普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

自然の環境を破壊する太陽光発電

2021-07-01 09:56:55 | 電力

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう

毎日新聞の報道です。

 太陽光発電設備の設置が引き起こす景観や自然破壊などの問題が各地で深刻化している。毎日新聞が47都道府県を取材したところ、8割がトラブルを抱えていることが分かった。晴れの国」で知られる岡山県。白桃が名産の赤磐市に入ると、緩やかな山の斜面に墨を流し込んだように真っ黒な太陽光パネルが広がっていた。4月、石油元売り大手の出光興産がこの地で大規模太陽光発電所の稼働を始めた。東京ドーム17個分に相当する82ヘクタールにパネル32万枚が並ぶ。年間発電量は6500万キロワット時に上り、約1万3000世帯分の電気を生み出す巨大発電所だ。だが、周辺住民によると、2018年と20年にパネルを設置した斜面から土砂が崩落する事故が発生。農家の岩本淳さんは「土砂で田んぼが埋まってしまった。昔はこんなことなかったのに」と嘆く。山の保水機能が損なわれたせいか、大雨時には水路の流水量が増えたといい、「雨がやんでも2、3日は水の音が聞こえる。気になって眠れない」と訴える。別の農家の50代男性は「土砂が流れて水が濁り、稲作への影響が心配だ」と困惑。すむ場所がなくなったのか「イノシシも下りてきた」という。出光に説明を求めると、「(土砂崩落が起きた)18年当時は調整池などの防災設備が建設途中だったが、現在は想定外の豪雨にも耐えられるよう追加工事をしてパトロールも実施している」という。水質や農作物への2次被害については「第三者機関で水質の異常を随時調査しているが、稲の発育と濁水の因果関係は答えられない」としている。

 この問題については「あまりにもせこ過ぎないか菅首相」で太陽光発電に傾き過ぎている菅さんと小泉大臣を批判したばかりです。

 この件については去年の10月24日の「自然に優しい太陽光発電はあるか」で公平な考え方を持っている人の意見を調べて見ました。
・大規模ソーラー設置の為の森林伐採。最近では、広大な土地に大規模な太陽光発電システムを設置する際、森林の伐採や景観を壊すなどの理由で、近隣住民からの反対を受けるケースも増えてきました。もちろん、太陽光発電の設置は近隣住民の理解を得た上で行うのが前提ですが、中には反対を押し切って強引に設置してしまう業者もいるようです。このような理由から、「太陽光発電は本当にクリーンな発電方法なのか?」と疑問を抱く方も多く居ます。

・太陽光発電システムを製造するメーカーには、地球環境に配慮した優良メーカーも存在していますが、反対に利益優先・コスト重視で環境に配慮しないメーカーも存在しています。

 今回の問題は発電設備では素人の出光興産。しかし創業者の意思にそって従業員を大切にする出光の失敗。その出光に失敗すると判っているのに、誰がこの話を持ち込んだのでしょうかね?

 前にも書きましたが太陽光発電利用は私宅や工場の屋根、工場の空地以外に利用できる所はありません。

 太陽光発電に熱心な菅首相も出光興産の失敗の報道を見ていると思ううのでが

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