和ぼけの人たちを出した政治家、憲法学者の責任」
日本国民は彼は日本が日米同盟と言う米国の武力に頼って何とか今までやって来たと言う現実を忘れています。憲法の精神から言えば、米国の武力に頼る必要は全くない筈です。
憲法の発足時は原子爆弾投下は戦争犯罪、戦犯裁判は国際法違反だと誰でも知っていても言えない時代でしたが、今は少なくともネットや言論誌で言える時代になりました。
今こそ憲法の基本的な考えの前文から見直し時期に来ていると思います。
問題は政治家、憲法学者が米国押しつけの(当然米国に有利な)憲法を半世紀以上も「憲法から仄かに匂う加齢臭」で出るまで碌に論議もせず放って置いてきた日本。
改めて安倍さん応援の言論誌にお願い。憲法学者の言わない憲法の問題、平和憲法のために米国の軍事保護国になった現状など国民に教えて下さい。
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貴乃花の退職に就いて触れないつもりでしたが、貴ノ岩の2,400万円と言う信じられない額の日馬富士への賠償問題が出てきましたので触れることにしました。
「貴乃花の退職」
貴ノ岩の負傷問題に関して貴乃花の相撲協会改革の話が出たとき、彼が協会批判と改革を進めるのなら尚更、周りから足を引っ張られないように諸手続きはキチンとすべきと書きましたが、私の心配が当たって結果は平の親方にまで落ちました。
今回の貴乃花の退職について前回のようにテレビでの相撲協会の批判はなく、天下の大横綱の引退を惜しむ声ばかり。つまり前回であれだけ彼を応援したテレビでさえ彼を見限ったのでしょう。私は上記のように彼が世間の常識がないように見えること。今まで彼を支持してきた親方が呆れて離反。彼の奥さんや兄の若花田さんなどの人の意見を聴かないことなどなど。上に立つには余りにも相応しくない人。
大横綱らしく何も言わずに奇麗に退けば皆褒めてくれるのにるのに。
「貴ノ岩の損害賠償請求に就いて」
貴ノ岩は日馬富士に2,400万円と言う巨額の損害賠償請求をした報道を聞いて、私は以前「貴ノ岩の相撲人生を狂わせかけている?貴乃花親方」の投稿をした事を思いだしました。その概要です。
私は日馬富士の暴行問題には触れない積もりだったが、被害を受けた貴ノ岩が可哀相と言いながら彼の立場に誰も触れないの彼の立場に立って問題を考えて見た。
暴行を受けた翌日貴ノ岩は日馬富士に謝り握手を交わして別れた。
もし両者の関係をこのままにしていたら日馬富士批判に終わり、相撲界のあり方に論議が集中するが、自分を傷つけた先輩を立てた貴ノ岩は褒められ、福岡県の医師の診断書通りに土俵に復帰出来た筈。
普通の相撲取りなら識者が言う様に体が許す限り早く相撲に復帰したいと思う筈なのに出られない貴ノ岩。現実は貴乃花親方から悪く言えば軟禁状態にされ、外部との接触が絶たれ、公に言いたいことを言えなくなった。テレビでは旭鷲山さんが貴ノ岩と電話したとき話ぶりが普通の人と変わっていなかったと言う話。それなのに貴乃花側は精神面の不具合に関する診断書を出すために医者を探していると言う報道。
このまま2場所無断欠場では貴ノ岩は幕下転落の可能性大。
貴ノ岩としては早く土俵に戻って今の地位を保ちたい。でなければ幕下として給金なしの雑用、大部屋の生活に戻る。相撲協会の幹部としても、彼の責任ではないが、貴乃花親方の欠勤届けの未提出という何度もの規則違反をされた彼に協会はいつまでも特別扱いはできない。彼は相撲をしたくとも親方の意志に反することをすれば、部屋にはいられない。そうかと言って他の部屋に入ることは大相撲を辞めるしかない。一方彼の貴乃花親方への恩義。そして人の意見を聴かぬ親方に何も言えなかった貴ノ岩。
