天皇陛下はきょう傘寿となる80歳の誕生日を迎えられた。
これに先立ち行われた記者会見で、これまでもっとも印象に残った出来事として「先の戦争」を挙げられ「前途にさまざまな夢を持った人たちが若くして命を失ったことは本当に痛ましい」と述べられ「平和と民主主義を守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、さまざまな改革を行って今日の日本を築いた」と振り返り「戦争で荒廃した国土を立て直すために人々が払った努力に深い感謝の気持ちを抱いています」と語られた。(朝日新聞より)
戦後48年、平和と民主主義を守る。戦後の目覚ましい発展は、陛下のこの一語につきると私は思うがいかが。
今、私は78歳。わずかにではあるが戦争の悲惨さを知る世代。
これまでこの国が戦争に巻き込まれることはないと固く信じてきた。だが、最近の政治の動きには不安を感じる。先の参院選でねじれは解消したが、自民党と公明党の与党が絶対多数。数の力に頼る強引な国会運営。
国民の大多数が不安を感じ、各界から多くの問題が指摘された「特定秘密保護法」を短期間の審議で強行採決に持ち込み、強引に成立させた。国家安全保障会議(日本版NSC)を成立させた。さらにはテロ対策を名目に共謀罪の検討を始めた。
武器輸出3原則に事実上抵触すると思われる、陸自弾薬を南スーダンでPKOに従事する韓国軍に無償譲渡すると閣議決定。
「(従来の国会答弁は)我が国の基本的な考え方を述べたものであり、緊急事態における例外措置まで排除しない。」と国際平和協力本部事務局はいうが、そのよな独断的な勝手な解釈は可能なことだろうか。そうであったとしてもこのケース緊急事態かどうか、これこそ国会の判断を必要とする重大事項と言えるのではなかろうか。
与党がこれから目指すのは「武器輸出3原則」の拡大見直し、次は「集団的自衛権行使の容認」「憲法第9条の改変」だろう。安倍政権は3年後の衆院選までに、数の力でこの国を造り変えようと躍起になっている。
それは間違いなく戦争への道を進むための布石。今こそこの国の針路を平和へと向けさせなければならない。国民1人1人が惑わずに考えなければならない大切なことではないだろうか。
これに先立ち行われた記者会見で、これまでもっとも印象に残った出来事として「先の戦争」を挙げられ「前途にさまざまな夢を持った人たちが若くして命を失ったことは本当に痛ましい」と述べられ「平和と民主主義を守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、さまざまな改革を行って今日の日本を築いた」と振り返り「戦争で荒廃した国土を立て直すために人々が払った努力に深い感謝の気持ちを抱いています」と語られた。(朝日新聞より)
戦後48年、平和と民主主義を守る。戦後の目覚ましい発展は、陛下のこの一語につきると私は思うがいかが。
今、私は78歳。わずかにではあるが戦争の悲惨さを知る世代。
これまでこの国が戦争に巻き込まれることはないと固く信じてきた。だが、最近の政治の動きには不安を感じる。先の参院選でねじれは解消したが、自民党と公明党の与党が絶対多数。数の力に頼る強引な国会運営。
国民の大多数が不安を感じ、各界から多くの問題が指摘された「特定秘密保護法」を短期間の審議で強行採決に持ち込み、強引に成立させた。国家安全保障会議(日本版NSC)を成立させた。さらにはテロ対策を名目に共謀罪の検討を始めた。
武器輸出3原則に事実上抵触すると思われる、陸自弾薬を南スーダンでPKOに従事する韓国軍に無償譲渡すると閣議決定。
「(従来の国会答弁は)我が国の基本的な考え方を述べたものであり、緊急事態における例外措置まで排除しない。」と国際平和協力本部事務局はいうが、そのよな独断的な勝手な解釈は可能なことだろうか。そうであったとしてもこのケース緊急事態かどうか、これこそ国会の判断を必要とする重大事項と言えるのではなかろうか。
与党がこれから目指すのは「武器輸出3原則」の拡大見直し、次は「集団的自衛権行使の容認」「憲法第9条の改変」だろう。安倍政権は3年後の衆院選までに、数の力でこの国を造り変えようと躍起になっている。
それは間違いなく戦争への道を進むための布石。今こそこの国の針路を平和へと向けさせなければならない。国民1人1人が惑わずに考えなければならない大切なことではないだろうか。