普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

川柳「アンケート全部にj丸を書いて出す」と最高裁の話

2018-11-30 12:12:31 | 政策、社会情勢
「最高裁の裁判官が信じられている日本と信じられない韓国」
 総選挙のときの最高裁の裁判官の評価に就いて私は全部の人に○を書きます。中には白紙で出す人もいるかも知れませんが、恐らくこの二つが投票のがほぼ100%近くを占めていると思います。理由は誰が最高裁の裁判官に成ってもよいと思っている人が多いからでしょう。
 これが韓国の場合は大変です。もし日本と似た様な法律があるとしたら、最高裁の誰が国際法を無視して徴用工裁判の上告を容認したか調べ投票せねばならないのですから。
「民事問題で世間の常識がやっと通る最高裁」
 最高裁の問題に就いては佐藤愛子さんの「九十歳何がめでたい」に次のような記述があります。
 某小学校で六年生の男性がサッカーボールを蹴っていたとき、ボールが校門を越えて、オートバイで走ってきた老人に当たりそうになり、それをよけようとして転倒、足を骨折し入院、それから一年四カ月後に肺炎で死亡。老人の遺族は少年の両親が監督義務を怠ったと提訴。それに対する判決は両親の監督責任を認め、二審で千八百万円の賠償を命じ
た。なんともおかしな話だ。校庭でボールを蹴っていただけ、それが何故親の監督不届きになるのか。老人は転倒して骨折したがそれの原因で死亡したのではなく肺炎だ。
わが国は昔から運が悪かったという言葉があり、諦めて耐えるとと言う智恵を持っていた。耐えがたきを耐えて相手を許すことは最高の美徳だった。悪意の無い事故までモトをとろうとするガリガリ亡者は居なかった。そしてその彼らの味方を司法がしている。そして誰も運の悪かった子供の気持ちを考えない。

 愛子さんらしい「怒り」の文章以下の記述は長くなるので割愛しますが、上の事件は最高裁まで持ち込まれ結局世間の常識どおり少年側の勝訴に終ったこと、それに対する愛子さん感想が描かれていました。
「原発問題で世間の常識がやっと通る最高裁」
 そう言えば広島高裁の伊方原発再稼働反対の人達の訴訟却下にたいして、「原発再開反対訴訟の却下が定例化」するとして最高裁に持ち込むのを止めたと言う話も。
 私は持論の民事訴訟こそ民間人の常識を活かせる裁判員を導入すれば愛子さんの呈示した問題も、原発再開反対訴訟の続発も下級裁判所で解決するのにと思うのですが、いずれにしても最高裁が世間の常識どおりの判決を評価しています。
 それにしても下級裁判所の裁判官に対して愛子さんが言う様な常識の教育は出来ないものですかね。

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世界中の国で、何故日本だけがアメリカの支配から抜け出せないのか。

