梅雨のない北海道を除いて、全国各地が梅雨入りしたと気象庁から発表があった。九州北部地方(熊本県北部)はすでに4日に梅雨入りしているが、しばらく好天が続いていた。
今日は梅雨入りしてから初めての本格的な大雨。熊本地震で大きな被害の出た益城町や南阿蘇村の被災地では洪水や土砂崩れが心配される。東京でも雨となった。東京は水不足が深刻になっていたようだが、この雨は多分恵みの雨となったことだろう。雨は、恵みの雨であったり、非情な雨であったりする。
熊本の梅雨明けは7月15日ころ。うっとうしい梅雨がこれから約1月も続くと思うと気が滅入る。梅雨明けが待ち遠しい。この時期、洪水や土砂崩れなど大きな災害の起こらないことを祈っている。たくさんのき裂が入っているた阿蘇の山々、土石流や山崩れ気になってしようがない。
昨日から、八代地方で震度5弱、震度4、震度3の余震が相次いでで発生した。政府の地震調査委員会が9日、熊本地震について「熊本、阿蘇地方で震度6弱程度の大きな余震が発生する可能性は低下したが、震度5弱程度の余震にはおおむね1か月は注意が必要」と発表した。天気予報の正確性とならび、何度も土をつけた地震情報だが、その予想もだんだんと精度を増してきたようだ。
地震発生からの震度1を超える地震は1736回を数えた。この数日、熊本地震とつながりがあるかは別にして、奄美、宮城、茨城、福島、北海道など全国各地でも震度3を超える地震が相次いで起きている。地震は怖い。怖い地震のない所はないものだろうか。1日も早い地震の収束を待っばかりだ。