毎日が日曜日・でも多忙です!

おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

20の嘘の発明・猪瀬さん

2013-12-18 11:42:47 | 日記
  西洋の古言に「一つの嘘をつき通すには別の嘘を二十発明しなくてはならない。」とある。
 
 徳州会から5000万円を受け取った東京都知事の猪瀬さん。議会総務委員会での答弁が、回数を重ねるごとにころころとかわる。都議会はしびれを切らし100条委員会を発足させるという。

 猪瀬さんの答弁、聞く限りでは、まさに西洋の古言を証明しているかのようだ。

 都議会に提出された、副知事時代の東電病院関係の書類。いたるところが黒く消されて提出されたという。あるページは全部黒塗りだったという。まさに、証拠隠し。都議会も愚弄されているかのようなていたらく。これも特定秘密事項にできるのではなかろうか。

 先に成立した特定秘密保護法。特定秘密が官僚の意向の赴くままに指定される危険性を宿している。民主党は1月の通常国会に特定秘密法の改正案を提出することを決めた。

 国民の不安を少しでも解消する手立て、自民党、公明党の議員のみなさん、それに野党の皆さんも初心にかえり、議論していただきたい。

 家庭生活でも嘘はだめ。一つの嘘をつきとおすために20の嘘を発明しなければならない。官僚の意のままになりかねない、官僚が決める特定秘密。その中には必ず隠された嘘が含まれていると考えるが、いかがでしょう。

 憲法に定める「国民の知る権利」、これは不動の権利です。だれも侵すことのできない権利です。

 
   

お休みいただきました

2013-12-17 15:20:46 | 日記
 プログを書くのは1時間程度だが、何を書くかと迷う時には3時間近くついやす日もあった。題材も少なくなり、毎日続けるのが少し苦になり、しばらく休ませていただくと12日のブログに書いた。

 休みは、今日で5日。その間には、いろいろな出来事がありました。

 北朝鮮のおどろおどろしい粛清。張成沢・前国防委員会副委員長が処刑された。4日間の裁判で死刑を宣告、その日のうちに死刑を執行。それも残酷な機関銃による銃殺。金正恩第1書記の義理の叔父で「後見人」ともみられていた張氏の粛清。今後、恐怖政治が強まることだろう。北朝鮮の暴走は許されない。

 自民・公明両党は12日、2014年税制大綱を決めた。
 軽自動車税の増税や給与所得控除など。両党が激しい攻防が繰り広げた「軽減税率」については『軽減税率は、必要な財源を確保しつつ、関係事業者を含む国民の理解を得た上で、消費税率10%時に導入する』と収束された。
 ただ、『消費税率10%時に導入する』という文言は『10%への引き上げと同時』とも『それ以降』とも読み取れ、あいまいさを残したいわば玉虫色の決着。
 来年4月からの消費税増税は低所得者の負担が大きい。収入のほとんどを食費にあてる実態がある。せめて食料品には軽減税率を採用できないものだろうか。それはささやかな庶民の願い。

 安倍政権は12日、総額5兆4654億円にのぼる今年度補正予算案を閣議決定した。その多くは、来年4月の消費税増税後の景気の落ち込みを防ぐための経済対策だという。
 また、今年度末に復興法人税を1年前倒ししてやめるため、それで足りなくなる復興予算の穴埋めに8千億円を盛り込んだ。
 消費税増税後の景気の落ち込みを防ぐための経済対策というが、消費税は増税しながら、法人向けには減税の椀飯(おうばん)振る舞い。反対の強い復興法人税を1年前倒ししながら、復興所得税は見直しなし。不公平ではありませんか。
 復興法人税の前倒し分は賃金アップへと、総理は企業に働きかけているがその効果は疑わしい。もし、賃金がアップしたとしても、それは大企業に働く人たちだけが恩恵を受けることとなる。非正規労働者や年金生活者はカヤの外。収入は絶対に増えない。そればかりか年金は2.5%も減額された。
 さらに、その補正予算のほとんどは、公共事業に回される。オリンピックを見つめた東京の道路整備など。国立競技場も新設される。
 ご存じですか。地方では建設資材も働く人も不足し工事費は日に日に上昇していることを。いかに公共事業を増やしても雇用の増加は見られないことを。

 2013年の世相を表す漢字は「輪」だった。五輪の東京招致成功やプロ野球楽天の日本一など日本中が歓喜に沸き、復興を願う輪も広がったのが選考の理由。世界中の国々が大きな平和という大きな「輪」で繋がることを願う。
 ちなみに総理は「夢」と記者団に答えられた。私も「偽」と応募した。「偽」に賛同された方も少しはおられたようだ。

