寒波襲来、上空1500㍍に-6℃の寒気があると発表された。とにかく寒い。この冬一番の冷え込みだそうだ。先日までの温かさが嘘のようだ。阿蘇山では初冠雪が記録された。昨年より13日、平年と比べても7日遅いという。北海道では大雪となったとニュースが流れた。
これまで冬の準備は全くしていなかった。あわててストーブの掃除を始めた。エアコンのフィルターもきれいになった。灯油販売の車から流れる「灯油18リットル1300円」のマイクの声に慌てて反応した。まるで泥棒を捕まえ縄をなう感じの忙しい朝となった。
円安で一部食料品などが値上がりした。ところが石油製品はずいぶんと安くなっている。昨年の灯油の値段は18リットルで1800円を超えていた。灯油販売に来た業者から2缶買ったところ2600円だという。今年は暖かい冬を安心して過ごせそうだ。年金生活者にとってはずいぶんと助かる。
ガソリンもずいぶんと安い。レギュラーガソリン1リットルが170円を超えた時もあった。ところが今は、1リットル120円を切るところも見られる。安売りも激しさを増し、東海地方の安売りスタンドでは1リットル70円のところも出たという。そんなに安ければどんなに遠くても買いに行きたくなるのではなかろうか。
幸いなことに今年の冬は例年より暖かいと予報が出ている。一方で、今朝のニュースに「夏と秋と冬が一緒に来た」と書いてある。季節はずれのさくら、あぢさい、すいせんの花が一緒に開いている。椿の花もいつもより少し早いようだ。狂い咲きと笑ってばかりはおられない。地球温暖化の精だろうか。