2018-11-30 12:07:02 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
11月24日の読売の大きな広告に、世界中の国で、何故日本だけがアメリカの支配から抜け出せないのか。同じ敗戦国のドイツやイタリアがとうにアメリカの支配から抜け出せているのに、何故日本だけが出来ないのか。何故日本は米国の意向を拒否できないのか?この国を動かす本当のルールとはの講談社の広告。それに付随して都心の横田基地の地図と、基地の境界線は山手線西側を南北に走り、この西側上空なら米軍はどんな軍事演習み自由に出来るとの説明がついていました。
私はその問題に関して5月4日の「「憲法から仄かに匂う加齢臭」の川柳から見た前文と第9条」で次のように書きました。
 当時の幣原内閣の新憲法発効のための全員の涙の署名、首相になった吉田さんの9条に就いての説明に共産党の野坂参三さんが「第九条は我が国の自衛権を放棄して民族の独立を危うくする危険がある。それ故に我が党は、民族独立の為にこの憲法に反対しなければならない。」と当然の発言したことも良く知られている。
 こうなったのは日本軍から一時はフィリピンから追い出されたマッカーサー司令官の日本軍の再建を恐れた原案、それを飲まざるを得ない日本の政治家の占領軍の意向への今流行語に成っている忖度だ。それ以降日本の政治家の米国への忖度は今も続いている。
「米国の軍事保護国になった日本」
 総理になった佐藤栄作さんが九条に関連して首相の時大英断をした。日米同盟の締結です。九条のため軍備を持てないので国防を総て米国に頼ることを決めたのだ。戦前・戦後を知る私から言えば日本はいざと言うときはお願いするしかない米国の「軍事保護国」になったのだ。戦前の怖い日本にもどるのを恐れる米国もそれを受け入れた。その現れは東京のど真ん中の米軍の横田基地、喉元の横須賀の米国の海軍の基地の存在だ。
 米国の軍事保護国になった日本は何か事あるたびに米国の意向を忖度するしか無かった。米国から見放されたら9条のお蔭で無防備になるからだ。これ以降の起こる事柄の殆どに関して日本の米国への忖度の歴史だ。
「外交に経済力も使えず米国にに頼る他ない日本」
「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の元となつた企業の力を恐れた米国は日本と年次改革要望書を相互に取り交わすことで日本の企業の力を弱めることを計画しました。だから現実は要望書は日本へだけの一方通行。
小泉さんは米国の意向を忖度して今まで日本を支えてきた「従来の企業活動による社会貢献、技術や従業員や大切にする、そのチームワークと企業への忠誠心による自主管理活動」から「企業や従業員は株主のもの、チームワークより成果主義」の考えを持ち込んだ。そして現状を見るように米国の政策は大成功。企業倫理を忘れた数々の不祥事件の続発、虎の子の技術の流出、コストとしか見られない非正規社員の増大、貧富の格差増大、貧困者対策のための費用増大、企業倫理を忘れた企業内不祥事の続発などなど、日本の経済力も大きく落ちた。
 今の日本に残るのは何時どう変わるかわからない米国ファーストのトランプさん頼み。
「諸国民の公正と信義に信頼して、安全と生存を保持」どころか拉致被害者さえも助けられない日本だ。

 正に私が書いたようなことと似たような内容の本を講談社がを出版しょうとしています。その詳細な内容と私の意見の違いは判りませんが、いずれにしても「何故日本だけがアメリカの支配から抜け出せないのか」と言う本がが売れることを祈っています。

