戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
今月号の雑誌「正論」で「裁判官がおかしい」の特集が出ていました。
いずれも何人かの人が刑事事件の判決のおかしいことを色々の角度から書いていました。然し理論的にはそうならない為に裁判員制度が設けられたのですし、執筆者の中には裁判員制度を支持していたと書いていましたが、一行も裁判員制度の問題点に触れた記事は有りませんでした。
裁判員制度は死刑廃止を訴える公明党と一部の弁護士の主張に、自民党政権が与党として支える公明党の主張に乗ったのだと言うのが一般的に通説です。憲法の公明党の加憲の主張に乗って憲法に自衛隊を加える提案をしている自民党と同じ図式です。
是々非々の立場の私は同じ裁判員制度を採用するのなら一般の国民の常識が通用する民事裁判にこそ裁判員制度を適用すべきと何度も書いてきました。
現実は公明党の考えと逆に死刑は今でも続いています。詰まり刑事事件への裁判員制度の適用で死刑廃止と言う公明党や一部弁護士の計画は完全に失敗に終わったのです。
その一方世間の常識が活かされる裁判員のいない民事事件でいろいろとおかしな判決が出ています。
その一例として前にも書きましたが、伊方原発の停止訴訟に対する裁判の在り方てす。
「阿蘇の噴火に伴う火砕流が130キロはなれた伊方に到達するか否かの裁判の問題点で広島高裁まであがった裁判に就いてのマスコミの意見。
・裁判長が変わって今回の決定がなされたこと。今回の問題は純粋な科学的な判断でよるべきで、人が変わっても同じとは言えないのは当然だが似た結論になるべき。結局は素人の裁判官が判決を下すから丸反対の判決がでる。それを避けるためには裁判の際専門家にも参加させるべきではないか。
・仮処分を求めた住民の考え
「最高裁が運転を認めた場合、同種裁判の影響が大きい」として最高裁への不服申し立てを行いないと言っていること。つまり過去の最高裁の原発関連の裁判では、概して常識的(反原発の方に不利な)な判例が出ているのを知って居るのでしょう。反原発の人の信念があるのなら徹底的に戦うべきなのに?反原発の宣伝のためだけの運動?それでただでさえ不足な国の税金を使うなんて!!
・私は裁判員制度の裁判員の立場に立って反原発の人が言うように、山口県にも阿蘇の火砕流の痕跡があるので、また阿蘇の大噴火で大きな火砕流が発生し伊方に辿り着くか否かを考えてみました。
阿蘇の盆地に流れこむ火砕流→盆地を埋めた火砕流は外輪山が壊れて出来た内野の谷(前回の水害で流れた阿蘇大橋の場所)から熊本方面に流れる→阿蘇盆地を流れ出た火砕流が次第に固まって内野の谷を塞ぐ(現実は内野が熊本平野より高い位置にあるので同平野の溶岩流が同平野に流れる長い間に堆積、固化してして内野の谷を塞ぐまで途方もない時間がかかるのは確実ですが反対派の立場に立って考えて見ました。)→さらに火砕流が阿蘇盆地を埋めつくす→火砕流が外輪山を乗り越えさらに広がる→その一部は豊予海峡に達する→海中の火砕流は直ぐに凝固→それを繰り返す内に「広くて深さ約300m」の海峡を閉鎖→火砕流が伊方原発に到着。
随分無茶な推理ですが、普賢岳の急峻な斜面を流れ落ちる火砕流と違って(キラウエアー火山の火砕流のように)阿蘇の東のなだらかな高原をゆっくりと流れ、豊予海峡越し仮に伊方に到着しても、その間に原発の停止や安全な対策実施までには十分過ぎる時間(月または年の単位?)があります。このような事は阿蘇山周辺の地形を見れば誰でも気づくこと。正に私の言うように民事訴訟に裁判員がいれば私の言うようなことは誰でも考えつき、裁判など地裁で全て片づくと思うのですが。
それにしても地裁の裁判官は採決の前に阿蘇周辺の地図を見なかったのですかね?見ていれば高裁で地裁の採決がでて恥ずかしい思いをしなくても済んだのに。。
私は繰り返しですが民事事件にも、または民事裁判こそ常識が通用する裁判員制度を適用すべきと思います。
