マチュピチュから〝絵はがき”が届いた。チリは地球の裏側。時差は12時間。足元を掘り進んでいけば、必ずその近くに行きつくことができるのではと至らぬ想像が走る。だが遠い。
投函されたのは11月2日、受け取ったのは11月の19日。まさに17日も時間が立っている。日本では遠いところでも2日あれば郵便物は必ず届く。孫の4大陸の旅もすでに終わりに近づいている。時間遅れの頼りだが嬉しくてしようがない。
マチュピチュは素晴らしいところのようだ。私も1度は行ってみたい。そう思っても、若ければ訪れることもできるだろうが、何せ年を取りすぎた。悔やむことこの上ない。
自由に活動できる。どこへでも行くことのできる若い孫がうらやましい。次はどこから、どんな絵葉書がいつ届くことだろう。待ち遠しくてしようがない。