毎日が日曜日・でも多忙です!

おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

夏と秋、冬一緒の季節

2015-11-27 16:47:33 | 日記

 寒波襲来、上空1500㍍に-6℃の寒気があると発表された。とにかく寒い。この冬一番の冷え込みだそうだ。先日までの温かさが嘘のようだ。阿蘇山では初冠雪が記録された。昨年より13日、平年と比べても7日遅いという。北海道では大雪となったとニュースが流れた。

 これまで冬の準備は全くしていなかった。あわててストーブの掃除を始めた。エアコンのフィルターもきれいになった。灯油販売の車から流れる「灯油18リットル1300円」のマイクの声に慌てて反応した。まるで泥棒を捕まえ縄をなう感じの忙しい朝となった。

 円安で一部食料品などが値上がりした。ところが石油製品はずいぶんと安くなっている。昨年の灯油の値段は18リットルで1800円を超えていた。灯油販売に来た業者から2缶買ったところ2600円だという。今年は暖かい冬を安心して過ごせそうだ。年金生活者にとってはずいぶんと助かる。

 ガソリンもずいぶんと安い。レギュラーガソリン1リットルが170円を超えた時もあった。ところが今は、1リットル120円を切るところも見られる。安売りも激しさを増し、東海地方の安売りスタンドでは1リットル70円のところも出たという。そんなに安ければどんなに遠くても買いに行きたくなるのではなかろうか。

 幸いなことに今年の冬は例年より暖かいと予報が出ている。一方で、今朝のニュースに「夏と秋と冬が一緒に来た」と書いてある。季節はずれのさくら、あぢさい、すいせんの花が一緒に開いている。椿の花もいつもより少し早いようだ。狂い咲きと笑ってばかりはおられない。地球温暖化の精だろうか。

 

  


お墓まいりで〝むかご” を採った

2015-11-27 11:21:59 | 日記

 お墓参りに出かけた。お墓は丘とも山ともつかぬ低い山の頂上付近に建っている。バスを降りてから墓まではかなりの山道を登ることとなる。体力の衰えは隠せない。息切れしながらゆっくりと坂を上る。周囲の木々の緑が鮮やか。心持赤くなったモミジやハゼが気持ちを和ませてくれる。空気までおいしく感じる。

 お墓のまわりを掃除し、菊の花を備え、1合入りのコップ酒を供え、ろうそくと線香に火をつけお参りをすます。お参りを終えた後の下り道の軽やかなこと、ゆっくりと周囲を見回す余裕もでてきた。遠くに雲仙岳がかすんで見える。

 〝むかご”を見つけた。

  

  赤い椿、白い椿も咲いていた。ビナンカズラの真っ赤な実が垂れている。

  (ビナンカズラの実)  (きれいだが名前がわからない)

   墓参りから解放され、思わぬ山のお土産がたくさんできた。今年は何度か”むかご御飯”をいただいている。おいしいことこの上ない。大好きだ。冬を迎え、もう”むかごご飯”はだめだろうとあきらめかけていたのに、また、いただくことができる。    

 兄は昨年12月9日に亡くなった。父は終戦の翌年帰らぬ人となった。〝むかご”は大切な亡き2人からの贈り物ではなかろうか。帰りにとったビナンカズラ(サネカズラ)と椿も、我が家の居間にかざられた。

     (孫のはがきも一緒に)