昭和56年以前に建てられた木造住宅の「耐震診断事業の説明会」については6月6日のブログに、≪一般診断の募集戸数はわずか136戸程度。それに対して説明会の参加者は少なく見ても700人。受付は9日から、先着順だという。大混乱となるのは見え見え、整理券をわたすとあるが、前日から座り込みでもしなけれ整理券はもらえないだろう。今年傘寿を迎えた高齢のわたし、前日から座り込むなど到底不可能なこと。残念ながら申込はあきらめた≫と書いた。
だが、翌日、申込者があまりに多く、危険も予想されることから、受付方法を先着順から抽選に変更した、と市の担当者からメールが入った。
受付は9日から17日まで。1度はあきらめた耐震診断だが、これを受けないと耐震工事の補助を受けることができない。抽選ではあるが耐震診断に一縷の望みが出てきた。早速、必要書類を準備し市役所へ出かけた。
受付は市役所9階の建築政策課事務室。驚いたことにその日も申込書を受け取りに来た人たちが、事務室前ででずらりと並び説明を受けている。5日と6日の説明会に参加したのは約700人だが、受付方法が抽選に変わったため、その後の申し込み者はずいぶんと増えているようだ。最終的には1000人を超えるのではあるまいか。
無事、受付を終えたが受け取った抽選番号は395。一縷の望みをつないだものの抽選倍率は約10倍。細い糸にやっとぶら下がっている気持がする。抽選日は6月24日。運を天に任せるだけだが、多分またあきらめることとなりそうだ。