普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

憲法記念日に際しての新聞各社の社説を読む

2021-05-03 18:30:42 | 報道

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
 私は4月21日に日本が抱えている大きな解決困難な問題になると何故か全て立ち止まってしまうことを纏めてみようと思い立ち、その一つとして「現実とかけ離れた前文を前提とした憲法の問題」を取り上げました。
 そして憲法記念日になったので各社の意見につ私の考えを纏めようと考えました。
・朝日新聞は明後日のような問題を取り上げているので省略。
・毎日新聞
 国内最強の実力組織である自衛隊を憲法上どう位置づけるべきか。その問題提起は間違っていない。ただ、日本の防衛政策は憲法9条と日米安全保障条約のセットで成り立っている。9条に自衛隊と書けば、自衛官は誇りを持てるといった情緒論に矮小(わいしょう)化すべきではない。
 ましてや9条改正で日本の抑止力が増すかのような右派の主張は、少子化対策と憲法に書けば人口減が止まると言っているようなものだ。
 だから9条の見直し議論は、日米安保体制や、不平等な日米地位協定の改定を含めてなされるべきだ。その作業を避ける限り、政権として「戦後レジームからの脱却」をうたいながら、沖縄には過酷な戦後レジームを押しつけるいびつさが続く

「私の意見」
 9条改正で自衛隊員の士気の向上間違いなし。またある程度の武力の強化も出来る。然し「日米安保体制や、不平等な日米地位協定の改定」は言うの簡単だが日本が米国の軍事保護国になっておりその軍事費の節約で今まで発展してきた。
 日本国憲法が出来る当時は中国は国としても成り立たない程の弱い国だった。今は米国の次ぐ大国になっている。そして更に国土を広げようとしている。
 批判なら誰でもできる。批判をするなら対案を出すべき。
・産経新聞
 4月21日に書いた私の意見とほぼ同じなので省略。
・読売新聞
 4回目の憲法記念日を迎えた。国民主権、基本的人権の尊重、平和主義という基本原理は国民に根付き、戦後日本の礎となった。その理念を守り、後世に引き継ぐことは私たちの責務である
 だが、憲法制定以来、一切手を加えられていない現状は望ましい姿ではない。多くの国は時代の変化を踏まえ、条文を改めている。日本でも必要な課題があれば、改正を議論するのは当然だ。
 新たな感染症が蔓延まんえんし、国民の命や生活を脅かしている。隣国である中国は軍事大国化し、東シナ海などで緊張を高めている。情報通信技術が高度化し、人工知能(AI)が人間の仕事の一部を担うようにもなった。
 そんな時代が来るとは、憲法制定当時には想像も及ばなかったはずだ。そして、今後も変化し続ける日本社会や国際情勢に、70年以上前に制定された憲法が適切に対応するのは困難である。
 現実と憲法の間に乖離りが生じていないか。憲法改正を避けることを優先するだけでは、解釈に無理が生じ、「法の支配」が形骸化する恐れがある
 憲法の条文を見直して改正案としてまとめ、国民に提案する責任は立法府にある。

「私の意見」
 読売はいつも憲法改正を提案しているだけにいうこともしっかりしているので特に意見なし。
このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。

政治ブログへ



最新の画像もっと見る

コメントを投稿