(今回追記:欠勤届けの未提出だけでなく、協会が長期休業なら診断書を出せとの何度の催促にも貴ノ岩が外に出れば報道陣に囲まれるとして拒否。報道陣が帰った夜にホテルでも泊まらせ翌日病院に行かせることが出来るのに!その後何時協会に診断書を提出したかマスコミの報道に出ないまま)
貴ノ岩本人の立場になればこれで精神状態がおかしくなるのは当然。普通の親方なら、弟子の貴ノ岩の立場優先で考えると思うが、貴乃花親方は弟子を犠牲にしても大相撲改革が優先?今のままでは貴ノ岩の立場も悪くなるだけ。
現在の私の意見です。
上記のように協会との闘争など考えない普通の親方のもとでは貴ノ岩が怪我をされただけで精神障害を起こすほど悩むことは何も有りません。頭の怪我だけなら、そして精神的なショックも念のために一場所休場すれば、心身とも回復するる筈です。休むにしても親方がキチンと届けをすれば相撲協会も間違いなく現状維持と言う特別扱いをした筈です。
マスコミは貴乃花と協会のトラブルの報道だけで、軟禁状態の貴ノ岩のことには誰も何も触れせんでした。独り世間から孤立し他人に訴える術をなくした貴ノ岩。彼の不利になる欠勤届未提出と言う常識では考えられない対応をした貴乃花に文句も言えず、独り悩んだ挙げ句精神障害を起こしたと考えるのが常識的な見方と思います。
これだけ考えれば貴ノ岩の言う多額の入院代、長い休場など力士としては当然の収入の減少の責任は殆ど総て親方の貴乃花にあり、精神障害も日馬富士の障害に遠因があるとしても彼が全額を負う必要はないと思います。
問題は、今回の賠償請求は当然に貴乃花の了解を得ているはず。それどころか貴乃花が指示したのかも?私の説のように日馬富士側が貴ノ岩に与えた障害と彼の精神障害は無関係だと言いだしたら?今後の展開はどうなるのでしょう?
可能性が高いのは大横綱の貴乃花がまたがまたも晩節を汚したと言うことになるかも知れないこと。
一番最初に貴乃花問題が起こったときに書きましたが、彼を支持するタニマチの中で彼が道を誤らない様に言って聴かせる人は居ないのですかね?
これだけ書いた後本屋で見た週刊誌に、貴乃花の言うことすることはまるで子供の評価。貴乃花のことを扱う法律事務所が貴ノ岩の訴訟問題も扱っていると書いてありました。
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「貴乃花の退職」
貴ノ岩の負傷問題に関して貴乃花の相撲協会改革の話が出たとき、彼が協会批判と改革を進めるのなら尚更、周りから足を引っ張られないように諸手続きはキチンとすべきと書きましたが、私の心配が当たって結果は平の親方にまで落ちました。
今回の貴乃花の退職について前回のようにテレビでの相撲協会の批判はなく、天下の大横綱の引退を惜しむ声ばかり。つまり前回であれだけ彼を応援したテレビでさえ彼を見限ったのでしょう。私は上記のように彼が世間の常識がないように見えること。今まで彼を支持してきた親方が呆れて離反。彼の奥さんや兄の若花田さんなどの人の意見を聴かないことなどなど。上に立つには余りにも相応しくない人。
大横綱らしく何も言わずに奇麗に退けば皆褒めてくれるのにるのに。
「貴ノ岩の損害賠償請求に就いて」
貴ノ岩は日馬富士に2,400万円と言う巨額の損害賠償請求をした報道を聞いて、私は以前「貴ノ岩の相撲人生を狂わせかけている?貴乃花親方」の投稿をした事を思いだしました。その概要です。
私は日馬富士の暴行問題には触れない積もりだったが、被害を受けた貴ノ岩が可哀相と言いながら彼の立場に誰も触れないの彼の立場に立って問題を考えて見た。
