毎日が日曜日・でも多忙です!

おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

高齢者に迫る「大負担増時代」

2017-09-18 09:32:01 | 日記

 台風一過、青空の広がる好い天気となった。幸い我が家では何事もなく、ほっと一安心。だが、日本列島を縦断した台風18号は、各地に大きな被害をもたらし、きょう午前10:00過ぎに北海道檜山地方に再上陸した。これ以上被害の広がらないことを祈っている。

 きょう18日は敬老の日。国民の祝日に関する法律第2条で「敬老の日」は、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨としている。

 朝早く、町内自治会の役員さんが「お祝いのお茶」を持参された。町内自治会の規則では、敬老の日に70歳以上の方のいる家庭に、お茶をお配りすることとなっている。我が家のある団地は造成されてから60年近くたったが、年を経るごとに高齢者家庭が増えてきた。全世帯の半数を超えるのではなかろうか。いくつになってもお祝いをいただくのは嬉しいものだが、そのための自治会費用はかなりなものだろう。いつまで続くか、自治会費はたりるのだろうかとよからぬ勘繰りもしたくなる。

 今朝の朝日新聞に大きな見出しで『膨らみ続ける医療や介護の費用、高齢者に迫る「大負担増時代」』と出ていた。「65歳以上の人口が推計で3500万人を超え過去最高となった。医療や介護といった社会保障制度は見直しを迫られ、支払い能力に応じて高齢者にもさまざまな負担が積み重なる。今年からの制度変更でも高齢者の負担が増えた。これからも増え続けることだろう。高齢者にとっては住みにくい、なんだか息苦しい世界となりそうな予感がする。

 高齢者人口の増加に伴い「老人を敬愛し、長寿を祝う」、このことば「古の姥捨て山の時代」ではないが、死語に変容する日がいつかくるのではないかと心配になってくる。長生きはもうしたくない。

 できれば「老人を敬愛し、長寿を祝う」が死語となるまえに、残り少ない人生だが、ぴんぴんころりと元気でこの世を終えたいものだ。