witch's knitting room

編み物とか、編み物とか、編み物(^m^)

毛糸だま167よりブリオッシュ編みカモメ模様のスヌード完成!!

2018-02-06 22:04:04 | brioche ブリオッシュ編み
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Pattern ; p.37 Seagull Brioche Scarf or Snood from Keito Dama 2015 Autumn no.167 by Nihon Vogue

size ; 22cmx152cm
yarn ;
main color / Noro Kureyon / 100% wool / 100m/50g / 258 teal-black-purple / 2.3 balls about 232m
contrast color / Filature di Crosa Zara / 125m/50g / 1773 beige / 1.85 balls about 231m
needle ; JP10(5.1mm) DPN
date ; from 18th to 30th January, 2018

引き続き、ラベリーの日本ヴォーグ社年越しkcalネタです。
2015年の毛糸だま秋号より、カモメ模様のスヌードを編みました。ブリオッシュ編みのデザインです。

毛糸だま 2015年 秋号 No.167 (Let’s Knit series)
クリエーター情報なし
日本ヴォーグ社


「ナンシーさんのブリオッシュ編み」いう連載の初回になります。
ナンシーマーチャントさんのデザインかな?と思うわけですが、既存のデザインには同じ模様が見当たらなかったので、とりあえず日本ヴォーグ社さんのデザインいうことでラベリには登録しました。詳しく経緯をご存じの方が訂正してくださるかなって…
次の号に掲載された p.79 Icicle Brioche Scarf or Blanketの方は、ナンシーさんの本にもIcicleとして掲載されていますが、模様は同じだけど作品のサイズ、糸とも違いそうだし、毛糸だまに載っちゃったら版権はそっちにあるんだよね?いうことでこちらも日本ヴォーグ社で登録してしまっています。
Knitting Fresh Brioche: Creating Two-Color Twists & Turns
クリエーター情報なし
Sixth & Spring Books


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前記事の「表目裏目の可能性」三角ショールも4玉目を編んでいて、それは持ち歩き用、家ではスモッキングヨークコートが編み終わっていたので、もう一ついけるだろ?いうことで編み始めました。(表目裏目の可能性の編み地だるだるに気付く前-_-)
去年の年越しkcalの時も時間があればこのパターンを編みたいと言っていたのをブログ記事を読み返して思い出し(^^;)その時は刺繍で燃え尽きたのか、あと数日で仕上げるのは無理、と思ったのか、手をつけることはありませんでした。
今シーズンはRodekoolを編んでから、次なるブリオッシュものを求めていたので、この機会に編んでしまえ、と。

本では、二色使いのショールと、単色のスヌードが掲載されています。
2色使いの方はパピーのルッツとブリティッシュエロイカの組み合わせ。




単色の方は、同じくパピーのミニスポーツが指定です。



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私はもちろん在庫糸で、と野呂のくれよんを使いました。札幌のこみやまやで買った、危険な半端糸シリーズです。


今シーズンは↓野呂ブック42表紙のスカートを編みたいと何度も言っていますが、結局まだ…くれよんも一応買ったのだけど、ちょっとイメージが違うかも?で(-_-)店頭でも実際に見て色番選んだのですがね。
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野呂糸は色々編んでいますが、何気にくれよんは編んだ事が無かったので(^^;)この機会に編んでみて特性を確かめてみよ、てのもありました。
 
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編み図では、ルッツxエロイカの方は8号4.5mm、ミニスポーツの方は7号4.2mmの指定なのですが、くれよんの指定に合わせて10号5.1mmで編むことにしました。今回もRodekool同様、四本針で。ブリオッシュ編みに慣れていれば、輪針で編んで持ち歩き用にもなるのでしょうけれど、まだそう慣れているとも言えないので、家でガシガシ編もう、と思って。

ブリオッシュ編みでは、メインカラー(5目編み出しなど操作のある面を編む糸)を薄色にした方が模様が引き立つよね、とは思うのですが、野呂の段染めを背景にしてしまうのはもったいないと思ったので、明らかに濃色なのだけど、野呂をメインカラーにしました。背景を黒とかにしちゃえばオッケーなのかも?ですが、黒で同じような太さの糸、てのも無いし。グレーの同じような太さので編もうかな?と先シーズンは考えていたようなのですが、そうするとちょっと完成品の重さが気になりそうなので、少し軽めの糸を選びました。その前に、Rodekoolを編んだ時も、背景色を軽めにモヘアにして特に問題なく気に入った感じに仕上がったので、同じノリです。

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てことで、糸は買ってあったベージュのZaraにしました。またもバラ玉のラストチャンスロット違い系です。
そうそう、野呂糸はちっくりが気になる、くれよんは編んだ事がないけれど、そう手触りが良いとは思えなかったので、裏側にザラ、メリノを使って肌触り問題が改善できれば、と思いました。
 
