普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

野党は国民のの要望に応えているいるか

2019-01-30 12:05:17 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
1月28日の読売の世論調査の内どの政党支持するかで自民党38(前回34)、立憲民主党6(8)、国民民主党1(1)、維新の会1(1)、支持政党はない45(46)
と言う結果が発表されました。
野党の支持率の合計は立憲、国民、維新で8、それに公明3、共産2で合計18。
 少しの誤差は有りますが、幾ら自民党が嫌いでも45%の人が支持政党がないと歎いているか諦めているのです。特定の思想に支配されていると疑われている?公明・共産除く野党は、自分達が国民の野党の要望に応えていると思っているのでしょうか。
 これで野党連合で時期参院選を勝てると自民党政権をいくら共闘しても結果は知れています。
 それより先に野党がやらねばならぬことは、如何にして野党が自民党に優る政策を打ち出すかに掛かっています。
 自民党政権倒したときは野党がこれと言った対策をなくても、安倍内閣のときのマスコミ特にテレビの内閣から自殺者蛾出る程の執拗な閣僚の事務所経費問題、麻生さんの漢字読み違いの報道がありました。
 然し今は違います。モリカケ問題で追求するほど野党支持率下落。支持政党はな言う45%の国民は野党モリカケよりももっと前向き質問をしろと考えているのに気付かない共産党以外の野党。
 同じ1月28日の野党にの考えさせる報道が有りました。北九州市選挙に北橋健治さんこ3.8万の次点のひとに対して19、6万の大差を付けての勝利です。しかもすくなくて三期で引退を言っていたのに4期を目指すと言う公約違反の選挙です。然し自民、公明の支持を受けての選挙です。彼は元労使協調路線のの労働者が支持する民社党の出身。だから会社がわの人も民社を応援する人を少なくとも邪魔をしないどころか一部は便宜を図る会社。
 これでは労使対決型の労組が支援する人の出番が有りません。
 民社党はその名のように社会主義的政策の党、北橋さんは党首の懐刀的存在でしたが、同等の社会主義的政策を自民党に取られて存在価値が薄れ衰退・解散。
 然し今の安倍さんの政策の基本は民社党の社会主義的路線ですが、働き方改革、移民対策の計画足の露呈、官吏の安倍内閣の忖度や不始末。
 そんな時に批判ばかりする立憲民主の議員。45%の人が支持する政党を求めているのに気付かず安倍政権批判ばかりで、基本的な対策も出せず、安倍さん辞めろの意見だけ。立憲民主の人達は国民の意識と自分達のやり方の大きなギャップに気付かないのでしょうかね。
 最近の橋下さんの著書にリベラル路線を目指す議員こそ、全く進歩なく自説を固守する典型的な「保守」だと指摘していました。
 国民民主は私の願う提案路線。そして今回ま北九州市長支持に廻ったように北橋んと連携を強めること。
 立憲民主の人達は、労使対決型の官公労、日教組と縁を切り、今までの関係職員を集めての吊るし上げ彼らのやる気を失わすより、前向きの官吏、職員、教師たちとの連携を強化しその意見を聴き、その良い所と自党の意見を交えて前向きな提案をすこと。それは遠回りのような見えて実は党の支持率の向上。安倍政権の警戒感を増加などの近道になり、国のためにもなることを知ると。。

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「九条の国へミサイル飛んで来る」「生きるということ」の読後感

2019-01-30 12:00:31 | 憲法

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
 私の属する読書会で表記のような気になる本に出会いましたので紹介します。
 作者の「なかにし礼」が一番言いたいのは「憲法破壊、そして軍国主義の復権へ、安倍政権の歴史観を解読する」欄の記述。大きな問題なので要点に絞って記事の内容を紹介する。(括弧内は彼の主張に対する反論)
・戦後最初の総理の幣原首相は「戦争放棄」と言う天皇陛下と日本人を喜ばせた新憲法を創った。(昭和天皇陛下は回想録で新憲法に賛成されたが、有名な閣僚の涙の憲法批准の署名。GHQからの原案を元に一晩で最終案を作るよう要求された吉田外相の腹心の白洲の手記「『今に見ていろ』ト云フ気持抑え切レスヒソカニ涙ス」(紹介文のまま)。私も感じた当時の重苦しい雰囲気を伝える報道、新憲法採決の議会で共産党の野坂参三の「これでは国が護れない」との反対演説)。
 日本国憲法を改正しようとする現安倍政権の狙いは何か。解釈改憲で憲法を骨抜き。(紙面が勿体ないので途中省略)。長州の軍国主義者の歴史を護ることが自分の使命と考えているのではないか。(言いたい放題と言うのはこのことで論外。安倍さんは改憲派だが今の動きは、(戦争放棄の新憲法では国が護れないと佐藤栄作さんが決断をした)日米同盟という名の米国の軍事保護国の日本として、北方領土問題、拉致問題などなど難しい問題に取り組むだけで精一杯。もし9条の前提の前文が現状にあっているなら日米同盟は要らない。現状では前文、9条は現実離れの理想論と言うこと。(詳細は追記参照)
・朝日新聞記者との対談記事で見る作者の憲法の見方
 自民党が憲法改正と言っているが国会議員が率先して護らねばならない憲法を彼らが改正と言うのは筋違いだ。(議員が憲法を護るのは当然だが、憲法が現状にそぐわなければ改憲をするのも議員の責任)。現在でも天皇陛下は憲法の価値を語られている。(憲法問題が議論されている現在、そのような天皇陛下のご発言は明らかに政治的発言。勿論そのような報道を見たことがない)。天皇陛下を無視する天皇制などあり得ない。(象徴の天皇陛下は憲法や政治のことに絶対にお口にされない。陛下のお気持ちを無視するか否か以前の問題)。
 私の結論。もしこの本を読むのなら、作者の主張に都合の悪いところには触れないで自説を展開する前記の欄以外に絞った方が良いと思う。
参照:「川柳の眼で見る片言だらけの日本憲法」