 5日間を振り返り、毎日でなくてもブログは続けることに決めました。これからもよろしくお願いします。

ブログを開いて半年たった

2013-12-12 08:45:44 | 日記
惚け封じに何かないかと思いついたのがブログ。最初に投稿したのは6月10日。早速2人の訪問があり感激した。

 ブログは毎日続けることが大切という。少しだけ休んだ日もあったが、ほぼ毎日投稿し続けることができた。自分ながらによく続けられたものだと感心している。

 この間に随分と勉強した。というより、勉強せざるを得なかった。長年のサラリーマン生活で経験した知識で十分と慢心していたことを、ブログを書くうちに知らされ驚いた。

 かなり知っているとおもっていた単語や語彙の少ないこと。また、人と合う機会が少なく日常生活での話題が減ってしまっていること。さらに文章のまずさ。物忘れもひどくなった。老化現象と片付けるわけにはいかないと改めて知った。

 最初は話題の持ち駒も多くすいすいと少ない時間で投稿できたが、持ち駒がすくなくなると投稿作業に思わぬ時間がかかる。作業は毎日1時間程度だが、何を書くかと迷う時には3時間近くついやす日もあった。今日のブログは何にしょうと悩む姿が夢の中に出てきたときもあった。

 年寄りの冷や水と年甲斐もなく開いたブログだが、今振り返ってみると、素晴らしいことが沢山できた。

 毎日の新聞。ただ読み流していたが、一つ一つの記事の内容を正しく理解する。問題となる記事は多い。その解説と評価を丹念に読みとく。疑問があればそれをすぐに調べる習慣がついた。

 社説、コラム、読者の声などはさらに丹念によむ。読書の数も増えた。日曜日の新聞、書評欄を真っ先に見る。その日最大の楽しみだ。

 さらに、カタカナ語の多さにも気づいた。早速、その日にお付き合いしたカタカナ語を日本語に訳し表にすることを思いついた。つまり特製のカタカナ語辞典を作ったのだ。だんだんと中身が濃いくなってくる。
 
 分からないこと、疑問に思うことは直ちに調べる。国語や漢字、英和辞典、用語辞典などとののお付き合いする時間が多くなった。

 ブログを初めてよかった。この半年、喜寿を迎えた老人がさらに知識を深め若返ることができたと感謝している。

 でも、毎日ブログを書くには少し疲れる。知恵も知識も少し増えたが、「毎日が日曜日・でも多忙です!」このブログ、半年続けられたことに感謝しながら、この辺で少し休ませていただくことにしょう。ごめんなさい。

年金減額どうすりゃいいの

2013-12-09 17:13:34 | 日記
 待っていたというより恐れていた、老齢基礎年金の年金額改定通知書が郵便受けに入っていた。

 10月分の年金は12月に支給されるが、年金額が1%減額となったという通知だ。年金生活者にとっては大きな痛手となる。さらに平成26年4月に1%、昭和27年4月に0.5%が減額されることとなっている。

 物価スライドは物価が上昇すれば増額し、物価が低下すれば減額する仕組みになっており、今回の減額は過去に減額していなかった分を減額するものだとある。物価スライド制が年金の基本ということはよくわかる。だが、長い間ほったらかしてきた過去の下落分をなぜいまになって、減額するのか大いに疑問だ。

 年金生活者にとって2月ごとに支給される年金は、十分とはいえないものの生活のすべて。いただく年金はそのつど生活費に消えてしまう。物価が下落したからといって、その分貯金に回すことなどは不可能なこと。

 毎年、健康保険、介護保険は改定増額されている。年金の受取り額はそのつど少なくなる。来年4月には消費税が8%、10月からは10%に増額される。25年にわたる復興増税も始まる。

 ざっと計算すると、年金生活者は受難の連続。日常の生活もおぼつかない。

 消費税5%増。年金の減額2.5%。復興増税2.1%(復興増税は基準所得で計算されるから、通常の所得税の2.1%より重くなる。)の増。70歳から74歳の医療費も1割が2割と変わる。

 消費税の増額は、現役者よりも年金生活者に重くのしかかってくる。政府は企業の復興税を1年前倒しで廃止した。その分を賃金に回すように経営者に働きかけている。だが、その効果はわからない。果たして政府の思惑通りに進むのか。
 