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貴乃花と夫人の景子さんの離婚問題に関連して

2018-11-30 11:59:18 | スポーツ
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
私は公人、物事に関する職業にしている人の批判はしても、私人やネットで活躍している人に就いては批判を避けるようにして居ます。
 貴乃花さん(以後は貴乃花と書きます)は今は全く私人ですが、過去の彼の批判をしてきた経緯もあり今回だけは彼の問題点に就いて書くことにしました。
 28日のテレビで表記の問題に就いて扱っていました。貴乃花の今までの先代から受け継いで来た部屋を移したなどの不思議な行動。それに伴う景子さんの部屋の女将さんとしての立場などどちらかと言えば彼女よりの報道。
 私は貴乃花に対してはテレビでの人気絶頂のころから次のようなことを書いてきまし
た。、
・彼が行動を起こす前に他人の言う事を聞く事
・改革をしたいのなら他から足を引っ張られないように土俵協会の規則を遵守すること書いて来ましたが、現実は私の意見と反対のことをして私から言えば墓穴を掘って仕舞い、そして今まで応援をしてきた彼へのテレビの報道の仕方も変わってきました。
 私は貴ノ岩の2,400万円と言う信じられない額の日馬富士への賠償問題が出てきた時「貴乃花と貴ノ岩の問題について」の表題で次のようなことを書きました。
・彼が世間の常識がないように見えること。今まで彼を支持してきた親方が呆れて離反。彼の奥さんや兄の若花田さんなどの人の意見を聴かないことなどなど。上に立つには余りにも相応しくない人。大横綱らしく何も言わずに奇麗に退けば皆褒めてくれるのにるのに
。(土俵、マスコミに関係ない私でも貴乃花と景子さんのコミュニケーションが良くないことを知っていたのです。)
 私は日馬富士の暴行問題には触れない積もりだったが、被害を受けた貴ノ岩が可哀相と言いながら彼の立場に誰も触れないの彼の立場に立って問題を考えて見た。暴行を受けた翌日貴ノ岩は日馬富士に謝り握手を交わして別れた。もし両者の関係をこのままにしていたら日馬富士批判に終わり、相撲界のあり方に論議が集中するが、自分を傷つけた先輩を立てた貴ノ岩は褒められ、福岡県の医師の診断書通りに土俵に復帰出来た筈。
 (現実は貴ノ岩は慰謝料に拘りモンゴルからの批判で訴訟を取り下げることに。)
 普通の相撲取りなら識者が言う様に体が許す限り早く相撲に復帰したいと思う筈なのに出られない貴ノ岩。現実は貴乃花親方から悪く言えば軟禁状態にされ、外部との接触が絶たれ、公に言いたいことを言えなくなった。
(この時女将さんの景子さんは彼や親方にどうしたのでしょう)
このまま2場所無断欠場では貴ノ岩は幕下転落の可能性大。彼としては早く土俵に戻って今の地位を保ちたい。でなければ幕下として給金なしの雑用、大部屋の生活に戻る。相撲協会の幹部としても、彼の責任ではないが、貴乃花親方の欠勤届けの未提出という何度もの規則違反をされた彼に協会はいつまでも特別扱いはできない。彼は相撲をしたくとも親方の意志に反することをすれば、部屋にはいられない。そうかと言って他の部屋に入ることは大相撲を辞めるしかない。一方彼の貴乃花親方への恩義。そして人の意見を聴かぬ親方に何も言えなかった貴ノ岩。
(この時女将さんの景子さんはどうしたのでしょう)
 協会との闘争など考えない普通の親方のもとでは貴ノ岩が怪我をされただけで精神障害を起こすほど悩むことは何もない。頭の怪我だけなら、そして精神的なショックも念のために一場所休場すれば、心身とも回復するる筈。休むにしても親方がキチンと届けをすれば相撲協会も間違いなく現状維持と言う特別扱いをした筈。マスコミは貴乃花と協会のトラブルの報道だけで、軟禁状態の貴ノ岩のことには誰も何も触れない。独り世間から孤立し他人に訴える術をなくした貴ノ岩。彼の不利になる欠勤届未提出と言う常識では考えられない対応をした貴乃花に文句も言えず、独り悩んだ挙げ句精神障害を起こしたと考えるのが常識的な見方だ。(この時女将さんの景子さんはどうしたのでしょう)
 これだけ考えれば貴ノ岩の言う多額の入院代、長い休場など力士としては当然の収入の減少の責任は殆ど総て親方の貴乃花にあり、精神障害も日馬富士の障害に遠因があるとしても彼が全額を負う必要はない。
 問題は、今回の賠償請求は当然に親方の貴乃花の了解を得ているはず。それどころか貴乃花が指示したのかも?私の説のように日馬富士側が貴ノ岩に与えた障害と彼の精神障害は無関係だと言いだしたら?今後の展開はどうなる?可能性が高いのは大横綱の貴乃花がまたがまたも晩節を汚したと言うことになるかも知れないこと。

 テレビ報道で見る限り発信力があり積極的な景子さんが貴ノ岩問題や貴乃花の土俵協会の規則違反にについて貴乃花と話し合わない筈はないと思うのですが。
 そして私の心配した通り貴乃花は晩節を汚して?親方の地位も部屋も力士もそして奥さんの景子さん迄失って仕舞いました。
 私がテレビで見聞きした彼の印象は一口に言って「狷介」、固く自分の意志を守って妥協しないこと。その行き先は孤独。当初から何度も書いて来たように気に入らない人の意見も耳に入れる度量があれば大横綱貴乃花として尊敬され、景子夫人と一生添い遂げられる筈でしたに。

