オバマさん主催の夕食会で米国側の10分間の鳩山さんとの非公式会談?の時間をとったことは、米国側の日米両国関係のきしみを内外に示すことを避ける苦肉の策だったそうです。
しかし、マスコミは約1時間半にわたり実務的協議が行われた米中首脳会談との落差は明らかだと指摘しています。
私はこの僅か10分間(テレビでは通訳が入るから実質約5分間といっていました)に何が話しあわれたか、新聞各紙の報道から調べてみました。
・改定50周年を機に日米安保条約をさらに強化する決意の再確認した。
・北朝鮮とイランの核問題にに関して、オバマさんが鳩山さんから「国際社会による追加的措置もやむを得ない」との言葉を引き出した。
なお新聞には出ていませんが、テレビで日本が国連の安保理の議長国になるので、米国の核問題の方針に対する協力要請があったむね放送されていました。
・普天間基地問題で鳩山さんは「日米同盟が大変大事という中で、普天間の移設問題に努力している最中です。5月末までに決着したい。大統領にも協力をお願いしたい」とオバマさんに頼み込んだ。
但し鳩山さんは「具体的な地名は私から一切出していない」、「大統領がどのような話をしたか、私の方から言うべきではありません。感触も申し上げられません」と話している。
僅か10分間の話し合いですから、新聞などの報道洩れが合ったとしても、これ以上のテーマは話す時間はなかったのでしょう。
それで結果的には各新聞が指摘するように、テレビで見るオバマさんと会談する鳩山さんの真剣の表情にも関わらず、普天間基地問題では(米国側の発表でこの問題に触れなかったので判るように)何の進展も得られず、逆にオバマさんは幾つかのポイントを稼がれたようです。
産経は今回の会談について「鳩山さんが自ら招いた混乱と不信」、「自らの軽はずみな言動が招いた混乱の大きさに首相もやっと気付いたようだ。」と鳩山さんを酷評しています。 (私も何度も書くように、もし普天間基地問題が上手く行かなかった場合の最大の責任者はその場その場で受けの良い発言をしてきた鳩山さんだと思います。)
普天間基地問題はいよいよデッドロックに乗り上げた感じです。
私は5月末になっても最終の結論がでないとき、鳩山さんや同政権の人達がどのような言い訳をするのか気になっていましたが、朝日新聞は次のように報道しています。
政権内の一部は、すでにそんな状況を見越している。米の賛否は別に、5月末までに一応の政府案を米側に打診し、「回答を待つ」として時間を稼ぐ案も出ている。首相周辺の一人はすがるような思いを語る。「米側から『検討の時間が欲しいので、結論を先延ばししたい』と言い出してくれないものか」。
勿論、私は国民の一人として、日本政府の体面に賭けても、このような無様な見え透いた結論でなく、該当地域の人達も国民もそして米国も納得できるような、しっかりとした結論をだして貰いたいと思うのですが。
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PS:
ハトポッポはオバマのそばでつぶやいただけなのではないか
最近のタイムに”アメリカの言いなりにはならない”などとインタビューで言い、この人の思いつき言動の軽さにはあきれるばかりです。
英国のエコノミストには、日本は”Sleepwarking toward disaster" (大災害に向かって歩く夢遊病者)だと書かれてます。
財政も悪化の一途、経済も20年程度停滞、が危機感もないと。民主党だとか自民党だとかそういう政党レベルの話ではなく、2世、3世だらけの政治家そのもののを変えないと、自民党になっても同じことの繰り返しでしょう。