6月1日は衣替えの日。
梅雨も間近というのに、今朝は秋空を思わせるような青空が広がる好い天気。風もさわやか。街に出ると、学生さんや会社員の方々の制服が冬服から夏服に変わっていて、爽やかな風が吹いてきた。
テレビの画面も今日から衣替え。「熊本地震・今後も警戒」の青地に白の文字が今日から消えているようだ。しかし、相変わらずの余震はまだ続いている。ここ数日は回数も減ってきていて、もう、警戒することはないと放送局は判断したのだろうか。そうであればうれしい限りだ。
地震が収束したという発表はまだ少し先のようだが、素人の考えで、どうやら地震も峠を越えたような気がしてならない。しかし、不安は依然として残っている。
そこで我が家の衣替え。整理のできていなかった、地震で散乱したり避難している家具や食器類の整理。大変な作業となった。大きな揺れで、意思に反して勝手に動いたピアノ。元に戻すのに老人夫婦の力ではどうにもならない。
家の傷んだところを調べていただきたいと大工さんにお願いしているが、おいそがしいことだろう、なかなかお出でいただけない。
傷んだり割れたりした陶器類がたくさん出た。こんなにあったかと驚くばかりだ。思い出に残る品もあるが、傷んだ品はすべて廃棄することとしよう。
思い出の品といえば長崎の古賀人形。〝あちゃさん”は完全にこわれてしまった。〝元禄美人”は少しだけかげてただけ、破片を拾ってボンドで修復。素人のこと見栄えは悪いが離れてみればどうやらみれる。
娘が小学生の時に使っていたオカリナ。これもどうやらボンドで修理ができた。でもその音はどうだろうか。形だけ残っていればよいと自己満足。
我が家の衣替え、しばらくは続きそうだ。