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くれよんを1玉分編んだ写真。
そうそう、スヌードの目数で編み始めましたが、スヌードは編み図では1色なので、スヌードの目数で作り目してスカーフの編み図を見ながら2色で編むと2目余ります(^^;)端の処理が違うようで…やり直さなくても端の目を落とすだけで済んだので良かったのですけど。
で、作り目、何も考えずにRodekool同様2色で作ってしまったのですが、編み図では別鎖の作り目で、最後にほどいて編み終わりの目とかぶせはぎの指定でした(^^;)全く真面目にやっていない…

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そんなわけで、編み終わりは表面、裏面とそれぞれメリヤスはぎしました(-_-;)
これは、表面をくれよんで、裏面の分の目を取り分けつつ、掛け目もしながらメリヤスはぎし終わって、裏面をこれからはぐぞ、いう様子。
 
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それで、裏面をはぐ時は、作り目のくれよん部分も掛け目する感じですくいつつはいでるぞ、いう様子。
 
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はぎ終わった様子。ちょっとこの部分の模様が間延びしてしまいましたが、そこそこ言わなければ目立たない感じで繋げたかと思います。色もここが気に入っているので、ここ前にしてかぶりたいかもしれない、結果的にメリヤスはぎにしてよかったと思いました。
模様編みを、裏面を編まないで終わりにして、表から見て左側からメリヤスはぎを始めれば、間延びしない感じで模様が繋げたかも?ですが、そうするとはぐ相手の目を間違えやすいと思ったので、リスクを避ける為にもこれでいいや、とはぎ始めたのです。
 
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くれよん、ちっくりはそこまで気にならなさそう(ゴミ、というか硬い繊維片みたいなのが昔のシルクガーデンほど多くないと感じた)だったのですが、洗ったらよりソフトになるかな?とエマールで洗って柔軟剤に浸して仕上げました。
洗ったら水がグレーになって、洗剤の泡もさっと消える(^^;)洗ってみてよかったと思いました。

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これが、はぐ前の画像。くれよん2玉分でいいかな?と思っていたのですが、指定の長さに少し足りなかったので、3玉目を使いました。3玉目はつぼなブルーグリーンの部分が無かった(↓写真)のですが、ブルーグリーンの次の色を玉を少しほどいて引き出して合わせてみました。バッチリではないけれど、そう違和感なく色つなぎできたと思います。
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で、編んでる途中は1玉目と2玉目の色順が違うような気がして仕方がなかったのですが、よーく見ると始まっている位置が違うだけかな、と…けどその3玉目はどうなんでしょうね??結び目があってブルーグリーンが抜けたのか??確かめてはいません…
 
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中央のあたりがメリヤスはぎしたところです。洗ったらより目立たないかなって。
 
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ブルーグリーンとこのピンク紫っぽいところが綺麗ですが、黒い部分も結構あって、予想よりダークなイメージに仕上がったかと思うのですが、そこそこ色々な色と合わせやすいと思いました。
 
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実は何がカモメ模様なのかよくわからなかったのです(^^;)カモメの足跡なのか?横にして見ると、カモメの群れが飛んでいるように見えるということかな??
裏側が羽ばたいてるのか?いう気もするし…
模様は、操作の段の種類が2種類で、その2つはずれているだけで同じ操作、いうことで、覚えやすく間違えにくいと思いました。と言っても何度かは間違えたので(^^;)端の部分で間違えていないか確認しながら編むと間違えにくいと思いました。慣れてきたところで間違えてて、その間違いに数模様先に進んでから気づく、いうパターンが多かったので、都度端の模様が合っているか確認しながら編むと良いと思いました。
正直、編み図は引き上げ模様の記号を見慣れていないとわかりやすいとは言えないし、目のない部分が多いと見るだけで「は?何これ?」いう感じで見る気がしないですよね(^^;)けど、この模様はそんなわけで操作の種類が少ないので、編みやすいと思います。見栄えもいいし。模様なしのゴム編みのシンプルなブリオッシュ編みを一度編んだ後におすすめ。
私もかなり気に入ったので、糸や幅、サイズを変えて、また編んでみたいと思います。
 
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前のとまとめ撮りの間に合わせ撮りですが(^^;)
ブリオッシュ編みでふかっとスポンジーにボリュームがあって、暖かく仕上がったと思います。この機会に編んでよかったです。
この色番気に入ったので、これで↑vol.42表紙のスカート編みたいけど…数年前に買ったものだし廃番色なんですよね…悩むな〜

で、仕上がりのサイズを今測ってみたら、22cmx152cmになっています。編み図の指定の長さは125cmなので、ゲージは取っていなかったけど、長さを測りながらそれに合わせて編み終えました。
長物なので、水通し&使っているうちに長さ方向に伸びた感じ??そういうことも考えて、編み図では8号だったり7号だったり、糸の推奨針サイズよりも下げた指定になっているのかも??
ブリオッシュ編み、ふかっとしているから、確かに伸びやすいですものね。また編むときは考慮せねば。 

 
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