追記 ファスナー付けの記事は2019年版もあります
前のエントリー、reverse ridersのファスナー付け作業をまとめました。
ファスナー付けは2年ぶり?以前やはりnuna用のsheep jacketを編んだ時が初めてでした。
更にその前のエントリーにその時の事が書いてあるのですが、自分で読んでもどうやったんだかあまり思い出せませんでした。その記事によると、付け方は、毛糸だま1993年2月号のp.77に載っていると書いてあるのですが、本を発掘するのが面倒なので、怪しい記憶と前のエントリーの写真、sheepjacketの現物を頼りに作業しました。
まず、ファスナーを開いて、各々前立てに仮止めします。
ここで大事なのは、編地を伸ばしすぎない事。伸ばして付けると、仕上がりがうねうねになります。
また、縮めすぎると、ファスナーに引っ張られてつれます。
ちょっと失敗したのは、ファスナーが長かった事。
現物をお店に持って行って、長さを切って調整してもらったのですが、どうも前立てが伸びていたようです。こうして合わせてみたら、微妙に裾のタブのところにかかってしまいました…
でもまぁ再度詰め直しにいくのは面倒だったので、ま、それなりに開閉は可能だろうとこのままつけてしまいました。
更に、ファスナーだけをニットに縫いつけるのももちろんアリですが、前回もグログランで処理して、それで具合が良かったように思ったので、今回もグログランテープでくるんで処理することにしました。
写真の右側のように、ファスナーの端に合わせてグログランテープを置きました。その方が、縫いつける時に曲がらないだろうと思ったので。
縫い糸は、ボタン付け用にまとめ買いしたいつも使っている糸にしてしまいました。色数豊富に持っているので、編地と色が合うもので。
上の写真のように合わせたら、半返し縫いで、ニットとファスナーとグログランテープをまとめて縫っていきます。
仮縫いは面倒なのと、かえってうねうねしてしまうかも?と思ってやりませんでした。仕上がり具合を最初に確認したかったら、やったほうがいいかも?
前の画像を、表から見た状態。
今回前立てのガータ編みは2目だったので、その真ん中、端から1目入ったところを縫っています。
更に、縫い目を目立たせたくなかったので、ガータの山の部分は縫わず、谷の部分のみに半返し縫いの糸が出るようにしました。ちょっと縫いのピッチが粗いかな?とも思ったのですが(そもそもローゲージのニットだし)少しやってみたら強度は十分だと思えたので、そのまま進めました。グログランテープをあとでまつるのが、補強にもなるだろうし、と。
編地の裏側。(裏メリヤスが表なので紛らわしい…)
左の前立て分を、ファスナーの端をくるむように、グログランテープを内側に倒した状態。
同様に、右前のファスナーも縫いつけ終わった状態。
左前のファスナーの上側と下側のひらひらした部分を、グログランテープで隠すように折り込んで、グログランテープをニットにまつりつけようとしているところ。
首側のファスナー端部を折り込んだ部分の拡大。
グログランテープなしだと、このファスナーの上下端のところが綺麗に仕上げられないと思うんですよね…
って、私が洋裁の事あんまりよく知らないからかもなんですが…
グログランテープをまつりおわって、ファスナー付けが完了。
ここでアイロンでプレスして折ったりしたほうがいいのかもなのですが、前回のを見たら、アイロンで押した所がテカってあまり綺麗だと思えなかったので、今回はそのまま折らずにふにふにしたままにしています。
首部分の拡大。
グログランテープを手持ち在庫品で済ましているので、おもいっきりまつり縫いの糸が目立ってますが…(-_-;)まぁいいでしょう…
そんなわけで、作業完了。
そもそも前立ての端が編んでる状態でうねってるので、ファスナーの見え幅に太い所と細い所がありますが…
毛糸自体も均一でなかったので、仕方がないでしょう。
ファスナーが編地より固くて張りがあるので、ぴよーんと全体に出っ張ったりへこんだりはするのですが、そんなには気にならないかなと。
久々の割にはまぁまぁよく仕上げられたと思います。風邪引いてんのに一晩で。
ついでに、やっと明るい時に着たところが撮れたので、追加しておきます。


前のエントリー、reverse ridersのファスナー付け作業をまとめました。
ファスナー付けは2年ぶり?以前やはりnuna用のsheep jacketを編んだ時が初めてでした。
更にその前のエントリーにその時の事が書いてあるのですが、自分で読んでもどうやったんだかあまり思い出せませんでした。その記事によると、付け方は、毛糸だま1993年2月号のp.77に載っていると書いてあるのですが、本を発掘するのが面倒なので、怪しい記憶と前のエントリーの写真、sheepjacketの現物を頼りに作業しました。

ここで大事なのは、編地を伸ばしすぎない事。伸ばして付けると、仕上がりがうねうねになります。
また、縮めすぎると、ファスナーに引っ張られてつれます。
ちょっと失敗したのは、ファスナーが長かった事。
現物をお店に持って行って、長さを切って調整してもらったのですが、どうも前立てが伸びていたようです。こうして合わせてみたら、微妙に裾のタブのところにかかってしまいました…
でもまぁ再度詰め直しにいくのは面倒だったので、ま、それなりに開閉は可能だろうとこのままつけてしまいました。
更に、ファスナーだけをニットに縫いつけるのももちろんアリですが、前回もグログランで処理して、それで具合が良かったように思ったので、今回もグログランテープでくるんで処理することにしました。
写真の右側のように、ファスナーの端に合わせてグログランテープを置きました。その方が、縫いつける時に曲がらないだろうと思ったので。
縫い糸は、ボタン付け用にまとめ買いしたいつも使っている糸にしてしまいました。色数豊富に持っているので、編地と色が合うもので。

仮縫いは面倒なのと、かえってうねうねしてしまうかも?と思ってやりませんでした。仕上がり具合を最初に確認したかったら、やったほうがいいかも?

今回前立てのガータ編みは2目だったので、その真ん中、端から1目入ったところを縫っています。
更に、縫い目を目立たせたくなかったので、ガータの山の部分は縫わず、谷の部分のみに半返し縫いの糸が出るようにしました。ちょっと縫いのピッチが粗いかな?とも思ったのですが(そもそもローゲージのニットだし)少しやってみたら強度は十分だと思えたので、そのまま進めました。グログランテープをあとでまつるのが、補強にもなるだろうし、と。

左の前立て分を、ファスナーの端をくるむように、グログランテープを内側に倒した状態。

左前のファスナーの上側と下側のひらひらした部分を、グログランテープで隠すように折り込んで、グログランテープをニットにまつりつけようとしているところ。

グログランテープなしだと、このファスナーの上下端のところが綺麗に仕上げられないと思うんですよね…
って、私が洋裁の事あんまりよく知らないからかもなんですが…

ここでアイロンでプレスして折ったりしたほうがいいのかもなのですが、前回のを見たら、アイロンで押した所がテカってあまり綺麗だと思えなかったので、今回はそのまま折らずにふにふにしたままにしています。

グログランテープを手持ち在庫品で済ましているので、おもいっきりまつり縫いの糸が目立ってますが…(-_-;)まぁいいでしょう…

そもそも前立ての端が編んでる状態でうねってるので、ファスナーの見え幅に太い所と細い所がありますが…
毛糸自体も均一でなかったので、仕方がないでしょう。
ファスナーが編地より固くて張りがあるので、ぴよーんと全体に出っ張ったりへこんだりはするのですが、そんなには気にならないかなと。
久々の割にはまぁまぁよく仕上げられたと思います。風邪引いてんのに一晩で。
ついでに、やっと明るい時に着たところが撮れたので、追加しておきます。