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今月号の雑誌「正論」で「裁判官がおかしい」の特集が出ていました。
いずれも何人かの人が刑事事件の判決のおかしいことを色々の角度から書いていました。然し理論的にはそうならない為に裁判員制度が設けられたのですし、執筆者の中には裁判員制度を支持していたと書いていましたが、一行も裁判員制度の問題点に触れた記事は有りませんでした。
裁判員制度は死刑廃止を訴える公明党と一部の弁護士の主張に、自民党政権が与党として支える公明党の主張に乗ったのだと言うのが一般的に通説です。憲法の公明党の加憲の主張に乗って憲法に自衛隊を加える提案をしている自民党と同じ図式です。
是々非々の立場の私は同じ裁判員制度を採用するのなら一般の国民の常識が通用する民事裁判にこそ裁判員制度を適用すべきと何度も書いてきました。
現実は公明党の考えと逆に死刑は今でも続いています。詰まり刑事事件への裁判員制度の適用で死刑廃止と言う公明党や一部弁護士の計画は完全に失敗に終わったのです。
その一方世間の常識が活かされる裁判員のいない民事事件でいろいろとおかしな判決が出ています。
その一例として前にも書きましたが、伊方原発の停止訴訟に対する裁判の在り方てす。
「阿蘇の噴火に伴う火砕流が130キロはなれた伊方に到達するか否かの裁判の問題点で広島高裁まであがった裁判に就いてのマスコミの意見。
・裁判長が変わって今回の決定がなされたこと。今回の問題は純粋な科学的な判断でよるべきで、人が変わっても同じとは言えないのは当然だが似た結論になるべき。結局は素人の裁判官が判決を下すから丸反対の判決がでる。それを避けるためには裁判の際専門家にも参加させるべきではないか。
・仮処分を求めた住民の考え
「最高裁が運転を認めた場合、同種裁判の影響が大きい」として最高裁への不服申し立てを行いないと言っていること。つまり過去の最高裁の原発関連の裁判では、概して常識的(反原発の方に不利な)な判例が出ているのを知って居るのでしょう。反原発の人の信念があるのなら徹底的に戦うべきなのに?反原発の宣伝のためだけの運動?それでただでさえ不足な国の税金を使うなんて!!
・私は裁判員制度の裁判員の立場に立って反原発の人が言うように、山口県にも阿蘇の火砕流の痕跡があるので、また阿蘇の大噴火で大きな火砕流が発生し伊方に辿り着くか否かを考えてみました。
阿蘇の盆地に流れこむ火砕流→盆地を埋めた火砕流は外輪山が壊れて出来た内野の谷(前回の水害で流れた阿蘇大橋の場所)から熊本方面に流れる→阿蘇盆地を流れ出た火砕流が次第に固まって内野の谷を塞ぐ(現実は内野が熊本平野より高い位置にあるので同平野の溶岩流が同平野に流れる長い間に堆積、固化してして内野の谷を塞ぐまで途方もない時間がかかるのは確実ですが反対派の立場に立って考えて見ました。)→さらに火砕流が阿蘇盆地を埋めつくす→火砕流が外輪山を乗り越えさらに広がる→その一部は豊予海峡に達する→海中の火砕流は直ぐに凝固→それを繰り返す内に「広くて深さ約300m」の海峡を閉鎖→火砕流が伊方原発に到着。
随分無茶な推理ですが、普賢岳の急峻な斜面を流れ落ちる火砕流と違って(キラウエアー火山の火砕流のように)阿蘇の東のなだらかな高原をゆっくりと流れ、豊予海峡越し仮に伊方に到着しても、その間に原発の停止や安全な対策実施までには十分過ぎる時間(月または年の単位?)があります。このような事は阿蘇山周辺の地形を見れば誰でも気づくこと。正に私の言うように民事訴訟に裁判員がいれば私の言うようなことは誰でも考えつき、裁判など地裁で全て片づくと思うのですが。
それにしても地裁の裁判官は採決の前に阿蘇周辺の地図を見なかったのですかね?見ていれば高裁で地裁の採決がでて恥ずかしい思いをしなくても済んだのに。。
私は繰り返しですが民事事件にも、または民事裁判こそ常識が通用する裁判員制度を適用すべきと思います。
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