前回放送された、1974年の第16回日本レコード大賞と比べて、番組進行の余りの変わりようにビックリポン(古い!)でした。違う局の番組みたいになってた。16回はこちら
ジュリーは「時の過ぎゆくままに」でノミネート。大賞候補の10人ですが、結果、歌唱賞にもれました。ハッキリ言って落選したの。
大賞候補ベストテン10作品は、布施明の「シクラメンのかほり」(大賞)、五木ひろしの「千曲川」(最優秀歌唱賞)、野口五郎の「私鉄沿線」(歌唱賞)、南沙織の「人恋しくて」(歌唱賞)、小柳ルミ子の「花車」(歌唱賞)、森進一の「あゝ人恋し」、内山田洋とクール・ファイブの「中の島ブルース」、西城秀樹の「この愛のときめき」、沢田研二の「時の過ぎゆくままに」、八代亜紀の「ともしび」
ジュリーは少しやつれたような風情。
74年のピンク色の衣装から一転、黒いシックな衣装で けだるい退廃を身にまとい、翳りをおびた表情は「時の過ぎゆくままに」という曲のせいなのか。わずか1年で変わった感があります。
昨年のやんちゃな雰囲気が影を潜め、1年でさらに大人になった印象があります。歌声はまだ声が細い
ジュリーは結婚をし、夏には比叡山フリーコンサートがありました。「悪魔のようなあいつ」の連続ドラマ出演に、フランスでのレコード発売と、世界中を駆け回っていました、結婚しても忙しかったんだろうな・・
それはともかく、レコード大賞自体の変りぶりにはビックリです~ バラエティ色がサッパリ消えました。
wikiより→ ※第17回の大賞は、布施明の「シクラメンのかほり」に決定した。布施明は初の受賞。最優秀歌唱賞は五木ひろし。前年第16回に続いて2年連続の受賞。
この年から1977年(第19回)までは「大賞候補ベストテン」と称する10作品の中から、歌唱賞(5作品)が選出され、さらにその中から大賞と最優秀歌唱賞が決定された。これが1978年(第20回)以降の「金賞」の前身となった。
この年の大賞候補ベストテン10作品は、布施明の「シクラメンのかほり」(大賞)、五木ひろしの「千曲川」(最優秀歌唱賞)、野口五郎の「私鉄沿線」(歌唱賞)、南沙織の「人恋しくて」(歌唱賞)、小柳ルミ子の「花車」(歌唱賞)、森進一の「あゝ人恋し」、内山田洋とクール・ファイブの「中の島ブルース」、西城秀樹の「この愛のときめき」、沢田研二の「時の過ぎゆくままに」、八代亜紀の「ともしび」である。
視聴率は2.7P下落の43.0%。
当時人気絶頂の新御三家(野口五郎、西城秀樹、郷ひろみ)のうち、郷ひろみだけがいかなる賞にも漏れた。大晦日の放送では小川アナウンサーがわざわざ郷に「今どんな心境か」とインタビューする場面もあった。郷は翌年大衆賞を受賞し、新御三家3人そろってのエントリーを果たす。
↑ 新御三家の郷さんだけが賞にもれたのは、この75年だった。今ならこの質問は、炎上してます。