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「「川柳くろがね」紹介「白旗をあげてのんびりしています」

2019-01-30 11:44:16 | 川柳
前月号鑑賞 石神 紅雀 選評
「どちらかも見ても丸くてつまらない」 吉丸 玲子
球状なら当たり前。聖人君子のようなお人柄のことだろうか。ちょっぴりといびつな方が魅力的だ。

「敗戦のハチマキていねいに畳む」 古谷 龍太郎
優勝のハチマキならそうだろうと思うけど。敗戦のハチマキだから心を奪われた。句跨りも良い。

「不発弾からだの中の小まい石」 古野 つとむ
「こまいいし」に愛情を感じる。方言だろうか。中川あき子さんのお父様の石と通じるものがありそうだ。

「過ぎたこと真っ赤に燃やし引っ越しだ」林田 律子
燃やしている理由は都合が悪いからではなくて、完全燃焼されているのだろう。美しい引っ越し。

「白旗をあげてのんびりしています」 神谷 幸恵
勝ち目かあけうがなかろうが、さっさと白旗をあげてしまう。これぞ処世術。波風は立ちません。
妙に説得力が句だ。いったい何をされていたのか判らないが、それが生きることだと思う。

「ダンゴ虫地球何度も裏返す」 桜木 山彦
うん?表現だ。ダンゴ虫が丸るまるたひ日に地球が裏ががえる。目からうむこ。丹後歩虫は怪力だ。

本社句会「自由詠」(雑詠)合評
  司会:古谷龍太郎
  左の数字は上位の得点、右の欄は個々または全体的な指摘、「」内は参考句
  6・国中の溜め息集め稀勢里     このままで良い
 ・感謝して飄飄生きる浮世路地     表現が古い
                   「世の流れに合わせ感謝をして生きる」
6・原石を川に投げ込み丸くする     もっと強い表現に、投げる→小石を連想
                   「急流に原石祈りつつ放る」
4・あと始末つけた女は麦を踏む    あと始末つけた→あと始末つけて
 ・ノックして洩れそうになる蛇口   字足らず、場面は判るが上品に 
「震える手で分厚いドアをノックする」
9・副作用あるから困る嫁の愚痴    どんな副作用?あるから困る→平凡

                   「姑の臍またまた曲げた嫁の愚痴」
4・席はある何時で来いと詩が誘う    詩が誘う→具体的に
                   「川柳へどなたもどうぞ自動ドア」
4・夢が一杯百歳の春帽子        字足らず
                   「百歳の夢一杯の春帽子」
 ・くろがね誌見るたび判る未だ未熟   くろがね誌→動く、未だ未熟→意味がダブル
                   「毎月の句誌が教える我が未熟」
 ・寄席はねてテケテケテけと急く太鼓  寄席の現状をそのまま詠んだ句
・反論はしない耳元のささやき     リズム感が悪い                   
                   「耳打ちの近所の噂聞き流す」
・ラジオ体操それで治った肩の凝り    それで→不要。治った肩の凝り→当たり前。
                   「ラジオ体操今日も気になる老女来る」
3・善玉のウイルス同居して元気    そうですね川柳。
                  「善悪のウイルス飼って喜寿を越す」 
4・気持ちだけと判っているが鶴を折る 前向きの句が欲しいと言う意見と作者の意を酌むべきと言う意見に別れる。
                   前者の句
                   「鶴を折る指は絶望などしない」
 ・独り寝は寒かろ里は雪の中     誰の事か判らない
「独り寝の老母寒かろ里は雪」
 ・感謝です自由気ままな八十路    自由気まま→少し心に引っかかる
                   「金はないけれど気ままに八十路坂」
3・激論に一人微笑み待つ出番     激論の時に微笑む?
                   「激論に俺の出番とほくそ笑む」
 ・恋心抱え亥年を生きていく     亥年を生きていく→このままでは動く。亥年を活かすこと
「亥年来るこれから彼へまっしぐら」
11・指切りの下手な爪から切っておく 切っておく→剪って行く
 7・負けた子の肩を黙って抱いている 抱いている→抱いてやる
 ・足元へ百迄生きる夢が来た     面白い
筆者注:参考句は作者の考え、評者の意見を忖度して試作したもので必ずしもベストでは ない