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前月号鑑賞「東京に置かぬ東京の原発」

2018-11-30 11:52:53 | 川柳
川柳くろがね」2018年10月号より
前月号鑑賞 石神 紅雀 選・評
「今は亡き妻と二人で秋刀魚焼く」   金子 満男
煙が目にしみる。奥様も秋刀魚が大好きだったのですね。焼けたら酒をならべて、二人で頂きましょう。

「ぐーちょきぱいつも何かを切り捨てる」大塚 郁子
上手いなあ。ジャンケンで負ける事が、何かを切り捨てることになるとは。人生は深いですね。

「今日も無事妻と乾杯する夕餉」    桶川 聖柳
普通の平凡な一日がどれだけ幸せか。奥様とクラスをカチン!今日に乾杯!3明日もよろしく!

「東京に置かぬ東京の原発」      廣永 雅彦
今月の一等賞!そうだそうだ。東京に置けば良い。お偉いさんの近くに。そうすれば直ぐに稼働停止。

「青空を注文します二人分」      水谷 そう美
すてき!あなたの二人分の青空だけでいい。他に何も要りません。末永くお幸せに。

「酔っていなきゃ一人で帰れない夜道」 坂梨 和江
 笑わせて頂きました。酔ってりゃ、狸も狐怖くない。酔った私に怖いものはありません。

「ルビ打ってからの漢字に威厳なく」   吉富 廣
確かに。読めないところが魅力だったのに。誰でもよめるとつまらない。笑ってる頑固爺さんみたい。

>「くろがね抄」の内選者吉富 廣の推薦句
好奇心今日も何かを探す旅   樫根 わ子
半分はそうかも知れぬ妻の愚痴 八木田 風子
まあいいかロボットにないゆるさ持つ 矢野 隆
早朝の風行く道は決めている 水谷 そう美
アイディアはトイレにもり模索する 河野 成子
夢と言う風船懲りず膨らます 松村 華菜
未来図にちょっとピンクを足して見る 桶川 聖柳
今日生きた明日も生きると信じよう 金木満男
喝采を浴びて気付いた孤独感 志岐 けい子
おふくろの料理に捨てるものはない 桜木 山彦
最大の馬耳東風という譲歩 和田 澄雄
ニンゲンの欲に溺れてい地球 時津 みつこ

第45回新春北九州川柳大会 ご案内
とき  平成31年1月20日(日)  開場  9時30分
ところ 北九州市立生涯学習せんたー  Tel 093ー571-2712
    北九州市小倉北区大門1-6-43  西小倉駅下車徒歩 10分 小倉警察署となり
課題と選者 (各題2句) 出句締め切り 11:30 開会 13:00
「気づく」  北九州 青木ゆたか 選
「カード」  佐賀  横尾 信雄 選
「ぐらぐら」 熊本 徳丸 浩二 選
「日溜り」 北九州 唐鎌 美鶴 選
「コラボ」 久留米 堤 日出緒 選
「香る」 福岡 萩原奈津子 選
「 髭 」 北九州 廣永 雅彦 選
会費 2,000円 弁当及び発表誌呈
賞 順位賞 (読売新聞西部本社賞 以下15位)
各題秀句賞・投句者賞
欠席投句 句箋 4×21cmに各一句(無記名) 各題 2枚計14枚
封筒に住所・氏名(ふりがな)を明記して下さい
投句料:1,000円 (発表誌呈)
締切り:平成31年1月10日(木) 消印有効
投句先:806-0051 北九州市八幡西区東鳴水 4-2-17
安川 聖 Tel:093-621-6570
主催 北九州川柳作家連盟

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