暴行を受けた翌日貴ノ岩は日馬富士に謝り握手を交わして別れた。
もし両者の関係をこのままにしていたら日馬富士批判に終わり、相撲界のあり方に論議が集中するが、自分を傷つけた先輩を立てた貴ノ岩は褒められ、福岡県の医師の診断書通りに土俵に復帰出来た筈。
普通の相撲取りなら識者が言う様に体が許す限り早く相撲に復帰したいと思う筈なのに出られない貴ノ岩。現実は貴乃花親方から悪く言えば軟禁状態にされ、外部との接触が絶たれ、公に言いたいことを言えなくなった。テレビでは旭鷲山さんが貴ノ岩と電話したとき話ぶりが普通の人と変わっていなかったと言う話。それなのに貴乃花側は精神面の不具合に関する診断書を出すために医者を探していると言う報道。
このまま2場所無断欠場では貴ノ岩は幕下転落の可能性大。
貴ノ岩としては早く土俵に戻って今の地位を保ちたい。でなければ幕下として給金なしの雑用、大部屋の生活に戻る。相撲協会の幹部としても、彼の責任ではないが、貴乃花親方の欠勤届けの未提出という何度もの規則違反をされた彼に協会はいつまでも特別扱いはできない。彼は相撲をしたくとも親方の意志に反することをすれば、部屋にはいられない。そうかと言って他の部屋に入ることは大相撲を辞めるしかない。一方彼の貴乃花親方への恩義。そして人の意見を聴かぬ親方に何も言えなかった貴ノ岩。
(今回追記:欠勤届けの未提出だけでなく、協会が長期休業なら診断書を出せとの何度の催促にも貴ノ岩が外に出れば報道陣に囲まれるとして拒否。報道陣が帰った夜にホテルでも泊まらせ翌日病院に行かせることが出来るのに!その後何時協会に診断書を提出したかマスコミの報道に出ないまま)
貴ノ岩本人の立場になればこれで精神状態がおかしくなるのは当然。普通の親方なら、弟子の貴ノ岩の立場優先で考えると思うが、貴乃花親方は弟子を犠牲にしても大相撲改革が優先?今のままでは貴ノ岩の立場も悪くなるだけ。
現在の私の意見です。
上記のように協会との闘争など考えない普通の親方のもとでは貴ノ岩が怪我をされただけで精神障害を起こすほど悩むことは何も有りません。頭の怪我だけなら、そして精神的なショックも念のために一場所休場すれば、心身とも回復するる筈です。休むにしても親方がキチンと届けをすれば相撲協会も間違いなく現状維持と言う特別扱いをした筈です。
マスコミは貴乃花と協会のトラブルの報道だけで、軟禁状態の貴ノ岩のことには誰も何も触れせんでした。独り世間から孤立し他人に訴える術をなくした貴ノ岩。彼の不利になる欠勤届未提出と言う常識では考えられない対応をした貴乃花に文句も言えず、独り悩んだ挙げ句精神障害を起こしたと考えるのが常識的な見方と思います。
これだけ考えれば貴ノ岩の言う多額の入院代、長い休場など力士としては当然の収入の減少の責任は殆ど総て親方の貴乃花にあり、精神障害も日馬富士の障害に遠因があるとしても彼が全額を負う必要はないと思います。
問題は、今回の賠償請求は当然に貴乃花の了解を得ているはず。それどころか貴乃花が指示したのかも?私の説のように日馬富士側が貴ノ岩に与えた障害と彼の精神障害は無関係だと言いだしたら?今後の展開はどうなるのでしょう?
可能性が高いのは大横綱の貴乃花がまたがまたも晩節を汚したと言うことになるかも知れないこと。
一番最初に貴乃花問題が起こったときに書きましたが、彼を支持するタニマチの中で彼が道を誤らない様に言って聴かせる人は居ないのですかね?
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