 かりに、政府の思惑通りになったとしても、恩恵を受けるのは大企業の正社員だけ。非正規労働者はどうなるの。
 
 しかし今働いている人たちには少しでも収入が増える要素は残っている。だが、年金生活者にはそれがない。年金の減額はいつまでも続く。来年4月からさらなる減額がまっている。減額された年金は永久に戻ってこない。
 
 物価スライドは物価が上昇すれば増額するというが、仮に物価がいくら上がっても「マクロ経済スライド制」では(上昇率-0.9%)ほどしか上がらない。物価上昇が0.9%以下の場合年金は据え置かれる。物価にスライドする年金、いかにもよい制度のように見えるが、実質はますます年金の価値を下げてる。
 
 年金生活者の「1万人の不服審査請求」がやっと始まった。上からの目線でなく、下の目線に立った慎重な審査とその結果を待つことだけしか年金生活者には残されていない。なんと情けないことかと思う。 





 

宣戦布告の日

2013-12-08 09:52:22 | 日記
52年前の今日は米英に宣戦布告し第2次世界大戦が始まった日。すべての国民に耐えがたい大きな犠牲を強いた4年間の戦争の始まりの日だ。幼かった私だがこの日は忘れることが出来ない。

霜の降りた寒い日だった。ラジオは臨時ニュースで、真珠湾攻撃の成果とマレーシアに侵攻したことをけたたましく報じていたことをおぼろげながら覚えている。

 死者は300万人を超えた。各地の主要な都市は空襲で焦土と化した。沖縄では地上戦が行われ非戦闘員の女と子ども含め沢山の人が亡くなった。沖縄では今もなお米軍の基地をかかえ、すべての県民が悩み苦しんでいる。一瞬にして廃墟となった広島・長崎の原爆。戦争は残酷、非情、幾多の人を苦しめた。例えようのない悪だと思う。

 最近、百田尚樹さんの小説“永遠の0(ぜろ)”が評判になっている。特攻で散華した主人公の生きた足跡をたどる孫の物語。読み終わって涙がほほを伝わった。

 鹿児島知覧の平和祈念館を訪れたことがある。若き特攻隊員の遺書とも言える数々の手紙があった。国の平和を守るの一心で、爆弾を抱えて飛びたつ若者。2度と帰ることはなかった事実。この世の出来事とは思えない、この世の地獄。

 1945年8月15日、戦争の終わる日を迎えた。だが、その後数日は戦争が続き、多数の犠牲者の出たことを初めて知った。
  
 先日、朝のラジオで「妻と飛んだ特攻兵」の著者富田正義さんのインタビューがあっていた。「なぜ妻と」と興味が湧き早速読んでみた。

 “女が乗ってるぞ!”滑走路を走る飛行機の後部座席に、さらさらと風になびいている長い黒髪が見えたのだ。そしてほどなく群衆は、あの白いワンピース姿の女性も忽然と姿を消したことに気づいたのだ。九七戦闘機に乗っていたのは、ソ連軍戦車に特攻しようとする谷藤哲夫少尉(当時22歳頃)。そして見送りに来ていたはずの妻・谷藤朝子(当時24歳頃)がいつの間にか後部座席に。
                            ※「妻と飛んだ特攻兵」から

 1945年8月19日~21日にかけての満州における出来事だ。関東軍の国境守備隊はソ連軍との圧倒的な戦力差の前に破壊的な敗北を喫した。しかも信じられないことに、居留民を残したまま撤退してしまった。そんな日本人居留民にたいし、ソ連兵は虐殺、暴行、略奪とやりたい放題の蛮行を働く。まさに阿鼻叫喚の地獄絵図。

 当時満州に分散されていた特攻基地の11人の将校が、軍命には背くが、居留民の逃避の時間を少しでも稼ぐために、自らの命を犠牲にしようとしての特攻だったという。妻は残って辱めを受けるよりはと、夫と行動を共にしたのだろう。夫婦愛の片りんを見ることができる。

 そのほか、千島列島東端の占守島しゅむしゅとうのたたかい)でも、太平洋戦争末期の1945年8月18日~21日にソ連労農赤軍と日本陸軍との間で激しい戦闘が行われた。力尽き全員が玉砕したとある。

 悲惨な戦争の現実がそこに見える。
 戦後48年、日本は平和の道を歩んできた。世界中の国々が日本は平和の国と認めている。日本は永久に平和な国であって欲しい。そのための努力を大多数の国民は常に政治に望んでいる。だが時代に逆行しかねない「秘密保護法」の強行採決。今の与党の政治に不安がつのるばかりだ。